大概内容是冒险中的勇者误入一家魅魔开的旅馆里,然后被魅魔老板娘诱惑,忘记了勇者的责任,成为每天只知道和魅魔biubiubiu的仆人。
「ここがこの町の宿かぁ…」
年若い勇者は大きな宿の扉の前で立っていた。魔王討伐のため、魔王島へと向かう勇者は魔王島にほど近いこの町を訪れた。現在、魔王軍は既にほとんどが魔王島に撤退しており、残るは魔王島での決戦だけ…その準備のために魔王島にほど近いこの町を訪れたのだった。買い物を済ませると日が暮れてしまったので住民に宿を教えてもらい、表通りの宿にやってきたのだった。
「結構立派な宿だなぁー」
外から見ると宿は中々大きく、古びた佇まいもむしろ趣のあるものだった。
扉の前で立っていてもしょうがないのでとりあえず勇者は中に入ることにした。木製の立派なドアに手をかけて扉を開く。
ガチャ…
「こんにちは…」
中に入ると内装もまた立派なものだった。アンティーク調の置物から高そうな絵画まで飾ってあり、いかにも高級な宿と言った装いだった。
(あんまり値段が高いと困るな…)
買い物を済ませた勇者の財布は中々心許ないものだった。詰め込むだけアイテムを詰め込んだため、宿のことを全く考えていなかったのだ。
「あら、お客様かしら?」
「わっ!」
考え事をしていた勇者に突然声がかけられた。声の方向を見るとそこには店員らしき女の人が気づかないうちに立っていた。
「ごめんなさいね、脅かせちゃった?」
「あ、い、いいえ大丈夫です…」
謝る店員?の女の人に少し顔を背け、言葉に詰まりながら勇者は返答する。生来、勇者が女の人が少し苦手だったこともあるが、目の前の女性があまりにも美人だったためだった。伸長の低い勇者からするとかなり背が高く、薄い銀色の髪を後ろで結んだ優しいお姉さんといった風貌で、セーターとスカートが良く似合っていた。
「えっと…結局坊やはお客様なのかしら?」
「は、はい、一泊お願いします…」
お姉さんは近づいてくると少し屈み、目線を合わせて目を見つめ勇者に話しかける。女慣れしていない勇者は顔を真っ赤にしてなんとか答える。今まで泊まった宿屋を経営しているのはおばさんが多く、美人の女性が宿屋の店員なんて初めての経験だったのだ。気恥ずかしくて長い時間目を合わせることが出来ず、つい目線を下にそらしてしまう。
(綺麗な人だけど目を合わせると恥ずかしいな…うわっ…)
だが目を下に逸らした途端に、セーターの上からでもはっきりと分かる彼女の大きな胸が目に飛び込んでしまった。セーターが胸の形に変形して、ピンッと張って強調されている。さらに屈んでせいでセーターの隙間から胸の谷間が見えてしまった。白い乳房がお互いを潰してむにゅっと形を変えている胸に勇者はつい顔を赤くして食い入るように見つめてしまう。
(お、おっきいな…)
両親が早くに亡くなった勇者にとってそれは全く未知のものだったが、男としての性か、目を離すが出来なかった。女性は勇者のその様子に気づいたか気づいてないのかクスッと笑うと、足を伸ばし受付に向かう。
「うーんと…ボクには少し宿泊代は高いかもしれないけど…」
「あ、あのたぶん大丈夫だと思います。僕…俺勇者なので…」
勇者の外見が余りにも少年のようであったため、お姉さんも気になってしまったのだろう。事実勇者は未だ少年といっていい年だった。おおよそ1年前、勇者と任命され旅だったが年齢的はまだまだ子供であった。
(僕って言い方子供っぽいもんなぁ…あんまり舐められないようにしたいんだけど…)
一人称を「俺」にしてちょっとでも大人っぽくなりたいのだが、どうしても僕といってしまうのが悩みだった。
「…っ♡」
勇者の言葉を聞いたお姉さんは一瞬、唾を飲み込んだように見えたがすぐに勇者に向き直る。
「あら!…そんなに若いのに勇者なんて…凄いのね。いいわ、勇者様にはサービスで今晩は無料にしてあげる」
「あ、そんな悪いです…」
「いいのよ、魔王と戦う勇者さまにお金なんて払わせられないわ♪」
ウィンクをしながら笑顔でそんなことを言われると勇者は何もいえなくなってしまう。そんな勇者を尻目にお姉さんはチェックを済ませると鍵を手渡してくる。
「まぁまぁ遠慮しないの♪これ部屋の鍵、そうだ夕食はどうする?部屋に持っていくか、食堂で食べるかどっちでもいいけど」
「え…っとじゃあ後で持ってきてもらっていいですか…?」
「了解♪腕によりをかけるからね~」
ほとんど無理矢理鍵を渡され、勇者は結局無料で泊まることになってしまった。指定された部屋に入ると中も相当な広さで大きなベッドも用意されていた。とりあえず腰をかけ荷物を整理しながら勇者は夕食の到着を待った。
(優しいお姉さんだったな…綺麗だったし)
しかし彼女の顔を思い浮かべると同時に、先程目に入った胸をどうしても思い出してしまう。性に興味が出始める年齢の勇者にとってはかなりの刺激物だった。
(あんな大きなおっぱい見たことなかった…それに柔らかそうで…)
考えれば考えるほどに身体が火照り、段々と興奮してきてしまう。同時に股間が膨らんできて、触って気持ちよくなりたいと思ってしまう。
(ダ…ダメだ!何考えてるんだ僕は!あったばかりの女の人で…しそうになるなんて)
自分を鎮めてなんとか今はその衝動を我慢することが出来た。勇者としてそんなことをしてはいけない、神様に怒られてしまうと考えて無心で荷物を整理する。
コンコン
「勇者様、部屋にいるかしら?夕食よ~」
「あ、はいっ!」
するといつのまにか時間が立っていたのかノックが鳴り響き、先程のお姉さんの声が聞こえた。勇者は急いでドアを開けると美味しそうな匂いが広がり、夕食を持ったお姉さんがドアの前に居た。
「入らせてもらうわね」
「ど、どうぞ」
夕食をテーブルに運びお姉さんはグラスを取り出すと飲み物を注ぐ。先ほどまで想像していたものが目の前にあるためか勇者は少し挙動不審だったが美味しそうな料理を前にするとそっちに夢中になってしまう。
「わぁ~!!とっても美味しそうです!」
「ありがと♪今日はお客様も勇者様しかいなかったから手間をかけて作れたのよ」
勇者はさっそくテーブルについて料理を食べようと手を伸ばすが――
「あ、ちょっとまって?」
「え…な、なんでしょうか?」
「一つ提案があるんだけど、今日無料にする代わりに私とお話してくれない?今日はお客様ももう来ないだろうし、たぶん暇になっちゃいそうなのよ」
「…え!?」
女性とふたりきりで離す経験などほとんどない勇者には難易度の高いことだったが無料にしてもらった上に目の前に美味しそうな料理がある状態では断るにも断れない。
「僕…俺でよかったらいくらでもお付き合いします」
「うふふ…優しいのね♡さすが勇者様、女性の扱いがわかってるわね♪」
嬉しそうにそう言ったお姉さんはテーブルのちょうど向かい側に腰掛け、自分の分のグラスに飲み物を注ぐ。
「じゃあせっかくだし乾杯しましょか?」
「あ、はいそれじゃ…」
「「乾杯!」」
それから勇者は食事をしながらいろいろなことを店員と話した。最初は美人の女性ということでしどろもどろだったが、相手が聞き上手だったこともあり、自分のこともたくさん話した。冒険のこと、勇者に選ばれたこと、両親がもういないこと、また自分がどんな剣技を習得しているか、得意な魔法は何かなど自分を少しでも良く見られたかったためかそんなことも話してしまった。彼女がひたすら話やすかったこともあるが、段々と話しているうちに気分が高揚したせいもあり、言い難いことも全て話してしまった。そのたびに彼女は頷いたり、笑ったり、悲しそうな顔をしたりと反応をしてくれて勇者はとても楽しい時間を過ごした。
「お姉さん…ありがとうございました、いろんなことを話せて、なんだか気が楽になりました」
「こちらこそとっても楽しかったわ、勇者様のこともいろいろわかったし…ね♪」
彼女がウィンクを飛ばしながらそんなこと言う。小一時間の会話で彼女がこうやってからかうことが好きなのはわかっていた。ただ何回やられてもドキドキしてしまうが。食事を終えて、話も一段落したころ彼女が仕込みがあるのでそろそろ戻ると言ったため、勇者は感謝の思いを伝えていた。1人で旅して辛いことも、悲しいことも、楽しいことも誰かに話す機会など今までなかったため、今日話せたことが本当に嬉しかったのだ。
「…そういえばお姉さんのことはあんまり話してくれなかったですね」
「…女は秘密がたくさんなの♪」
話の中で勇者の話はたくさんしたが、彼女自身のことはよくわからなかったのだ。勇者はなんとなく釈然としない気持ちだったが、これ以上引き止めても悪いので別れの挨拶をした。
「じゃあまた明日、朝お願いします」
「はい了解♪あ、お風呂入りたかったら一階の突き当たりに大浴場があるからね~」
「わかりました、おやすみなさい」
「おやすみ…うふふっ♡」
最後に含んだ笑いをしてお姉さんは去っていった。
勇者は言われた通りにお風呂で身体を温める、乳白色のお湯の大浴場で、風呂に浸かるとなんとも言えない幸福感がある。勇者はお姉さんとの会話を思い出し、満足感でいっぱいだった。
(お姉さん、いい人だったな…また明日しっかりお礼しよう)
風呂を出るとまだまだ気分は高揚していたが、段々と眠気も襲ってきたためとりあえず今日はもう寝ることにした。部屋に戻り、ベッドに横になるとすぐに勇者は眠りに落ちていった。
…
…気がつくと勇者は白い空間に佇んでいた。自分の姿は服を着ておらず、全裸で立ち尽くしているようだった。
(ここどこだろ…)
周りを見渡すがただ何もない空間が広がっているばかりだ。
(ゆめかな…?)
すると突然、周りの景色が一変した。今日体験した出来事が流れだし、ある一点でそれが止まる。それは今日出会ったお姉さんとあった時だった、それもその店員の胸が見えてしまった場面だ。
(お姉さんの…おっぱい綺麗で…)
勇者は本能のままに自分のペニスを握った。自慰など今までに経験がなく、ペニスが膨れ上がったときは何もしないように納めてきた勇者は夢の中だからか、それとも本能に従ったのか、大きくなっているペニスを扱き出す。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
扱くごとにペニスに快楽が走る。こんな気持ちいいことは生まれて初めてだ。勇者はただただ夢中で自分のものを扱いた。何も考えず欲求のまま、一心不乱にペニスを包んだ自分の手で上下する。
「あらあら…この子私のことを想ってオナニーしちゃってる…」
その時、勇者の頭に声が響いた。だが勇者はまるで聞こえていないように自慰を続ける。勇者は意識があるわけでなく、ほとんど本能のまま自慰をしていたため聞こえても意味を理解していなかったのだ。
「はぁ…はぁ…ぁっ」
「…やっぱり坊や皮かむりの子供おちんちんだったのね♡しこしこするたびにさきっぽが見え隠れしてる…可愛い」
「あぁっ!!!」
自慰の最中に最中にとつぜんペニスの先端を指で触られたかのような感触があった。突然の感触が強烈な快楽となり勇者を初めての絶頂へと導く。
「っあ…あああぁぁっ…!!」
どぴゅどぴゅどぴゅ!!
「あら…もう射精しちゃった♡」
我慢の限界を迎え、勇者のペニスからびゅくびゅくと精液が溢れ出る、そして完全に精液が出ないまでにペニスを扱き続ける。しかしペニスはまだ満足していないような様子で萎えることなく硬さを維持していた。
「!!…この味、この子まさかオナニーも初めてなの?…なんて最高の獲物なのかしら♡」
そんな声が聞こえるが、初めての射精の快楽に打ち震える勇者の耳には相変わらずとどかなかった。
(気持ちいい…まだ足りない…)
その時勇者の視界が一瞬、ぶれて、白い空間から恐らく宿泊した宿の部屋になった。
(!?…いまのは…)
思考が一気にクリアになり、勇者の頭ははっきりとしたものになる。
(…僕は何をしてるんだ!これは睡眠魔法か睡眠毒を受けたときにそっくりじゃないか!)
無理矢理睡眠状態にされると意識が残った状態で眠りの世界に落とされるのだ。ただ勇者の状態異常に対する耐性は生半可なものでなく、レベル的にも状態異常にかかることはもうほとんどないはずなのだが…
「もう眠りの毒が無効化されはじめてる…さすが勇者様といったところかしら」
勇者の意識に声が響く、女の声のようだが反響が酷く、誰かはわからない。
「っ…誰だ!僕に何をした!!」
「…酷いもう忘れてしまったの?さっきまであんなに私を想っていてくれていたのに…♡」
「…!?」
(さっきまで…え?もしかして…)
勇者がさっきまで自分が行なっていた愚かな行為を思い出す。そしてその時誰を思ってその行為を行なっていたかも。しかし勇者が考えることを許さないかのように突然、唇を何かに塞がれた。
「ん~ちゅっ♡」
「うむっ!?」
温かい何かが勇者の口に覆いかぶさる。いや見えない何かではない、感覚があるということは恐らく現実世界にいる何かに…。そんな考えも勇者の口から与えられる蕩けそうな快楽で中断させられる。
「んちゅ…ちゅる…んっ♡ちゅっ、ちゅ、れろ…ん、んん♡じゅる…ぁむ♡」
「んっ!…あぁむ…ぷはっ…んむっ!」
息も着かせない程、何かは勇者の口を離さない。それどころか何か粘液のような柔らかいものを口に無理矢理押し込めて、歯ぐきの裏を這い、勇者の舌に絡みついてくる。
「じゅるっ♡むぅ…ちゅっ♡はぁむ…れろぉ、んっ…」
(い、息が苦しい、それどころか気持よすぎて…)
口から与えられる快楽が勇者のペニスを膨れ上がらせていた。これ以上はされたら何か自分のペニスから溢れ出しそうだ。勇者にそれが我慢ができないことはわかっていた。
「れろぉ…♡んっ…ちゅっ♡ぷはっ…おちんちん苦しそうね…でも今は我慢してて…ぁむ♡」
「はっ…あっ!んむぅ…はぁ…は、はなせ!…んむぅ!」
(…ダメだ、ここはまず睡眠を解かないと)
勇者は意識を集中する、状態異常は最終的に本人の意思が回復スピードにかかわる。勇者の力を集中させれば使弱まった睡眠ならば解除できると考えた結果、
バシィッ!!
「ちゅっ♡…ちゅっ…あら?」
「はぁ…はぁ…はぁ…」
瞬間、白い空間が消え去り、現実の世界に戻ってきた、見覚えのある宿の部屋だ。そしていま勇者は自分がベッドで誰かに押し倒されていることを認識した。自分の上に跨って勇者を見下ろしている人物、それは…
「ちょっと勇者の力を舐めすぎてたかな?…まさかもう目覚めるなんてね」
「やっぱり…お姉さんだったんですか」
目の前には先程別れた宿屋のお姉さんが居た。ただしその背中には魔物の象徴である、悪魔の翼、頭には角が見えていた。
「まさか…魔物だったんですか…お姉さん…」
「尻尾もあるわよ、ほら♡」
尻尾がクネクネと動き、勇者の頬をつつく。勇者は騙されていた事実を肯定され、激情にかられて吠える。
「僕を騙したんですか!?」
「騙してなんか無いわよ?人間だなんていった覚えはないわ」
「このっ…!」
勇者は力を込め、自分の上に乗っている魔物を突き飛ばそうとするが、動かそうとした両手両足が鉛のように重く、ゆっくりとしか動かない。
「な…!?」
「あはっ♡まだ身体は動かないかな?」
勇者の頭によぎるのは、先ほど食べた食事だ。
「食事の中に何か入れたのか!!」
「正解、あとはお風呂にちょっとね♡」
(睡眠毒もその時か…!でも使用された時間が同じならもうそろそろ解除できるはずだ!)
先ほどと同じように集中すればもう解除できるはずだ。幸いこの魔物自体、自分よりかなり弱い部類だろう。女の姿をした魔物なんて初めてみるが、勇者としての経験がそう告げている。しかし魔物は勇者のそんな考えを見透かしたかのように笑顔を浮かべ、勇者を見下ろす。
「ねぇでも強い勇者様にはそんなのあんまり効かないんでしょ?だからちょっとだけ動きを止めて…こうしたの…あ~むっ♡」
「っ!…んむっ!!」
突然魔物が勇者の顔を両手で固定するとに覆いかぶさり、その唇で勇者の唇を奪った。唇から女の体温が直接伝わる、同時にこの感触は先程夢で味わったものだと理解する。
「ぁむ…ちゅっ♡うふっ…ぁむ…れろぉ…じゅる…♡」
「んむぅ!…ぁっ…じゅる…」
唇で完全に口を塞がれた状態で魔物の舌が勇者の口に侵入し、蹂躙していく。粘液を絡めるように勇者の逃げる舌を舌で絡めとり、同時に唾液を送り込み、勇者の口を自らの唾液でいっぱいにしていく。
「ちゅっ♡んむっ♡…じゅる…ぷはっ♡ね…こうやって魅了しちゃった」
「んっ!んん…ごくん…はぁ…はぁ」
(な…なにこれ…手足から力が抜けていく…こんな状態異常知らない…)
魔物の唾液を飲まされた勇者の手足から力が抜けていた。麻痺であれば手足の痺れがあるはずだが、今は手足が命令を聞かないような状態のはず、つまりこれは全く知らない状態異常だ。呆然とする勇者から糸をひきながら一旦唇を離すと魔物は楽しそうに勇者の上から言葉をかける。
「これはサキュバスだけが使える状態異常…魅了よ♡」
「み…魅了…?」
「弱い相手はひと目見ただけでその人を私たちの意のままに操る状態異常…だけど困ったことに勇者様には全く効かなかったの…だから食事に睡眠草や麻痺毒を入れて、お風呂には”特製”の媚薬効果のミルクを入れて限界まで勇者様の耐性を弱くして…直接私の唾液を飲ませて魅了しちゃったの♡」
(状態異常なら時間がくれば回復するだろう…それまでに僕がやられなければ)
「これを受けた相手は、本当は絶対服従になるんだけど坊やはただ身体の効きが悪くなるだけみたいね」
勇者はチャンスを待った。この魅了とやらが切れる瞬間に魔物に一撃をあたえればいいだけ、魔物の強さでは勇者をそう簡単に倒せないはずだ。
「魅了の効果は麻痺や睡眠よりずっと長いわ…その間に私が何をすると思う?」
「お前程度の魔物じゃ僕を倒すことはできないぞ!」
「うふっ…ねぇ坊やサキュバスの能力は知ってる?」
「サキュバスなんて魔物知らない!どうせ卑怯なことしかできない魔物なんだろう!」
事実、勇者はサキュバスという魔物は知らなかったし、この一年の冒険でも出会ったことはなかった。
「サキュバスはね?夢を支配し、男の精液を搾り出す淫魔…」
「うわっ…!や、やめ…そこは…」
言葉とともにサキュバスが手を後ろに回し、勇者のペニスを撫で回してくる。キスによって勃起していたペニスは触られただけでビクッと反応する。
「そして精液を搾り出すと、その人のレベルまで吸い取っちゃうのよ…♡」
「なっ!!!…あっ…さ…さわるなぁ!」
驚愕の事実を突きつけられるが、ペニスを撫で回す手で思考が快楽で埋まってしまい、考えがまとまらない。つまりこの状況が続くと…
「理解できた?坊やは動けないままお姉さんにおちんちん弄られて、レベルと精液を搾り取られちゃうの♡」
「ぁっ!…せ、精液…?」
「そんなことも知らないのね…♡さっきあなたが夢のなかでしこしこしてぴゅっぴゅっしたものよ♡」
勇者は先程の夢での出来事を思い出す。自分の股間を扱いて快楽とともになにかを搾りだした記憶が確かにあった。とにかくレベルを吸われるなんて魔物がいること知らなかった。
「ぅっ…この…っ!!」
勇者は全力で集中して魅了に対抗して動けない身体を無理矢理動かした。サキュバスの下から這い出し、ベッドから逃げ出そうとする。しかし満足に動けない身体では逃げられるはずもなかった。
ぎゅっ!
「すごい…まだ動ける力があるの?でもだめよ♡ほら、大人しくしなさい」
「うわぁっ!!」
だが勇者が四つ這いで這い出そうとした瞬間、サキュバスに後ろから抱きつかれてしまった。そしてそのまま抱きかかえられ、サキュバスの足の間にに股を開いた状態で挟まれる。そしてサキュバスの胸に勇者の後頭部が埋められるように後ろから抱きしめられる。
むにゅぅぅぅ…
「ほぉら♡お姉さんがおっぱいで抱っこしてあげるから…」
「っ!…は…はなせ…!!」
胸に後頭部が埋められていく感触に一瞬止まってしまったが、再びサキュバスの腕の中で勇者は抵抗する。サキュバスの腕を掴み、なんとか引き離そうとするが満足に力の出ない状態ではサキュバスの細い腕すら引き離すことが出来なかった。それでも抵抗する勇者をサキュバスさらに強く抱きしめ、動きを奪う。
「もうしょうがない子ね…じゃあ抱っこしたままおちんちん弄ってあげる♡」
「あっ!…あぁっ…やめ…」
サキュバスは勇者を抱いた状態で、腰からまわした両手で勇者のペニスを掴んできた。その腕を勇者は掴みなんとしても止めさせようとするが無駄な抵抗だった。サキュバスはそのまま優しく包皮を掌で覆うと下にずり下げようとして、ペニスの皮を剥き始める。
「ほら…皮がめくれていくわ…子供おちんちんから大人おちんちんになるところちゃんと見ててね?」
「あぁっ!…むいたら…だめぇ…っ!」
「だめじゃないの…剥かないと大人になれないのよ?ほら先っぽが全部出てきた…」
「あぁぁぁぁぁっ…」
サキュバスの手によって包皮がずり降ろされ、亀頭が表れる。露出された敏感な亀頭がビクビクと痙攣してしまう。
「うふふっ…先っぽが真っ赤だわ、ほんとに剥かれるのに慣れてないのね」
「っ…はぁ…はぁ…」
自分でもあまり剥いたことのないペニスを他人によって剥かれる羞恥で勇者は少し涙が溢れてしまった。まだ少年である勇者にその辱めは耐えきれるものではなかった、しかしその様子を楽しむようにサキュバスは勇者をさらに責め立てる。
「さぁ…今からのこの剥きたての敏感おちんちんたくさん苛めてあげる…♡」
「だめ…だめぇ!!そこ、いまさわったら…あぁぁぁぁっ♡♡」
剥かれたばかりの敏感な亀頭をサキュバスは容赦なく握った、それどころか剥かれたペニスのカリ首を右手で重点的に責め左手で先端を弄り回す。勇者はあまりの快楽に首を振りながら涙を泣き叫びながらサキュバスの腕にしがみつく。
「うぁっ!!…離してぇ!!ちんちん…おかしくなるぅ!!」
「必死にしがみついちゃって…可愛い♡でもやめてあげない♡」
サキュバスはなおも責め手を休めることなく勇者の亀頭のみを両手で弄り回す。勇者は考えることすら出来ず失神しそうなほどの快楽を与え続けられる。
「ほらほらぁ…気持ちよかったら気持ちいいって言っていいんだよ…?」
「まも…の…なんかに…んっ…あぁぁぁっ!!!」
快楽の中で勇者のプライドが魔物に屈することを許さない。魔物を、魔王を倒すためにここまで冒険してきたのだ。こんなところで魔物に屈するわけにはいかない。
「あら自分でもわかってるのね…あなたは今自分の敵の魔物におちんちんちょっと弄られただけでされてあんあん言って気持ちよくなってるのよ?勇者として恥ずかしくないの?」
「…そ、そんなこと…いって…あぁぁっっ!!!!」
「うふふっ♡喘ぎながら言ってもねぇ?ビクビクしてるおちんちんは正直ね♡」
亀頭を擦る手のスピードは更に早くなる、勇者は強烈すぎる快楽に目の前がチカチカし、身体全体をビクビクと痙攣させるがサキュバスの手は止まらない。ただ亀頭のみを重点的に責め続ける。
「坊や…あなたは自分より弱い魔物におちんちん扱かれて気持ちよくなっちゃってるの…わかった?」
「だれが…ぁぁぁっ!!!!そんな…ぁっ!…こと…ぉぉ!!」
勇者はそれでも抵抗した。それを認めてしまったら自分は勇者でなくなると理解していたからかもしれない。
「まだ抵抗できるの…さすが勇者様♡焦らすより何回も射精させて、私から与えられる快楽を教えこんだほうが良さそうね…♡」」
サキュバスの手が亀頭から竿に握り直される。同時に狂いそうな程の快楽はなくなるがすぐにサキュバスの手が今度はペニスの全体を扱くように動き出す。
「焦らしてごめんね?射精慣れしてないなら最初から射精させてあげればよかったね♡」
「あああっ!…それ…いじょう…うごかしたら…ぁ!」
「動かしたらどうなっちゃうのかな♡」
亀頭だけを弄る快楽とはまた別の快楽が勇者のペニスを襲う、指のリングがカリ首から上下したり、睾丸を揉みしだいたりとペニスから何かを搾り取るような動きだった。そして勇者は亀頭を弄られたことで既に限界を超えていた、射精できなかった分の快楽が全て注ぎ込まれる。
「じゃあそろそろ射精しちゃおっか…しこしこしてあげるから何も考えずにイっていいよ♡」
その言葉とともにサキュバスの扱くスピードがさらに早く、激しくなる。あふれる先走りが潤滑油となりじゅぽじゅぽと音と音を立てて勇者のペニスを扱く。
「ぁ…あっ…だめぇ!…おしっこ…でちゃうぅっ!!」
「おしっこじゃないの…それが精液♡いいのよお姉さんの手でおもらしして♡」
勇者の中で先程夢の中で味わった感覚が襲ってくる。自分の中から何かが溢れ出す感覚、おしっこを出すのと似ているがまた違う感覚を勇者は味わっていた。
「もう…だめぇ!…もれちゃうぅぅぅっ!!!」
「いいのよ…魔物の手で包茎おちんちんしこしこされて白いおしっこびゅーびゅーしちゃいなさい♡」
「あああぁぁぁっ…でるぅぅぅぅっ!!!」
どぴゅどぴゅどぴゅ!!!!
「あはぁっ♡坊や、すっごい量…レベルもたくさん搾り取れたわ」
「あぁぁっ…はぁ…はぁ」
射精のリズムに合わせサキュバスの手がペニスを扱き、奥から溢れる精液を絞りとっていく。
それと同時に勇者は全身の力が抜けていくのを感じた。魅了がさらに重くかかり、先程まで動いていた手足さらに動かなくなり、サキュバスに抵抗していた身体は完全にサキュバスに寄りかかってしまった。勇者を抱きしめるとサキュバスは耳元で囁きかける。
「上手におもらしできたね♡偉い偉い…でもまだおちんちんはビンビンね…レベルが低くなって魅了が効いてきたのかしら」
「はぁー…はぁー…くっ」
勇者は全身に力が入らず抵抗する手段を失って、ただ呆然としていた。まだサキュバスよりレベルは随分高いはずだが、この魅了状態ではサキュバスに対抗する手段はないに等しいのだ。
「もう一回このまま搾ってあげたいけど…今なら魅了も良くかかりそうだから…もう一回かけてあげるね」
「はぁ…ぁっ…やめ…て…」
これ異常魅了をかけられたらもう勇者の身体は勇者のものではなくなりそうだった。しかしサキュバスは勇者の懇願も無視し、勇者を抱きかかえるとサキュバス側に回転させ、向かい合う状態にした。至近距離で見るサキュバスの美貌と大きな胸に勇者は不覚にもドキッっとしてしまう。
「わたしのとっておきを飲ませてあげるからね♡」
サキュバスはセーターをまくり上げると胸を露出した。その豊満な乳房がむにゅんと勇者の目の前にあらわれる、またその先端のピンクの乳首が勇者の目に飛び込んでくる。
「そ、そんなもの、みせる…な…」
「あら?わたしのおっぱいでオナニーしてたのは誰だったかしら…♡」
「…ぁっ…そ…それは」
先ほどの自慰を指摘され、勇者は顔を真っ赤にして黙ってしまう。サキュバスはそんな勇者の頭を抱えると胸の先端、乳首へ勇者の顔を近づけていく。
「いいのよ遠慮しないでおっぱいにたくさん甘えて…♡」
「な…なに…を」
「うふふっ…坊や、お姉さんが”授乳”してあげるわ…」
その意図を理解した勇者は全力で顔を胸から背けて逃げようとするが、魅了によって力の入らない状態では顔を背けることすらできなかった。
「ほーら坊やおっぱいの時間でちゅよ~♡」
「あっ…やめ、むぐっ♡」
サキュバスは勇者に胸を押し付けて、無理矢理乳首を咥えさせた。その瞬間口の中に甘い味が広がり、視界はサキュバスの胸でいっぱいになる。自ら胸を揉みしだくと、母乳を絞り出して勇者の口に流し込んだ。
「たくさんおっぱいちゅうちゅうしましょうね♡」
「んむっ…むぐぅぅぅぅっ…ごくっごくっ」
そして勇者の口の中に大量の母乳が注ぎ込まれた。飲み込まないようにしようとするのだがその優しい甘い味と大量に口に含まされたせいもあり、勇者の喉に、身体に母乳が注ぎ込まれていく。
(甘い…だめだ…のんじゃいけないのに…もっと飲みたくなる)
「ちゅう…ちゅう…ごくっごくっ…」
「ママのミルクはおいしいでちゅか~?うふふっほんとに赤ちゃんみたい♡」
そして一度その味を味わってしまうと喉が母乳を求めてしまい、勇者は自分からサキュバスの乳首に赤ん坊のように吸い付いてしまう。そんな勇者を母親のように優しく抱いてサキュバスは勇者に授乳する。
「坊やはそのままママのミルクちゅぱちゅぱしてていいからね♡」
「むぅっ…むぐっ…ちゅー…ちゅー…ごくっ」
サキュバスは勇者を抱きなおして、再びペニスに手を触れる。勇者は抵抗しようとしたが口がサキュバスの乳房から離れない。魅了による身体の支配が強くなってきたためだった。
「代わりにママは坊やのおちんちんからミルクを搾りだしてあげるわ♡」
ちゅぱ…ちゅぱ…
宿の一部屋で水音が響いていた。その部屋のベッドには乳房を露出し、背中から悪魔の羽、頭に角を生やした美しい女性と全裸のまだあどけなさが残る少年がいた。女性は膝の上に少年を抱え、赤ん坊にするように優しい笑顔を浮かべ、豊満な乳房を少年の口に押し付けていた。
ちゅう…ちゅう…ごくっ
少年は必死にその女性を見つめながら乳房を夢中で吸っているように見えるが、女性を見つめる目は敵意を持含んだ目つきだった。対照的に女性は少年が愛らしくて仕方の無いような、情欲と情愛が混ざり合った瞳で自分の乳を吸う少年を笑顔で見つめていた。
「私のおっぱいはおいしい?勇者様♡」
「むぐっ…!んむっ」
勇者と呼ばれた少年は首を横に振りながら女性を睨みつける。
「強情な子ね…♡でもサキュバスのミルクにいつまで抵抗できるかしら?」
サキュバスと名乗った女性は勇者と呼ばれた少年に囁きかける。レベルを奪われたあげく無理やり母乳を飲まされ既に体の自由も効かなくなりつつあるという状況で、まだ反撃を伺う小さな勇者をサキュバスは微笑みを崩さず見つめていた。
…
(くそぉ…からだがいうことをきかない…)
勇者は必死に抵抗しようとしていた。なんとかサキュバスの乳房から口を離し、その場から逃げ出そうと体に命令をしていた。しかし勇者の口は全く命令に従わずサキュバスの乳房から離れようしない。それどころかさらに乳房に吸い付いてしまう。吸えば吸うほどサキュバスの乳首から甘い母乳があふれ出す。
(かってにのどにながれこんでいく…)
「んっ…ちゅう…ちゅう…んむぅ…」
勇者の口内はサキュバスの母乳で溢れていた。勇者がいくら口と喉を閉じようとしても暖かく甘いミルクは体に染みこむように喉の奥に流れこむ。それを飲みこむたびに勇者の体に力が入らなくなっていく。サキュバスの母乳は勇者の体を確実に蝕んでいた。
「あらあら…おっぱいちゅうちゅうしておちんちんおっきくなっちゃったの?」
「んっ、あっ…あぅぅ…」
サキュバスは勇者を膝の上に乗せたまま、頭を片手で支えてもう片方の手を勇者のペニスを撫で回す。ペニスはサキュバスの母乳の効果か、授乳という行為のがもたらす興奮か、それともそのどちらかか…既に勃起していた。
「甘えん坊なおちんちん…もっと甘えん坊になるようにはママが躾けてあげる…♡」
「はぁ…んっ…」
子供にするような口調が勇者の興奮をさらに誘う。それに応じるかのようにビクッと震えたペニスをサキュバスは片手で掴むとペニスの包皮をゆっくりと剥いていった。亀頭が現れると筒状にした指でサキュバスはペニスを包む。そして優しく優しくペニスを扱き始めた。
シュッ…シュッ…シュッ
「んむっ…あぁ、あっ、んむっ…むぐぅ…」
サキュバスの手が上下するたびに乳房に塞がれている勇者の口から呻くような喘ぎが漏れる。
「さぁ坊や…おっぱいもしっかりちゅうちゅうしなきゃだめよ…」
サキュバスは片手でペニスを扱きながらも、勇者の顔をしっかりと自分の胸に押し付けて母乳を飲ませ続ける。勇者はサキュバスに母親のような口調で授乳をさせられるという行為による羞恥と興奮で顔を真っ赤にしてながらもペニスをビクビクとさせて我慢汁を吹き出している。それを塗りつけるようにサキュバスはペニスを扱き続ける
「ちゅーちゅーするたびにおちんちんもしこしこしてあげるから♡」
「や、やだぁ、んっ、ちゅう…あぅぅ…ちゅう……」
勇者が母乳を吸うリズムに合わせてサキュバスはペニスを上下する。勇者は下半身をよじって快楽から逃れようとするがレベルドレインと魅了により本来の力が出せない勇者ではサキュバスの手から逃れることはできなかった。
(吸うとしこしこされちゃう…だめ、がまん…しなきゃ)
勇者は必死で喉を塞いで、乳房に吸い付きたいという欲求を我慢する。勇者の状態異常への耐性はある程度勇者の意思力によって変化するため少しだけ魅了に逆らえたようだった。しかしサキュバスに完全に主導権を握られているこの状態でそんな抵抗は無意味だった。
「こら、おっぱいちゃんと吸えない子にはお仕置きよ」
サキュバスは子供を叱るように言いながら、優しく扱いていた手を話すと勇者のペニスの亀頭を乱暴に握った。。
「…う…んっ」
握られた瞬間、ビクッとペニス全体が震えるが慣れ始めたせいか先ほどより亀頭への刺激に慣れたようで勇者は耐えられるかもと考えてしまった。しかし勇者はサキュバスの性の技巧をあまりにも軽んじていた。
「悪い子には…亀さんぐりぐりぐり~♡♡」
「んあっ、あぁぁぁぁぁぁっ!んむっ♡ごくっ…ごくっ、あっ、あぁぁっ!」
サキュバスは亀頭を包んだ手をぐりぐりと容赦なく動かした。今までの優しい動きとは変わって鈴口、カリ首など敏感な部分をぐりぐりと集中的に狙うような強烈な責めだった。あまりにも強烈な快楽におもわず勇者は体全体をビクビクと震わせて、口を大きく開けて喘いでしまった。その瞬間母乳が口内に濁流のように流れこむ。
「わかった?お仕置きが嫌だったらいい子にママのおっぱいちゅうちゅうしなきゃだめよ?」
「んっ、ごくっ、んむっ…あぁぁっ…はぁ、わ、わかった…からぁ!ぐりぐりとめてぇ…あぁぁっ!」
サキュバスは容赦なく敏感な亀頭をぐりぐりと責め立てながら子どもにするように勇者に言い聞かせる。勇者は失神しそうなほどの快楽からなんとか逃げ出すため、口から母乳をこぼしながら思わず涙を浮かべてサキュバスに屈服の言葉を発してしまう。
「んむっ…ちゅう…ごくっ…ごくっ…ちゅう…はぁ…」
「そうよ…いい子…やっと自分の意思でママのおっぱい飲んでくれわね…♡」
勇者は強烈な亀頭責めか逃れるためにとにかく必死でサキュバスの胸に吸い付く。乳首に吸い付くと甘い母乳が溢れだす、そしてごくごくと躊躇をせず飲み干す。その母乳が身体に及ぼす影響すらも忘れて無我夢中で勇者は吸ってしまった。
「いい子にはご褒美よ…ママが気持よくおもらしさせてあげる…♡」
乳首に吸い付く勇者を慈愛を込めた瞳で見つめながら、亀頭への責めを中断して再び優しくペニスを扱き始めた。
「ちゅう…んっ!な、なんで、さっき…っ!やくそくしたのにぃ…あぁぁっ!」
「安心して…さっきと違って辛くないからね♡ただ気持ちよくなっちゃうだけだから…」
先程から亀頭責めや愛撫によって高められていたペニスは優しい手淫に一瞬で高められてしまう。
「おっぱい吸ったらおもらししちゃうくらい甘えん坊にしてあげる…♡」
「んっ、もう、あむっ…ああっ!」
優しい手淫が勇者の絶頂を察したかのように優しくも精液を搾り出すような動作に変わる。勇者は堪らず喘ぎながら逃げるように顔を動かすとするがサキュバスの胸に顔を押し付ける形になってしまう。
しゅっ…しゅっ…しゅっ
「んっ、だめぇ!、もう…でちゃうぅぅっ!!」
「いいわよ~♡ママのおっぱいちゅーちゅーしながらおもらししちゃいなさい♡」
ペニスが震える、射精の瞬間、サキュバスが乳房を思いっきり押し付けて勇者の口に母乳を流し込んだ。勇者がそれを飲み込むと同時にペニスから精液が飛び散った。
「んむぅぅぅぅぅぅっ♡♡」
どぴゅどぴゅどぴゅ!!!
「おっぱい必死に吸っておちんちんからおもらしして…可愛いわ♡」
勇者は体全体が反るように、下半身を突き上げ精液をサキュバスの手にまき散らした。同時に身体の力が急激に抜ける。先ほどと同様にレベルが抜き取られていくことがはっきりとわかった。射精している間もサキュバスは乳房を押し付けることをやめずに口内に母乳が流し込む。
「んぐっ…んっ…ぷはぁっ…はぁ…はぁ…」
「うふふっ…もう坊やはママのおっぱいの虜ね♡」
勇者はようやくサキュバスの乳房から口を離し、荒い息を吐いた。飲まされた母乳が勇者の身体を蝕み、勇者の判断力を鈍らせ身体と精神を汚染する。身体は火照り、サキュバスに欲情してしまっているのが自分でもわかっていた。曖昧な意識の中ではっとした時、サキュバスに額を触られていた。
「こーら、おっぱいはもうたくさん飲んだでしょ♡」
「…えっ…あっ」
はっと気がつくと勇者はサキュバスの乳房に再び吸い付こうとしてしまった。勇者は自分からサキュバスの乳首を咥えてもう一度甘い母乳を飲もうとしていたのだ。
「乳離れもできないなんて…ほんとに赤ちゃんみたい♡」
「そ、そんな…こと…!」
「いいの…ママのおっぱいは坊やのためにあるんですもの♡」
頭を撫でながらサキュバスが優しく勇者に言う。再び”ママ”という言葉を使われ、勇者はビクッと反応してしまう。勇者自身もそうだが、ペニスも同様に反応してビクッと反応していた。サキュバスはその様子を察知し、勇者に囁く。
「おちんちんビクッてした…やっぱり坊やはママとか母親を連想させるものに弱いのね…」
「だ…だれがっ!…むぐっ…!」
勇者は羞恥心からすぐに反論しようとするが、突然目の前が真っ暗になった。
「んむっ、むぐっ…んっ…」
「さっきから私がママっていうたびに坊やは反応してたもんね…」
むにょんと顔が何かに包まれる。どうやらサキュバスに抱きしめられているようだ。胸の柔らかさを直に顔面で感じてしまい、恥ずかしい気持ちでいっぱいだったが、勇者はなぜかその母性溢れる胸の柔らかさに安心感を覚えていた。勇者が大人しく抱きしめられているとそのままサキュバスが話しかけてきた。
「食事の時に坊やが話してくれたでしょ…坊やの両親は小さなときに亡くなったって」
(それが、どうしたんだ…)
サキュバスの声が今までとは打って変わって甘い声から少し悲痛を含んだ声色に変わる。
「ねぇ…坊やは小さなときに親を亡くして…母性を、母親をあまり知らないんでしょう」
「……」
サキュバスの言うとおりだった。勇者は幼い頃に両親を亡くしてしまったため親を知らなかった。拾われた村の長老に育てられ、勇者に選ばれ、今まで旅をしてきたが勇者は心のどこかで母親というものを求めているところがあった。それは勇者自身も理解していることだった。
「…親の暖かさも優しさも知らずに今まで一人で旅をしてきたなんて、辛かったわね…」
サキュバスは本当に悲しんでいるかのような声色で勇者に語りかけながら勇者の頭を撫でる。先ほども食事の際このことを話した時に不覚にも彼女が理解して、慰めてくれたことで勇者はつい泣いてしまった。それほど勇者の想いは強いものだったのだ。
「うっ、むっ…むぐっ…んん…」
勇者はサキュバスの胸の中で少し涙を流してしまった。それに気づいたかのようにサキュバスは一層強く勇者を抱きしめる。胸がさらに押し付けられ勇者は胸の間にさらに沈んだ。甘い匂いと暖かさが勇者の顔に広がり、抱きしめられているためサキュバスの体温が身体を介して伝わってくる。そのすべてが勇者に安らぎを与える。
「だからね…坊やは母親に関係のあるものに過剰に反応してしまうのよ、母親への憧れと想いから」
サキュバスの言ったことはおそらくその通りだった。勇者は母性というものに、母というものにずっと憧れていた。母親がいる友だちが羨ましかった。ご飯を作って欲しかった。甘えたかった。抱きしめて欲しかった。
「…坊やはもう頑張らなくていいの」
サキュバスは勇者を一旦胸から開放すると前に座らせ、正面から向きあった。サキュバスのほうが背が高いため見下される姿勢になってしまっていたが。
「ねぇ…坊や、私がママになってあげる」
「えっ…」
(サキュバスがママになってくれる…?僕が憧れていた母親になってくれる?)
勇者は一瞬サキュバスの言葉が理解できなかった。サキュバスはそんな呆けている勇者の目を見つめながら優しく話しかける。
「私がママになってずっと一緒に暮らしてあげる、甘えさせてあげる、抱きしめてあげる…坊やが望むことは全部してあげるから」
(僕がしたかったこと…全部?僕の望みも全部…)
サキュバスはさらに顔を勇者に近づけ、吐息がかかる距離まで近づく。サキュバスの綺麗な顔が近づき、勇者はドキドキと高鳴る心臓を感じていた。
「ね…いい子だからママのものになりなさい…♡」
(そうか…いいんだ、ママができるから、これで…)
そう言ってサキュバスは自分の唇を勇者の唇に近づけ勇者も目を閉じて…その瞬間、勇者の全身を一瞬光りの魔法陣が包んだ。勇者の意識が完全に覚醒し、目の前の敵を認識する。
「離れろっ!!」
バンッ!!!
「きゃっ♡」
勇者はキスされる直前でサキュバスを突き飛ばした、先ほどのキスは契約に近いものだろう。万が一でも勇者が同意していたらおそらくサキュバスに完全に支配されていた。勇者に突き飛ばされたサキュバスはそのままベッドに倒れこむ。
(さっきまで何考えてたんだ!僕は勇者だ、魔王を倒すそのために今まで旅をしてきたんだぞ!)
「人を自分の意のままに操る…今のが本当の魅了か!!」
距離が離れ意識が覚醒したことにより、勇者は魔法により一瞬で勇者の装束に着替える。立ち上がると同時に剣を抜き、サキュバスへと突きつける。先ほどまでの勇者は明らかにおかしかった。確かに母親への憧れはあったが、そんなものは勇者になった時点で切り捨てたものだ。それを今更、勇者としての使命も忘れて叶えるなど絶対にありえないことだ。
「…変ね、私のミルクの効果がこんなに早く切れるはずがないのだけれど…?」
「勇者をなめるな!!」
すなわち、キスの直前に発動した魔法は勇者のみが使える勇者魔法、その中の一つで体力を全回復し状態異常、及びステータス異常をすべて回復する魔法だ。この魔法は発動させるのに相当の魔力と時間が必要な使いづらい魔法のため、中々使う機会がないのだが、状態異常にかかった勇者が一定時間状態異常を解除しなかったとき自動で発動するようにしていたのだった。
(レベルドレインのせいでさらに発動まで時間がかかったけどなんとか間に合った!)
勇者の体感で現在のレベルは元のレベルの3分の2、その分発動まで時間がかかってしまい危険だったがなんとか発動してくれた。そのかわり膨大な魔力を失ったため二回目は発動しないだろう。
「もうちょっとで坊や私のものだったのに…♡」
「…これで終わりだ!!」
微笑みながら座っているサキュバスに勇者は構えた剣を振り下ろした。
「っ!…危ないわね♡」
「!!」
剣が空を切りベッドに突き刺さる。サキュバスがふわっと跳躍し、間一髪で剣を避けられてしまったようだ。どうやらレベルドレインによってサキュバスのレベルが勇者と僅差になっているようで最初と違いサキュバスから感じる威圧感が増している。
「そうね…戦闘はあまり好きじゃないのだけれど…」
サキュバスは空中で一回転しながら一瞬のうちにビキニのような服に変わった。おそらくサキュバス本来の服装なのだろう。背中の羽を広げ、尻尾を妖しく揺らしながら部屋の真ん中に着地すると勇者を挑発的に見つめてくる。
「…今の私なら直接戦っても勇者様に勝てるかもね…♡」
「望むところだ…やってみろ!」
勇者は剣を構え、サキュバスが魔法の詠唱を行う、宿の一室で戦闘が始まった。
カンッ!!キンッ!
勇者の剣と魔法により強化されたサキュバスの手刀がぶつかり合う。最初はレベルが下がったことにより思うように身体が動かせなかったが、段々と慣れが生まれ今では従来の戦闘力を発揮できるようになっていた。
「さすが…っ!勇者さま…!」
サキュバスの手刀が勇者の頬を掠めるサキュバスはレベルを吸い取ったことにより強化されているようで身体強化魔法と体術を複合させた戦術で勇者と渡り合っていた。
「はぁぁっ!!」
だが勇者はサキュバスの攻撃を見極め始めていた。その戦闘経験からサキュバスの両手の動きの一瞬の合間を見抜く、そして稲妻の如く勇者が横薙ぎの一撃を放つ。
「くっ…!」
「くらえっ!!!」
受け止めたサキュバスの両手が弾かれた、その隙を逃さず剣を振りかぶった勢いを利用して蹴りを懐に叩きこむ。
「あぐぅっ!!」
サキュバスは堪らず後退して勢いを殺す、だがある程度のダメージを与えられたようだ。サキュバスは少しふらつきながら体制を立て直す。
「はぁ…はぁ…案外激しいのね、女の人に手をあげちゃうなんて…」
「お前は、魔物だ!!」
「あらぁ…傷つく…わっ!!」
話しながらもサキュバスは羽を使って飛び上がりそのまま勇者に猛スピードで向かってくる。そして部屋の天井スレスレから勢いを乗せた回転蹴りを勇者に繰り出した。勇者は冷静に蹴りをギリギリまで引きつけ側方にステップをして躱した。そしてそのまま着地したサキュバスの胴を薙ぐように剣を振る。
「やぁぁぁっ!!」
「くぅっ!!」
だが勇者の剣は空を切った。サキュバスがその場で地面につくような背面反りで躱したためだ。そのままバク転をしてもう一度勇者から距離を離した。その瞬間サキュバスが瞳を怪しく光らせた。一瞬の輝きを勇者は見逃さず、勇者は呪文を唱える。
「”誘惑の瞳”!!」
「…”プロテクション”!!」
サキュバスの瞳が輝くと同時に勇者の魔法が発動する。一瞬で完全防御魔法が発動し、サキュバスの術を完全に防ぎきった。その結果サキュバスに術使用時の硬直による致命的な隙が生まれた。
「うぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」
勇者が剣を振りかざす。同時に魔法による身体強化を発動、身体を加速させ、一瞬でサキュバスに近づく。サキュバスは驚きの顔を浮かべガードしようとしたが、それよりも速く加速を乗せた勇者の剣が振り下ろされる。
「これで…おわりだっ!!」
ガキィィンッ!!!
「やぁぁぁぁんっ♡♡」
サキュバスは勇者の渾身の一撃を完全に受けてしまった。魔法による防御では受けきれるものではなく、そのままベッドの端まで吹き飛ばされた。ドンッ!!と音を立てて壁に打ち付けられたサキュバスはそのままベッドの壁に持たれるように崩れ落ちていった。
「はぁ…はぁ…レベルが下がってもやっぱり勇者様…強いのね♡」
サキュバスがベッドの上で背中を壁につけて支え息を荒くしながら言う。勇者自身も相当な苦戦を強いられたため、息を乱し相当疲労していた。
「はぁ…はぁ…くっ…とどめを」
勇者は剣を構えてサキュバスが倒れているベッドに近づいていく。サキュバスはどうやらもうこれ以上戦闘を続ける力が無いようで勇者が近づいても立ち上がることができないようだった。しかしサキュバスは笑みを浮かべたままだった。勇者は先ほどまでの苦い経験から最新の注意を払ってサキュバスに近づいていく。
「はぁ…♡負けちゃった…うふふっ…」
サキュバスの荒い呼吸が色っぽい吐息になっていく。サキュバス自身も座り込んでいた体勢から胸を強調するように体を寄せて、誘うようなポーズをとる。胸がむにゅんと潰れてビキニ上の服から溢れ出しそうになる。その瞬間サキュバスから甘いような蕩けるような匂いを感じる。
(うわぁ…お、おっぱいがつぶれて…)
「ねぇ勇者様…♡もう私は戦う力もないわ…だから勇者様が私に何しても私には何もできないのよ…?」
甘い匂いに思わずベッドの手前で立ち止まってしまう。最初にキスされたとき、先ほど母乳の飲まされたときに感じたものと同一のものだ。
「その剣で私を倒しちゃってもいいの?今なら私を倒す前に私に…私の身体に何をしても誰にも咎められないのよ…?」
サキュバスは自分の身体を見せつけながら勇者に甘い、誘惑の言葉をかける。勇者はサキュバスの豊満な胸を引き締まった腰を大きなお尻を、むちむちとした太ももをつい見てしまう。
「想像してみて…?私のおっぱいを、お尻を、太ももをいじくり回して…ぬるぬるのおまんこにおちんちんを挿れてじゅぼじゅぼしちゃうところ…♡」
勇者はつい言われるがまま想像してしまう、自分がサキュバスの肉体を好きな様に求め、欲望のまま交わるところを。はっと気づいた時には勇者の身体が火照り、股間が熱く膨らんでいた。誘惑されてしまったという事実を振り払うように首を振ってサキュバスに剣を突きつける。
「な、なにを言っても、もうだまされないぞっ!」
「そんな強がり言って…♡おちんちんもうズボンの上からでもわかるくらいに膨らんでるわよ♡」
「うっ…!」
言葉通り勇者のペニスはズボンに形が浮き出るくらいに膨らんでいた。サキュバスはさらに勇者の興奮を誘うように身体を反転させると、壁に手を突き、お尻をこちらにむけて腰を淫らにくねくねと動かしてきた。尻尾がにゅるにゅると動く中で、柔らかそうな大きな白いお尻揺れる様子が勇者の視線を奪う。いやらしく揺れるお尻は勇者の興奮を誘い、呼吸が荒くなってしまう。
「あっ…はぁ…はぁ…ごくっ」
「ほらぁ…♡ほらぁ…♡このお尻に顔をうずめておもいっきり味わってみたくない…?」
勇者は思わず言葉通りベッドの上に乗り出してサキュバスのお尻に近づこうしてしまった。揺れるお尻に顔を埋めて思う存分味わいたい、そんあな気持ちが勇者に本当に生まれてしまっていた。
「はぁ…はぁ…っ!?」
「あらぁ…残念♡お尻は好みじゃなかった…?」
勇者はベッドに上がって四つ這いでサキュバスに近づきそうになっている状態で正気を取り戻した。目の前まで迫っていたサキュバスのお尻から逃げるように立ち上がった。魅了の効果は先程打ち消したはずなのだがどうにも我慢が効かなかった。今の勇者の状態は魅了ではなく別の何かによって起こされているようだった。
(だめだっ!気を確かに持て!)
ぶんぶんと首を振ってベッドの上で再度剣を構える。サキュバスの見下ろす形になり、もうあと数歩近づけば剣が当たるような位置だ。一刻も早くこのサキュバスを倒さなければ次は本当にどうにかなってしまいそうだった。
「も…もうおまえと話すことはない!倒してやる!」
「声が震えてる…♡ねぇ勇者様、我慢なんてしなくていいのよ…勝ったのは勇者様なんだもの♡私の身体を好きにする権利があるわ…」
サキュバスはそう言うと壁に突いた手を離し、再度身体を回転させた。ベッドの上に膝を曲げた状態で座ると勇者を上目遣いで見つめる。勇者はその間何も動くことが出来なかった。その場で斬り捨ててしまえばよかったのに、勇者はサキュバスの身体を見つめたまま凍ったよう動けなかった。
「あっ♡わかったわ…勇者様は”ココ”に興味があったんでしょ♡」
「あ、あぁ…っ」
目の前でサキュバスがゆっくりと足を広げていく。ただその光景を見ていることしか出来なかった、サキュバスの服…布一枚を介したとしても初めて見る女のアソコに勇者の身体は硬直してしまう。女のアソコというものを見たことがない勇者は口の中をカラカラにして視線をサキュバスの足の間に集中する。
「ほらぁ…坊やと最初に会ったときからずっと愛液でくちゅくちゅのとろとろになってる…♡」
「あっ……」
ついにサキュバスの足が完全に開かれた。その瞬間、さらに強烈なサキュバスの甘い蕩けるような匂いがむわっ…と広がったような気がした。くらっとするようなむせるような匂いに意識を奪われそうになりながらも勇者はそこにあるものを見てしまった。
「さぁ…見てぇ、これがサキュバスのおまんこよ…♡」
「あっ…あ…うぅ…」
(あ、あんなに…ううっ…あれが女の人の…)
サキュバスのむっちりとした太ももの間、そこにはビキニの上からでもはっきりと見える割れ目が浮かんでいた。それは淫らにヒクヒクと何かを誘うように動きながら液体を布に染みこむように垂らしていた。ヌチャヌチャといやらしく糸を引くそれがサキュバスの言う愛液なんだとわかってしまった。
「はじめてのおまんこはどう?…うふふっ、おちんちんがビクビクして喜んでるわね♡」
「うっ…うぅぅ…」
勇者の勃起したペニスはサキュバスのアソコを見ただけで射精しそうになってしまっていた。サキュバスの誘惑と初めて見た女性のアソコが勇者の正常な判断を失くし、ペニスのさらなる膨大を生んだ。ズボン突き破りそうなほど主張しているそれはサキュバスの視線を感じてまたビクッと反応してしまう。
「…おちんちんおっきくて苦しいでしょう…♡私のここなら、その苦しみを取ってあげられるわよ…」
「はぁ…はぁ…はぁ…」
(おちんちんが破裂しそう、もう、我慢が…)
甘く蕩けそうな声で淫靡な表情を浮かべたサキュバスが勇者を誘惑する。そしてサキュバスのヒクつくアソコだけで匂いと視覚だけで勇者の理性が飛びそうなだった勇者は意識を段々と奪い取られていく。
「焦らさないでぇ…はやくぅ…♡」
「あぁぁぁぁ…うっ…あっ…」
(もう…なにが…なにもかんがえ…)
勇者は呻く。もう脳内までもがぐちゃぐちゃになりそうだった。勇者の使命までもがサキュバスへの肉欲に打ち消されそうになり、もう勇者に何が正しくて何が正しくないのかがわからなかった。
「うふふっ…♡」
勇者のその様子をサキュバスは妖しく微笑みながら、さらに勇者を誘惑するように自らの股間に指を添わせると流れ出る愛液を指ですくう、そして淫らに自分の指を自らの口に運び、愛液をしゃぶるように舐めとる。
「うああああぁっ…」
(もう…だめ…)
勇者の理性がついに崩壊した。自らベルトを外し、ズボンを下に降ろすそのままずり落ちていく。そして勇者はそのまま上半身の服も脱ごうとした。もう今勇者はサキュバスを求めることしか考えられなかった。
「勇者様ぁ…♡剣なんて捨てて…おちんちんで私を倒してぇ♡」
「そうだ…たおす…サキュバスをたおさなきゃ」
勇者の意識が完全にサキュバスに奪われる。正常な判断力を失った勇者は剣を捨てて、サキュバスを自分のペニスで倒そうとしていた。サキュバスの言葉によって誘導された勇者は下着を脱ごうと下を向いた。そこに胸元につけた淡く輝くペンダントあった。
(これ…は)
それは選ばれし勇者に与えられるペンダントだった。教会から与えられ、歴代の勇者が皆所持しているものだった。これは勇者が勇者である限り、光輝き、持ち主が勇者であることを証明するものだった。
(そう…だ、ぼく…は…ゆうしゃだ)
ペンダントは輝きを鈍くしていたが、確かにまだ輝いていた。まだ神に勇者と認められているという証であるその光が勇者に抵抗の気力を取り戻した。
「ぼく…は…勇者だっ!!!」
勇者は目覚めた。部屋中に広がるサキュバスの匂いを消し飛ばすかのように叫び、最後まで捨てなかった剣をサキュバスに振りかぶった。
「やあぁぁぁぁっ!!!」
剣を振りかざす勇者は意識が混濁する中で、ただ勇者としての誇りのため、剣を振りかぶった。
「っ!?」
サキュバスは驚愕の表情を浮かべる。しかし足元に足もとにズボンが脱がされていて、足元がおぼつかないまま剣を振るったためかなんとかギリギリで身体を横に反らして避けることが出来た。
「…まさか…私の誘惑が解かれるなんて…この子、本当に勇者であることが生きる意味なのね」
先ほどまで勇者はサキュバスの特殊能力でも一番強力な”誘惑”に完全にかかっていたはずだった。これは自らの肉体と匂いによる催眠効果で相手の正常な判断力を失わせ、最終的に肉体によって相手を完全に堕とすサキュバウの中でも最も強力な能力だった。しかしこの小さな勇者は誘惑を意思力だけで打ち破り、勇者として自らの意思で剣を振るったのだ
「はぁ…はぁ…うぉぉっ!!!」
一撃目は外れた、勇者は何も考えず無心にもう一度剣を振りかぶった。
ガッ!!
「おちんちんで、って言ったでしょ…♡」
「ぐっ!!」
その剣先がサキュバスに届くことはなかった。二度も同じ攻撃を見逃して貰えるはずもなく、サキュバスは素早く勇者の足の前方を狙い、蹴りつけた。ズボンを脱いで足に引っかかっていた勇者はそれだけで身体のバランスが崩れてしまった。
「うぁっ!あぁぁっ…!」
勇者はそのまま前方に倒れこむ。スローモーションのように倒れる中で淫靡に微笑むサキュバスの顔が目に入る。そして勇者が倒れこむ先には迎えるように開脚したサキュバスのアソコが待ち構えていた。
ぎゅむっ!!!
「あっ、むぐぅっ!!!!むっ…んむぅぅぅぅ!!」
「あんっ♡、もうっいい子だから暴れないのっ♡」
サキュバスは倒れこんだ勇者を頭ごと自らのふとももで挟み込んだ。柔らかい太腿が顔面をガシッと固定する。勇者は抜けだそうと手足をバタバタを動かすが全く抜け出せる様子が見られなかった。
「びっくりしたわ…♡あとちょっとで倒されちゃってたかも…坊やは本当に凄い勇者様なのね…でも、もうここから逃げられないわよ…♡」
勇者の目の前には、布越しでもわかるヒクヒクと淫らに動くアソコがあった。さきほどと違いほとんど0距離で見るそれに勇者は動きを止めてしまう。その瞬間ムチムチとしたふとももがぎゅぅぅぅと勇者を挟み込み、アソコが押し付けられその感触と今までの何十倍ものサキュバスの匂いや滲み出る愛液が勇者を襲った。
「このまま坊やがおちんちんをおまんこに挿れたくなるまで…私のおまんこの味と匂いと形を、たっぷり味あわせて、私のおまんこしか考えられないようにしてあげる…」
「んむっ♡、むぐぅぅっ♡、んぐぅぅぅっ♡」
顔はアソコに押し付けられ、太ももとアソコの感触がダイレクトに勇者へ伝わる。呼吸すると鼻に入るのは酸素の代わりにサキュバスの甘い匂いのみ、そして口の中はサキュバスの愛液が侵入してその味が口内に広がっていく。目の前のビキニに浮かぶ割れ目がヒクつき、クチュクチュと音を立てている。
「うふふっ♡私のおまんこを自分から求めるまでこのままよ…♡」
五感すべてをサキュバスに犯されているような状態で勇者は満足に呼吸も行えないまま、勇者の思考は闇に沈んでいく。サキュバスは勇者に甘く甘く囁きかける。
「次に坊やがここから出てきた時は、坊やは悪いサキュバスを自分のおちんちんで懲らしめる勇者様になってるわ…♡」
5分後
「はぁ…はぁ…すぅぅぅ…はぁ…すぅぅぅ」
「うふふっ…鼻息がくすぐったいわ♡…そんなに吸ったらお馬鹿さんになっちゃうわよ…?」
(だめ…すいたくないのに、すっちゃう…)
段々と呼吸が苦しくなり、つい大きく空気をそってしまったのが失敗だった。その瞬間、サキュバスの匂いが身体中を満たし、その甘美な匂いを吸い込みたくて仕方がなくなってしまった。そして吸えば吸うほど勇者の抵抗の気力、思考力は失われていった。それを理解しているのに、抵抗することができず勇者はサキュバスのアソコの匂いを吸い込み続けた
10分後
「はぁ…んぐぅぅ…ちゅぱ…ちゅぱ…」
「あんっ♡…やっと私のおまんこ味わってくれたのね…ほらもっと押し付けてあげる…♡」
(なめちゃだめぇ…なめちゃだめなのにぃ…)
吸い込んでしまったサキュバスの匂いと目の前のヒクヒクと疼く淫らなアソコが、勇者の理性をさらに壊してしまった。つい舌を伸ばしてそのヒクつく割れ目に舌を沿わせてしまったのだ。そしてもう止まらなかった、溢れ出る愛液を舐めとるように、目の前にあるアソコをひたすら味わっていた。勇者の身体と精神はサキュバスのアソコに屈服しつつあった。
15分後
「ちゅぱ…ぺろ…ぺろ…はぁ…ちゅう…」
もう勇者としての意識は残っておらず、ただ目の前にあるアソコだけが勇者のすべてだった。段々と布越しに舐めているのでは物足りなくなっていた。直接、それを味わいたいとさえ思ってしまっていた。
「あぁん♡んっ、うふっ♡舐めるのも上手くなってきたね…じゃあそろそろ生でしちゃおっか…♡」
(…ああっやっと…)
サキュバスの声が聞こえた瞬間、勇者の目の前でアソコからビキニが消失した。
(ああああっ…ぴんくで…すごい…におい…)
ビキニが消失した瞬間、勇者の顔にむあっと甘い、とろけるようなサキュバスの匂いが押し寄せた。ただいま空気代わりにそれを吸っている勇者には全く苦痛でなく幸福に近かった。
「すぅぅぅっ、はっ、すぅぅぅっ」
「あんっ♡いいわよっ♡もっとたくさん吸って♡」
たっぷりと深呼吸をしながら、観察すると綺麗なピンクのヒダから膣内まですべてが勇者を吸い込むようにヒクついていた。それがたまらなく淫らでいやらしかった。
(はやくぅ…なめたいよぉ…おいしそう…)
もう勇者としての面影はなく、サキュバスに堕された憐れな少年がいるだけだった。少年はもう目の前のそれを味わいたいとしかもう考えていなかった
「さぁいいわよ、私のおまんこ存分に味わって…♡骨の髄まで染みこむように…♡」
サキュバスのその声がかけられると同時に勇者はサキュバスのアソコに吸い付いた。アソコの隅という隅まで自らの舌を走らせ、溢れ出る愛液をすべて吸い取るかのようにとにかく夢中で勇者はサキュバスのアソコを舐めて吸って、味わい尽くした。
「じゅううっ、じゅる、ぺろ、じゅるるるっ!!!」
「あぁぁぁんっ♡あはっ♡、もっと、もっと味わって♡」
(おいしい、おまんこ、おいしい…もっと…)
20分後
「そろそろいいかしら…?♡」
その声が聞こえてサキュバスの太ももが開かれる。ついに勇者はサキュバスのアソコから開放された。しかし20分間でサキュバスの愛液と匂いを絶え間なく与えられた勇者は逃げることも反撃することもなくそのままにベッドに倒れこんだ
「あっ…はぁ…はぁ…はぁ」
勇者の顔面はサキュバスの愛液と涎でぐちゃぐちゃになっていた。息を荒げて虚ろな瞳のままベッドにうつ伏せに倒れ込んでいた。そんな勇者を微笑みながらサキュバスは勇者を抱き上げて、正面に向かい合うように座らせた。そして耳元で囁きかける
「うふふっ…すっかりおまんこのこと考えられないようになっちゃったみたいね」
「はぁ…あ…おまんこ…」
刷り込まれた匂いと味によって勇者の意識は未だにサキュバスの蜜壺に閉じ込められているかのようだった。
「さぁ坊や…坊やは勇者様でしょ?目の前に悪~いサキュバスがいるのよ♡勇者様がこらしめなきゃいけないんじゃないの?」
「勇者…僕は…勇者だ」
勇者は虚ろな瞳のまま呟いた。魅了による精神、身体支配によりサキュバスに全てを奪われたとしても勇者という言葉に反応をした。サキュバスは勇者が勇者であろうとする認識を利用し、勇者に催眠をかけていく。
「そうよ…勇者様はそのおちんちんで悪いサキュバスをやっつけるんでしょ…」
「おちんちん…これで…やっつける」
勇者は自らパンツを脱ぎ始める、サキュバスの誘惑と魅了を併用し複合した催眠は勇者の意識を完全に書き換えた。
「いっぱい私のおまんこ苛めてねぇ…勇者様ぁ♡」
「…っ!?」
唐突に勇者の意識がはっきりした。
(確か僕はサキュバスに騙されて…)
勇者は宿で目の前のサキュバスに騙されて手痛くやられたことを思い出した。サキュバスを倒すために旅をしてきた勇者はついその棲家だと思われる場所に言ったのだがそこで卑劣な罠にかかり追い詰められてしまったのだった。
(記憶が曖昧だ、どうやって騙されたのかが思い出せないっ…!)
記憶に靄がかかったかのようにはっきりとしない。だが相当勇者は追い詰められてあと一歩で負けてしまうような状況だったはずだが…
「!?」
だがしかし、現在何故か目の前にはベッドの端で座り込み息を荒げるサキュバスがいた。
(…そうだ!なんとか反撃をして追い詰めたんだった!)
サキュバスに追い詰められた際、自らの魔法で洗脳を解きサキュバスに渾身の一撃を当てて、サキュバスをベッドまで追い詰めたことを思い出した。そこから勇者は電撃の如く思考を切り替え、今がチャンスと勇者はサキュバスに一気に近づいた。迫る勇者に思わずサキュバスは逃げ出そうと飛び上がろうとする、が瞬間、勇者がサキュバスの足を掴んだ。
ガシッ!
「逃さないぞっ!」
「きゃっ…!!」
逃げようとするサキュバスの足を勇者は両手で掴んでその場に抑えこむ。
「これで終わりだサキュバス!!」
「あっ、許して…坊や!」
サキュバスは勇者に掴まれたままじたばたと手足を動かして藻掻く。だがいくらサキュバスのほうが身体が大きくても勇者の力には敵わないようで、勇者は余裕を持って抑えることができた。
(チャンスだ!!)
勇者は一瞬の隙を見て自分のズボンからペニスを取り出した。このサキュバスの肉体は情欲をそそるのには十分なものだったため、勇者の既にペニスは大きく硬くなっていた。そして押さえ込んだサキュバスの足を掴んで無理矢理股を広げ、正常位の姿勢で狙いをサキュバスのアソコにつける。
「勇者のおちんちんで倒してやる!」
「あんっ♡そんなぁ無理矢理ぃ…♡」
口ではそう言いながらもサキュバスのアソコは既にぐちょぐちょに濡れており、求めるようにいやらしく膣がヒクヒクと動いていた。
(所詮サキュバス、男を求めることしか出来ない、いやらしい魔物だ)
そして勇者が膣口にペニスの先端をつけるとサキュバスの膣はそれを中へ中へと吸い込もうと蠢く。
「こんなにぐちょぐちょでそれにおちんちん欲しがるみたいに動いてる…敵のおちんちんを欲しがるなんてなんていやらしい魔物だ!」
「んあっ♡そ、そんなこと言わないで…♡」
勇者はいつでも挿れれるようペニスを構えた。このサキュバスをどう懲らしめようか思案しながらサキュバスの瞳を見つめサキュバスを言葉で責め立てる。
「一回膣内に射精したくらいじゃ許してあげないからな!何度もイかせて、射精してお前の膣内を僕の精液でいっぱいにしてやる!」
「ああぁっ♡そ、そんなぁっ♡」
「…くらぇぇぇぇっ!!!」
勇者は膣口につけたペニスを全力で前に突き出した。
ずにゅぅぅぅぅぅぅっ♡
「くっ、うぁぁぁぁぁっ!!!」
「あぁぁぁぁぁんっ♡」
サキュバスの膣にペニスが一切の抵抗もなく挿入された瞬間、サキュバスの嬌声と共に蕩けるような熱い感触が勇者のペニスを包み込んだ。膣内は生き物のように蠢いて一気にペニスを膣の奥へと吸い込むように咥え込んでいく。そして膣内のヒダがペニスから全てを搾り出すようにペニスを撫で、締め付けてくる。勇者の想像を遥かに超えた快楽に勇者のペニスは一瞬で高められる。
(な、なんておまんこだ!これじゃ…もうっ)
「ぁっ♡んっ♡膣内で…ビクビク、してるぅ♡も、もうでちゃうのぉ…?」
サキュバスは快楽にとろけた表情をしながらも勇者が限界だということを悟ると勇者に挑発的に声をかける。悔しいがもう勇者に我慢はできそうになかった。せめても反撃とばかりにサキュバスの腰を掴んで射精する瞬間に膣内の奥まで思いっきりペニスを押し込んだ。
「く、あああああああっ!!!」
「あぁぁぁぁっ♡おくっ♡はいってくる♡あぁんっ♡」
どぴゅどぴゅどぴゅ!!!
「んっ…ぁっ、ドクドクって、おくに…でてるぅ♡」
「はぁ…はぁ…はぁ…」
サキュバスの膣内で勇者は大量の精液をまき散らした。未だにペニスがビクビクと震え精液の残りを吐き出している。精液が送り込まれた瞬間サキュバスの膣は喜びを表すかのようにペニスに纏わりつき、残りの精液を搾りだそうとしてきた。あまりの快楽に勇者は一度体制を立て直すためにペニスを膣から引き抜こうとする。
ぎゅぅぅぅっ!!!
「なっ…!!あぁっ!」
「うふふっ…サキュバスのおまんこはそう簡単に離れないわよ…♡」
腰を離してペニスをを引き抜こうとした瞬間、膣内が一瞬で収縮してペニスを挟み込んだ。急激な締め付けによってペニス内に残っていた全ての精液が搾り取られる。
「ねぇ…あんなにかっこいいこと言ってたのにこの程度なの?勇者様…♡」
(こいつ…思った以上に強敵だ!)
勇者のペニスが入れた瞬間に絶頂にまで持っていかれたということは、それほどまでに強力な膣を持っているようだ。気合を入れなおして勇者は膣を責める以外の絡め手を持ってサキュバスに再び挑むことにした。膣内は幸い勇者のペニスはまだ硬度を保っており、このまま戦いを続けられそうだった。
「こ、こんなの序の口だっ!くらえ!」
勇者は挿入したままサキュバスの足の間から身を乗り出す。そしてそのままサキュバスの胸に抱きついた。ぱふんっと豊満な乳房に顔を埋めるように抱きついた勇者を、サキュバスは勇者の頭を両手で抱きしめるようにして迎える。
「あんっ♡…うふふっ、なぁに♡おっぱいが恋しくなったの…?」
「こうするんだ!んむっ!、ちゅうっ、れろぉ、ちゅ、ちゅぅ~!!」
「あっ♡んぁっ♡んっ、んっ、そんな、そこはっ♡」
勇者はサキュバスの豊満な乳を見て、胸を責めることを考えたのだった。予想通りサキュバスは嬌声を上げてr乳首への集中的な責めに浸っている。チャンスとばかりにそのまま柔らかいサキュバスの胸を揉みしだいた。そしてその状態で乳首を口内で転がし、思いっきり吸い付く。
「んぁぁっ♡そんなに、んっ♡吸っちゃだめぇ♡あぁぁんっ♡」
(あとはこれで…!)
そしてそのまま勇者は再びサキュバスの膣にペニスの輸送を再開する。最初と違い、胸を責めているおかげか膣内もさきほどより大人しくなっていた。しかし相変わらずとろとろの熱く柔らかい感触は変わず勇者のペニスは自ら責めているのに快楽を感じてしまう。なんどかその快楽を我慢し、自分のペースを握るべくその状態で勇者は腰を動かし始める。
じゅぼじゅぼじゅぼっ!!!
「んぅっ♡あぁんっ♡あっ♡あっ、そんな、んっ♡乳首と、一緒にされたらぁ…♡」
「ちゅう、ちゅう、んっ!?…ごくっごくっ」
ひたすら腰を動かしながら乳首を吸っていると突然、サキュバスの乳首から母乳が吹き出てきた。母乳を出すこともサキュバスにとっては快楽なようで吸うたびに喘いでいる。驚いたが好機と思った勇者は、胸を揉みしだき母乳を搾り出すようにサキュバスの乳首を吸い続けた。
「あぁぁぁぁんっ♡のんじゃだめぇ♡んんっ♡」
「んっ…ごくっ、ぷはっ!これでお返しだ!んむっ、ちゅぅぅぅぅっ!!」
乳首への責めは思った以上の効果を上げたようだ。そして何故か母乳を飲むと体力が回復している気がする。特別な効果でもあるのだろうか…。だがそれも相まって自分のペースで責め続けられている。このままならサキュバスをイかせた上で射精できるだろう。
(ん?…なんでぼくは…サキュバスに射精しなきゃ、いけないんだ?)
一瞬何故か疑問が頭に浮かんだ。全く何を考えているのだろう、魔物を倒すためにそうしなければならないことはわかってるはずなのだが。勇者はそんな疑問を振り払うように激しくサキュバスの胸に吸い付き、腰を容赦なく叩きつけた。
ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!
「あっ♡はぁっ♡もう…だめぇ♡おまんこ、掻き回されてぇ、いくぅぅぅぅぅぅぅっ♡」
「むぐぅぅぅ!?ぷはっ、ぐっ、ああああっ」
びくっびくんっ!
どぴゅっどぴゅっどぴゅっ!!
サキュバスが全身をビクンと震わせて嬌声を上げた瞬間、突然乳房から大量の母乳が溢れだした。さらにサキュバスの絶頂と共に膣が急速に収縮し、勇者のペニスに凄まじい快楽が走る。収縮しながらも蠢き、精液を搾り取ろうとする膣に耐えることは出来ず、再び勇者はサキュバスの膣内に先ほどよりも大量の精液をまき散らした。
「ごくっ…ごくっ…はぁ…はぁ…」
「あっ、んっ♡…はぁ♡…はぁ♡」
膣内で長い射精が終わる。最後に乳首を吸い付き母乳を飲み干すと、勇者は荒い息をつきながらも再びサキュバスに向き直る。サキュバスは未だにビクッビクッと痙攣する身体のまま、幸せそうに淫靡な微笑みを浮かべる。まだまだこの魔物を倒すことは出来なさそうだ。
「このぐらいで終わらせないぞ!」
「はぁ…♡はぁ…♡うふふっ♡…あぁぁぁんっ♡」
そして勇者は再びサキュバスと交わり始める。ただ勇者の使命として、サキュバスをこの手で倒すために。
…
ずちゅっずちゅっ、ずちゅぅぅっ!!
「あっ♡んっこんな…獣みたいな…あぁぁぁんっ♡」
「くっ、はぁ、でるっ!!!」
どぴゅどぴゅどぴゅ!!
「あぁぁぁぁんっ♡すごいっ♡奥に、びゅーびゅーでてるぅ♡」
「くっ、あぁぁ…、はぁ…はぁ…まだ、まだ!」
サキュバスを四つ這いにさせ後ろからペニスを挿しこみ、容赦なく膣の最奥で射精する。後背位によって膣内を徹底的に陵辱されたサキュバスは快楽から手足に力が入らず、そのまま崩れてしまった。既に何度もサキュバスの膣内に果てているはずの勇者のペニスはまだまだ硬度を保ったままだった。
…
「…っあ♡んっ…奥、ぐりぐり、されて、あぁっ♡あっ、んんんっ♡」
勇者は未だサキュバスを犯すのをやめない、既に相当な回数射精しているのだがが勇者のペニスはとどまることをしらないかった。今度は真正面から抱き合い、対面座位の形になっている。勇者はぐりぐりと腰を動かしサキュバスの膣内の快楽を感じるとおもわれる場所を抉っていた。サキュバスのほうが身長が大きいため、抱き合うというよりも一方的に抱きつかれているような図だが、サキュバスは快楽に喘ぎ、勇者は容赦なくサキュバスの膣を責め立てる。
「もうっ♡だめぇ♡、んぁぁぁぁぁぁっ♡」
「くっ!!」
どぴゅどぴゅどぴゅ!!!
もう何十回目かわからない精液がサキュバスの膣内を満たした。ビクビクと震えるペニスは精液を吐き出しながらまだ満足していないようで依然として硬度を保ったままだ。
「はぁ…♡あっ♡も、もう、だめぇ♡」
勇者は容赦なく、その状態からサキュバスを押し倒して再び正常位の姿勢となる。サキュバスは既に痙攣しっぱなしでもう自分から動くことも出来ないような状態だった。勇者は一方的にサキュバスの膣をじゅぼじゅぼと犯す。
ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!
「あんっ♡あっ♡、あっ♡、んぁっ♡きもち…いい♡おかしく…なりそうっ♡」
「はっ…はぁ…んっ、はぁ」
一心不乱に勇者は腰を動かした。もう精液は垂れ流しているような状態だったが、いつまでも柔らかくならないペニスをただひたすらサキュバスの膣に腰を叩きつけた。
「ぁあ♡、もうこわれちゃうぅぅぅぅ♡んんんんんっ♡」
「はぁ…はぁ、これで、倒してやるサキュバス!!」
ビクビクビクッ!!!
サキュバスの身体が耐え切れないとばかりに痙攣を起こす、同時に膣が収縮して勇者のペニスも射精してしまうが勇者はそんなことお構いなしに射精しながら休むことなく腰を振り続ける。
「あっ、イった♡もうっ♡んんっ♡いったからぁ♡」
「まだだ!」
「あんっ♡あんっ♡いやっ♡またイクっ♡イっちゃうううううううううっ♡」
サキュバスがその瞬間、ビクンっと大きく身体を反らし大きな嬌声を上げた。その瞬間、今までの締め付けが嘘のような凄まじい締め付けが勇者のペニスを襲った。全方向から精液を搾り出そうとする膣肉が迫り、圧倒的な快楽となって勇者に伝わった。
どぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅどぴゅ~!!!
「がぁっ!!、あっあぁぁぁぁぁ!!!」
「あぁんっ♡せいえき、きてるっ♡なかでビクビクって、あばれて…んぁぁぁぁぁっ♡」
その瞬間、勇者のペニスから普通ではありえないほどの大量の精液が溢れだし、サキュバスの膣内を隅から隅まで埋め尽くしていった。膣内は歓喜を表すかのように収縮し、ペニスを撫で回し、精液を飲み干していく。長い長い射精が終わると遂に限界とばかりにサキュバスの膣が弛緩していった。それを認識した勇者は最後の力でペニスを膣内から引き抜いた。抜かれた瞬間、サキュバスの膣内からどろっと大量の精液と愛液が溢れだしてきた。
「はぁ…はぁ…くっ…は…」
ペニスを引きぬいた瞬間、勇者は力尽きたかのように倒れこんだ。そのまま上半身がサキュバスの足の間を通り、サキュバスの胸に倒れこんだ。
ぱふんっ
勇者の顔がサキュバスの胸の間に当たった瞬間、柔らかな胸の感触が勇者の顔を覆った。そのままサキュバスの胸の間に勇者の顔は埋まっていく。
「はぁ…はぁ…まさか、坊やにこっちでも、倒されちゃうなんて…♡」
サキュバスは勇者を抱きしめて、荒い息を吐く。勇者は自分がサキュバスに抱かれているのがわかっていたが、体中の力が抜けてもう身体を動かすことができないようだった。それにサキュバスの柔らかく暖かな胸の間は心地よかった。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
「あら、さすがに坊やも疲れちゃったのね…大丈夫よ、おっぱい…飲んで…?」
サキュバスが胸に埋もれた勇者の顔を持ち上げると乳房の先端まで動かした。目の前に現れたピンク色の乳首を見た勇者は、無意識にそれを口含みちゅーちゅーと吸い始める。途端に乳首からは特濃の母乳が溢れだし、勇者の喉を潤していく。
「んっ、ちゅう…ごくっ…ちゅう、ちゅう…」
「うふふっ♡可愛い…おっぱいたくさん飲んで…元気になってね♡」
勇者は母乳を一口飲むごとに自分の体力が回復していくのを感じていた。先ほど飲んだ時も感じたものだ。だがいまはそんなことどうでもよかった。今、勇者は達成感に溢れていたのだ。そう、自分は悲願だった勇者の使命を全うしたのだ。
「ごくっ…ぷはっ、ぼくはやったんだ…」
「そうよ、えらいわ♡坊やは悪いサキュバスをおちんちんでやっつけたのよ♡」
サキュバスが頭を撫でながら勇者を褒める。勇者はまんざらでもない気分でサキュバスに撫でられるままでいた。優しく頭を撫でられてサキュバスの柔らかく大きな胸に抱かれていると、とても安心した。
「これでぼくは勇者の使命を達成できたんだ…やりとげたんだ!」
「そうよ…勇者の使命を果たしたんだもの♡これで坊やの旅は終わり…これからはずっと一緒に暮らせるわ♡」
「うん!」
そうだ僕の旅は終わりだ、使命は果たしたんだ、これで僕は…と一緒に…
(…者…魔…し)
その瞬間、勇者の頭に誰かの声が聞こえた。サキュバスが喋っているわけではない、よく聞くとそれは胸元から聞こえているようだった。
(勇者…魔…倒し…)
そこには鈍く輝くペンダントがあった。それを見た瞬間、頭がビリビリと痛み出す。何か大切なことを忘れているようなそんな…
「…っ!?坊やダメよ!その声を聞いたらっ!」
(勇者は…世界を救うため、魔王を倒す者)
その声がはっきりと響いた瞬間、今まで見ていた世界が幻想のように崩れ去った。勇者の中で世界は全く違うものになった。達成感は絶望感へ、勇者の使命、宿での出来事、すべてが絡みあい頭が割れるように痛い。そして抱かれている相手が誰であるかということも、
「ああああああああああぁ!!!!!」
勇者の中で自分のしていたこと、していたこと、勇者の使命がぐちゃぐちゃとなって混ざり合う。サキュバスに操られた自己意識と勇者としての自己意識が互いにせめぎあい、勇者の意識が飛びそうになる。
「っ!坊や落ち着いてっ!」
「あぁぁぁぁぁっ!!!」
サキュバスが勇者を胸に抱きしめて抑えこむ。それに対し勇者は子供のように暴れて引き離そうとする。サキュバスは勇者を方手で抱きしめて押さえ込みながら、凍るような冷たい表情を浮かべ勇者の胸元のペンダントを握る。
「これが坊やがいつまでも苦しめてる原因かしら…!目障りだわ」
ブチィ!
サキュバスが底冷えするような声を出し、ペンダントの鎖を紙の如くいとも簡単に引きちぎった。そのままベッドの端にゴミのように放り捨てると胸に抱いた勇者を見つめ、悲しそうな、諦めたような表情を浮かべると勇者の頭にそっ…と触れた。
「ぁぁぁぁっぁ…あっ、はぁ…はぁ…」
「…落ち着いたみたいね」
頭に触られたと同時に勇者のぐちゃぐちゃとした脳内はスッと収まり、元の、本当の元の勇者の人格のみが残った。そして抱きしめられている相手のサキュバスを睨みつけ、術が解かれた意味を問う。
「…はぁ…はぁ…な、なんで術を解いた…!?」
「…勇者の認識を変えて坊やを幸せなまま、私のものにしようとしたのだけれど…坊やを勇者にしたい人に邪魔をされるみたい。苦しそうな坊やをこれ以上見てるのは…出来なかったわ」
サキュバスは悲痛な面持ちで勇者を胸に抱いたまま起き上がった。勇者は頭は割れるように痛かったことを思い出し、同時に何故、開放されたかを思い出す。サキュバスが勇者のペンダントを引きちぎったことで勇者は頭痛から開放されたのだった。
「…っ!!ペンダント!ペンダントを返せっ!」
「ダメよ、あれがある限り坊やは勇者であることを捨てられないみたいだから…」
「ふざけるな!あれが…あれがないと…」
勇者はサキュバスを引き離そうとサキュバスのお腹のあたりを全力で押して、離れようとする。だが全くびくともしなかった。勇者は確かに全力を出しているはずなのに、サキュバスは力など込められていないように平然と勇者を抱きしめ続ける。
「はなせっ!はなしてよ!ぼくは、勇者なんだ!、あれが、あれが勇者の」
「あれが勇者の証明…なのね」
…
サキュバスは暴れて抜けだそうとする勇者の言葉を先に口に出した。勇者の先ほどの状態からなんとなく予想はついていた。そしてあのペンダントは勇者を証明するものでなく、神が少年を勇者という言葉を使って奴隷にするものだということも。
「はなして…はなしてよ…うぅぅっ」
遂に勇者はサキュバスの腕の中で涙を浮かべてしまった。サキュバスはその様子が痛々しくて可哀想で、思いっきり抱きしめてキスをして涙を止めてあげたかった。しかし今の自分がそんなことをしたところで勇者はますます泣きだして暴れるだけだろう。
(私ができることでこの子を救う方法はもう…一つしかない)
勇者と出会ったとき――
初めてこの男の子に会ったときは可愛らしい美味しそうな男の子としか思っていなかった。勇者と聞いたときも確かに自分よりも圧倒的に強いとわかったが、わざと胸を強調してそれを見て勇者が恥ずかしがっている様子から簡単に精を搾り取れる獲物としか思っていなかった。
(おっぱい見て、顔真っ赤にしちゃって…うふふっ♡後でたっぷり…味あわせてあげる…♡)
その後、媚薬や母乳の入った食事を食べさせている最中、勇者との会話の中でサキュバスはあることに気づいてしまった。この子には笑顔が足りないと。そして自らの両親と勇者の使命を話しているときは痛々しくて見ていられなかった。
(両親がいない中で1人勇者の使命を背負わされるなんて…)
あまりにも可哀想なこの子をサキュバスは救ってあげたいと思い、自分のものにしたいと思った。
「辛かったわね…」
サキュバスが抱きしめたいという気持ちを我慢し、勇者に同調するように声をかける。それを聞いた瞬間、勇者は泣きだしてしまった。その時、サキュバスは勇者に親の愛情が足りないことを理解した。勇者が寝てしまった後サキュバスは決意した。この子をなんとか勇者から開放してあげたいと。
(わたしの力があれば…)
そしてサキュバスは、サキュバスの特性である魅了、誘惑を使用して勇者をなんとか辛い思いをさせることなく、自分のものになるようにに仕向けていた。最初は魅了による快楽と母親への憧れを利用して勇者を堕とそうとした。
(これで堕ちてくれれば…私はこの子の母親として生きていける…)
しかし勇者は自分の力でそれを振りはらった。
次は誘惑を使用し、勇者の本能を目覚めさせ、男して襲わせようとした。
(私を求めてくれれば、私はこの子の女として…)
しかし、勇者は自分の意思のみでそれを振り払った。この男の子は勇者であることを捨てれないと悟ったサキュバスは次に魅了と誘惑を利用し、勇者であることを利用して目的を達成させた上で自分のものにしようとした。結果として身体を求めさせ、童貞を奪うことには成功した。
(まさかっ♡こんなに坊やが、激しくっ、なっちゃうなんてっ♡♡)
勇者の自己意識を操り、サキュバスとの性交を勇者の目的とした結果、勇者は童貞とは思えない腰使いでサキュバスを何度もイかせ、最終的に本当にサキュバスが屈服しそうになるほどだった。だが結局、勇者は元の勇者の使命を捨てきる事ができず、苦しむ様子にサキュバス自身が耐えられなくなってしまった。
(もう私ができることはこの方法しかないわ…この子なら…きっと大丈夫…)
…
勇者は暴れて、ペンダントを奪い返そうとしていた。自らを証明するそれはいつしか勇者にとって無くてはならないものになっていたのだ。腕を振り払い逃げようとした瞬間、黙っていたサキュバスが勇者を抱きしめたままベッドに勇者を押し倒した。
「…っ!あうぅ…」
「…うふふっ♡」
勇者はベッドに仰向けに寝かされ、サキュバスがその上から勇者を見下ろす。獲物を狩るような目つきで舌なめずりをしながらサキュバスは勇者にささやきかける。
「坊やがどうしても勇者を捨てられないのはわかったわ…♡だから、坊やは自分の意思で私を選ぶようにサキュバスの全力を持って、徹底的に犯し尽くして私のことだけを考えるようにしてあげる♡」
「ひっ、は、はなしてっ!やだ、やだっ!」
その言葉に本能的に恐怖を感じた勇者は、上にいるサキュバスを退かそうと腕に力を込めて押した。だがサキュバスは相変わらずビクともしなかった。
「なんでっ、なんで、ちからが…」
「だって…坊やのレベルは”0”だもの♡」
「え、…!?」
「忘れたの?サキュバスのレベルドレインを…さっきまで必死に私に注ぎ込んでいた精液は、レベルが精液に変わったものよ?」
「な、なんの…まさか…あっ!?」
曖昧な意識の中の記憶、自分からサキュバスのアソコにペニスを挿れて必死に腰を振っていた記憶、そして熱いとろけるような膣内で思いっきり何十回も射精した記憶、もしあの回数だけサキュバスにレベルを吸わせていたとしたら…
「け、剣、来てよっ!」
勇者は武器を呼び出す移動魔法を使用しようとする。だがもう魔力の使い方もわからない。
「あ、うわあああっ!!」
サキュバスのお腹に殴りかかる。ゆっくりとしたそのパンチはサキュバスの柔肌にむにょんとめりこむだけで全く意味をなしていない。サキュバスはそんな勇者を微笑んだまま黙って見下ろしていた。
「あ、あ、ああああああっ」
「坊やはもうあなたは…ほとんど赤ちゃんと変わらないの♡」
勇者にはわかっていた、自分のステータスくらいは自覚できる。現在勇者には何の力も残されていなかった。そして元あった膨大なステータスは全て…
「私はおかげでとっても強くなったけどね…♡」
現在のサキュバスは勇者の能力を全て吸い取ったサキュバスだ。もうその力は魔物を超えた計り知れないものだろう。勇者は抵抗することの無意味さを無理矢理思い知らされた。
「理解した?もう坊やには魔王を倒せる…ううんスライム一匹倒せる力もない」
「そ、そ、んな…」
「坊やはもう戦わなくていいの、魔王を倒さなくていいの、魔王なら今の私が倒してあげるわ。ね…もう…無理しなくていいの」
「無、理なんて、していない、僕は勇者だ…っ!」
サキュバスが優しく微笑みながら声をかける。勇者はペンダントがなくなり、全ての力をなくしても勇者であることを選んだ。サキュバスは一度悲しそうに目を伏せるとその笑みは優しい微笑みから肉食獣のような、淫靡な笑みへと変わる。
「坊やならきっとそう言うと思ったわ♡それなら遠慮無くやらせてもらうわね…」
サキュバスがそういうと勇者の上から倒れこむように覆いかぶさってきた。勇者の前に大きな乳房がが押し付けられ、勇者の顔面が押しつぶされる形になる。
「坊やを無理矢理犯すことが出来るくらいに強くなっちゃったから誘惑も魅了も催眠も必要ない…」
「んむーーーっ!!!」
勇者暴れようとするが両手をサキュバスに掴まれて身動きが取れない、胸で顔面を押しつぶされ、じたばたとする勇者にサキュバスは言葉を続ける。
「泣いても喚いても、あなた自身が私に屈服するまで犯し尽くしてあげるわ…♡」
胸により視界が潰されている中で聞こえたその言葉は。勇者にとって圧倒的な恐怖だった。これから自分が何をされるか想像もできない、サキュバスの手練手管は先ほどから十分思い知らされている。恐らくこれから訪れるであろう快楽に抵抗できるとは思えなかった
「まずはおちんちんおっきくさせなきゃね♡」
サキュバスの声が聞こえた瞬間、押し付けられた乳房から母乳が噴出された。今日何度も味わった甘い母乳が勇者の顔面をびしょびしょに濡らしながら、再び勇者の口に侵入してくる。溢れ出る母乳は乳首を吸わずとも喉の奥へと流れていった。
「レベルはもうなくなっちゃったから、代わりに私のおっぱいが精液を作ってくれるからね♡」
「んむぅぅぅぅ、ごくっ…ごくっ」
無理矢理授乳させられ甘い母乳に溺れながら、勇者は何もできない自分が恥ずかしくて悔しくて涙を浮かべながら母乳を飲まされ続けた。しかし無情にも勇者の意思とは別に母乳の効果によって勇者のペニスは強制的に硬さを取り戻してしまう。天井に向かって起き上がるペニスを確認したサキュバスは上体を起こし、勇者を胸から開放すると、勇者のペニスの真上にまたがるように腰を動かした。
「準備完了…♡さっきはたくさん犯して気持よくしてもらったから今度は私が動いてあげる…」
「あっ…やめてぇ!やだぁ…だれか…たすけ」
サキュバスは勃起したペニスの真上にゆっくりと焦らすように腰を近づける。膣口がペニスの先端が触れる、勇者のペニスが震え、快楽を感じ取った瞬間、サキュバスが一気に腰を振り下ろした。
「さぁ…私の膣内にいらっしゃい♡」
ずぷぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!!
「あぁぁっあぁぁぁぁぁっ♡」
どぴゅどぴゅどぴゅ!!!
「あんっ♡…あら♡挿れた瞬間におもらししちゃうなんてっ♡」
ペニスの先端から根本まで一気にサキュバスの膣は飲み込んだ。そしてサキュバスの膣内はペニスを感じ取った瞬間、捕食するかのごとくペニスを咥え込む。そして中の蕩けるような熱い膣肉が生き物のように動きペニスを撫で回し、搾り上げ、ペニスを嬲りものにする。そんな快楽に耐えれるはずもなく、勇者のペニスは射精してしまった。
「さぁ残りも全部、吐き出して…」
「んぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡♡」
しかし射精している最中の勇者のペニスにもサキュバスの膣内は容赦なく動き、搾り上げ、精液を一滴も逃さない。
「うふふっ…じゃあ腰を動かすわよ♡サキュバスの本気を教えてあげる」
「まってぇ!だめぇ!、しんじゃうぅぅ♡」
膣内に挿れただけで死にそうな程の快楽を感じた勇者はそれが死刑宣告のように聞こえて、必死でサキュバスの腰を掴んで退かそうとした。しかし抵抗むなしく、勇者の手など意に介さないようにサキュバスが凄まじい勢いで腰を勇者に打ち付けた。
「またない♡えいっ♡」
ぬぷっ、じゅぽ、ずちゅずちゅっずちゅっじゅぽじゅぽじゅぽ!!!
「ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」
「んっ♡あはっ♡腰振るたびに、おちんちんが震えて…ふふっ♡おもらししてる…♡」
びゅっ!びゅっ!びゅっ!どぴゅぅぅ!
勇者の上で豊満な胸を激しく揺らしながらサキュバスは淫らに腰を動かす。腰を一回振るごとにペニスが上から下まで締めあげられ、圧倒的な快楽に包まれる。そのたびに勇者は射精してしまうが、いくら射精を繰り返してもサキュバスは腰を止めない。勇者がサキュバスに抵抗していた手も、いつしかベッドのシーツを必死掴んで、ただサキュバスから与えられる快楽を享受することしか出来なかった。
ずちゅっ!ずちゅっ!ずちゅっ!!
「ぁぁっぁあっ♡イって、あぁぁっ♡イってるっ♡でてるからぁ♡」
「うふふっ♡やめてあげない♡」
「あぁぁぁぁぁぁぁっ♡」
膣による強烈な締め付けを持続したまま、カリ首から根本まで激しく上下する。結合部では溢れ出る愛液と精液が混ざり合い、泡立つほどの激しい腰使いだった。射精しながらどんどん敏感になっていくペニスを容赦なく責められることで。勇者は顔を蕩けさせて甘い嬌声を上げながら泣きじゃくった。サキュバスはそんな勇者を見て淫靡に微笑みながら腰を止めることなく、円を描くようにぐりぐりとペニスを捏ね回す。
ぐりっ、ずりゅっ!ずりゅっ!ずりゅっ!
「ぁぁぁっっ♡ぐりぐりぃぃ♡しないでっ♡んぁぁぁぁっぁっ♡」
「これも気持ちいでしょ?おちんちん中でビクビクして喜んでるわ♡」
サキュバスの腰が円を描くたびに勇者は全身を震わせ、イキ狂う。快楽により頭が真っ白になり、何も考えることが出来ず、ただ全身を痙攣させてビクビクとペニスから精液を撒き散らす。勇者としての意思よりもなにより勇者の身体がサキュバスの膣に耐えることができなかった。
ぬぷっ、じゅっぽ、ずにゅっ、ずにゅっ、じゅぽ!ずちゅ!ずちゅぅぅぅぅっ!!!
「…ぁっ…あ……ぅっ…ぁ…っ」
「うんっ♡はっ♡あはぁっ♡もう精液、んっ、垂れ流し♡」
びゅー…びゅー…びゅー…
サキュバスの腰使いは腰を振るごとに淫らで、艶かしく、そして激しくなる一方だった。萎えることのないペニスを一方的に責められながら、ほとんど意識が飛んだ上体で勇者は口を開けて、涎を垂らしながらイキっぱなしの状態でサキュバスの腰振りを享受していた。ペニスからはまるで尿のように精液が噴出されて、止まることはなかった。
「あはっ♡そんな蕩けたイキ顔見せられちゃうと私まで感じてきちゃう…♡」
「…ぅ…ぁっ…ぁ…ぁ……っ……」
勇者は体全体を壊れたようにビクビクと痙攣させながら、もう喘ぎ声すら出せなくなっていた。膣内のペニスはまるで蛇口の壊れた水道のように精液が流れ出るままだ。その全てがペニスをくわえ込んで離さないサキュバスの膣口に飲み込まれていた。
「さぁ坊や…あなたの全て私の膣内に注ぎ込みなさい…♡」
…
ずちゅ…ずちゅ…ずちゅ…
「………ぁ……っ………ぁ……」
「もう声もでなくなっちゃったようね…うふふっ♡」
サキュバスがゆっくりと腰を上下に動かす。永遠に続くかと思われた射精は少し前に止まってしまった。勇者はイっているのだが、サキュバスの母乳から作られた精液が打ち止めになってしまったようだった。精液を枯れ果てるまで射精させられた勇者は虚ろな瞳で口を開いて、常に絶頂している状態でサキュバスにされるがままになっていた。
「私のおまんこの気持ちよさ、骨の髄まで伝わったかしら♡」
「……………ぁ…………」
「…あはっ♡じゃあ一回おちんちん抜いてあげるね…」
ぬぷっ…じゅぽんっ…
「あんっ♡…さ、ここからが本番…今からあなたの身体をサキュバス専用に作り変えるわ…」
サキュバスがようやく腰を勇者のペニスから引きぬきながら勇者に話しかけた。しかし勇者の耳にはもう何も届いてはいなかった。射精に次ぐ射精、絶頂に次ぐ絶頂により壊れた人形のように倒れたまま身動きひとつとることができなかった。
「やりすぎちゃったかしら…ごめんなさい、私どうしても坊やを前にすると我慢が効かなくて…ほら…おっぱい飲んで…」
勇者があまりにもひどい有様だったため、サキュバスは心配そうな表情を浮かべ、騎乗の姿勢から上体を倒して再度、胸を勇者の顔に押し付ける。両手で掴んだ胸を、そのまま開いたままの勇者の口に押し込み、思いっきり母乳を注ぎこんだ。
「んぐっ…ごくっ…ごくっ…ごくっ…」
「たくさん飲んで…いい子いい子、うふふっ♡やっぱり坊やのママになるのもいいかもね♡」
母乳を飲ませながら勇者の頭を優しく撫で続ける。勇者は限界を超えて精液を放出したため、脱水状態のようになり何も考えることで母乳を飲んでいただけだったが、その様子があまりにも無垢な赤ん坊にそっくりだったためか、サキュバスの母性をくすぐった。
「ごくっごくっ…ぷはっ…はぁ…はぁ…はぁ…」
「お目覚めかしら…坊や?」
母乳により体力の回復した勇者は虚ろな状態から自らの意識を取り戻した。しかしサキュバスに与えられた快楽は未だに脳の奥底から身体に刻みつけられている。サキュバスの姿を見るだけでイってしまいそうな状態で、ごまかすように乾く喉を潤すためつい一度離したサキュバスの乳首に吸い付いてまた母乳を吸い出そうとしてしまう。
「はぁ…んむっ…ちゅう…ちゅう…ごくっ…ごくっ」
「んっ♡…うふふっ♡おっぱい飲みながらでいいからね…これから坊やをサキュバス専用の身体に作り変えるわ」
サキュバスは乳首を吸う勇者に優しく、諭すように囁きかける。一瞬意味もわからず口を乳房から離し、言葉になっていない疑問をサキュバスに問う。
「…!?んっ、ぷはっ…な、えっ…!?」
「今もその真っ最中…♡私のミルクにはいろんな効果があるんだけど…一番の効果はあなたの身体を作り替えてサキュバスの伴侶になるための身体にすること…♡」
サキュバスは勇者を見下ろしながら答える。その事実は勇者に衝撃を与えるには十分なものだった、今飲んでいた母乳にそんな効果があるなんてことは勇者が知るわけもない真実だった。
「…なっ…や、やめ、んっ!?んむっ♡ちゅっ…ちゅう、ぷはっ、はなし…んむっ♡」
「だめよ♡大人しくおっぱいを吸ってなさい…」
勇者はサキュバスが純粋に恐ろしくて、いやそれ以上に母乳の誘惑から逃れようとするようにサキュバスに必死で抵抗するが、純粋なレベルの差は覆すことができず、再び無理矢理に乳房を押し付けられて母乳を飲まされる。勇者は甘いミルクが口に入ってくるとそれに全てを任せて何も考えられなくなってしまいそうだった。
「本当ならサキュバスの伴侶になる男の人に何年も何年も毎日おっぱいを飲ませ続けて、段々身体を作り替えていくんだけど…坊やは強情だからまず勇者であることを捨てさせて、まず身体を私のものにしてあげる…♡」
「んぐっ!?、んっ…ぷはっ、ふざける、んむっ♡ごくっごくっ…」
笑顔で恐ろしいこと簡単に言うサキュバスに恐怖のあまりつい口を開いてしまう、だが口を開けばむしろ母乳が多く体内に入ってくる。甘い感覚が口いっぱいに広がるたびに、この母乳を飲むたびに自分が自分でなくなるようだった。
「でも一日で何年分もおっぱいを飲ませるのは不可能なのよ…だからまず精液を限界まで搾りだしてその後、私のおっぱいをあげるの…そうするとおっぱいが坊やの体内の液体を精液に変えるのよ、それでまた限界まで搾り出す…そうやって坊やの中身をからっぽにするの。」
「んっ…あ、あぁ…!!!」
今勇者の身体に元の自分の体液がどれぐらい入っているのだろうか、もしかしたらもう体中をかけめぐっている液体はサキュバスの母乳になってしまっているのではないか、そんなことを想像してしまう。
「理解できた…?私のおっぱいがあなたの体液の代わりに身体を駆け巡り、支配したとき、あなたの身体は生まれ変わって私のものになる。勇者だったあなたの肉体はなくなるの」
「ぷはっ!…はぁ…はぁ…それでも、僕の意思は、僕自身は…負けない…」
「あはははははっ♡やっぱり坊やはそう言うと思ったわ…」
サキュバスが胸を浮かせて勇者を開放した。四つ這いのような姿勢のまま谷間に丁度、勇者の顔を挟むような形のまま勇者を見下ろす。勇者は母乳が吸いたくて仕方がなくても母乳によって再び勃起したペニスが快楽を求めようとも、自分の意思だけは捨てることはなかった。
「さっきまで私のおまんこであんあん喘いで、白いおしっこびゅーびゅーおもらししてイキ顔晒してた勇者様とは思えないほど格好いい台詞ね…♡」
サキュバスが心底楽しそうに勇者を見下ろしてあざ笑うが勇者はとにかく羞恥心をこらえ、サキュバスに耳を貸さないようにする。恐らく勇者はもうこのサキュバスに抵抗することはできないだろう。しかし最後まで自分は屈しないとばかりにサキュバスを下から睨みつける。
「ほんとに坊やは…心の底から”勇者”なのね♡…でもぉ」
サキュバスが勇者の顔の隣に両手を突いたまま再度、腰をペニスの上に浮かせた。サキュバスの母乳によって強制的に勃起させられたペニスを捕食するように膣がくぱぁ…と広がり、再びペニスを膣に飲みこもうとする。
「私に…こうやってぇ…」
ぬぷっ…ぬぷぷっ…
「あぁぁぁぁぁっ♡…はぁ…はぁ…」
ゆっくりとペニスが膣に飲み込まれていく。勇者の位置からは全く何が行われているか見えないが、ペニスが蕩けるような熱さの肉壷に飲み込まれていくこの感覚は、先ほど与えられた快楽から嫌というほど分かっていた。
ぬぷぷっ…じゅぷぅぅぅっっっ♡♡♡
「おちんちん食べられちゃうと…ほらぁ♡射精しちゃった♡」
「んぁぁぁぁぁぁぁぁっ♡♡」
どぴゅぅぅぅっ!!
再びペニスが膣に完全に飲み込まれた瞬間、勇者のペニスは再び膣内に精液をまき散らした。自らの体液を精液として放出することがわかってしまった今、射精することは絶望の象徴でもあった。しかしこの程度の快楽ならさきほど何十回も与えられたものだ。たとえ快楽に負けて射精しようとも、もう意思が折れることはないと勇者は確信していた。
じゅぷっ、ずぶっ、じゅっぽ、じゅぷぅぅぅっ!!!
「ほらぁ♡んっ♡もう勇者様は…んっ♡ほとんど私に逆らえないのっ♡」
「んあっ♡まけない、ああっ♡ぼくはぁぁっ、ぜったいぃぃっ♡」
激しい音を立ててサキュバスの腰が上下する。両手を前について安定しているせいか先ほどよりも早く、激しい腰振りになっていた。なんとか勇者は射精を我慢していた。どうがんばっても耐えられないはずの強烈な快楽は何故か段々と勇者によって心地良い甘い快楽に変わっていく。
「あはっ♡ちょっと我慢できるようになったのね…うふふっ段々とサキュバス専用の身体に作り変えられてる証拠よ♡もう人間の女どころかオナニーですらイけなくなっちゃうんだから♡」、
サキュバスの声が上から聞こえる。勇者の位置では目の前で揺れる大きな胸しか見えなかったがペニスにはサキュバスの肉壷によって扱かれ、嬲られ、ぐにゅぐにゅと揉みしだかれる感覚が嫌でも伝わっていた。
「だからって…サキュバスのおまんこを我慢できると思ったら大間違い…よっ♡」
ずぷぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!
「ああああああああっ♡♡」
サキュバスが思いっきり腰を振り下ろす。勇者のペニスは今までで一番深く、サキュバスの膣の一番奥、子宮口まで一気に押し込まれた。奥に行けば行くほど強くなる締め付けが勇者のペニスを容赦なく責め立て、さらに子宮口が生き物のように蠢き、勇者のペニスの先端に思いっきり吸い付いた。そのままペニスの中を全て犯されているかのように精液を吸い出される。
どぴゅゅぅぅぅぅぅぅっ!!!!
勇者は子宮に向かって思いっきり精液をまき散らした。全身の体液をペニスから全てまき散らしているようなそんな感覚すらあった。下半身をサキュバスの膣に吸い込まれるかのように反らせて勇者はビクビクと精液を垂らし続けた。
「あはっ♡子宮に入ってきてるっ♡坊やの子種が入ってきてるぅ♡」
「…ぁっ…は…ぼく…は…ゆうしゃ」
サキュバスが腰の動きを止めて全身で歓喜の震えを起こしながら、子宮で勇者の精液を受け止める。サキュバスに搾られながらも失神寸前の頭で勇者は自分を、自分が勇者であると思い続けていた。その思いだけが勇者のいまの意思をただ支えていたのだった。サキュバスに何度搾られようが、その意思を貫くことだけが勇者にできる唯一の抵抗だった。
「強情な坊やには…サキュバスしかできないことをしてあげる…♡」
その言葉と共にサキュバスが勇者の上で微笑みながら何かを動かした。それは勇者の視界の右上端に何かフリフリと揺れていた。そして先端がハートの形をしている長いものが勇者の頬を這ってつつきだした。
「この私の尻尾でぇ…♡」
サキュバスの尻尾の先端がくぱぁと開く、中から少し白みかかった半透明な液体がどろどろと流れ出る。
「私のミルクと愛液を混ぜた特製のエキス…これを坊やに注入してあげる…♡」
尻尾が勇者の視界から見えなくなる。次の瞬間、勇者はペニスよりさらに下、自分の肛門につんつんと突かれるような違和感を感じた。そして勇者は最悪の想像をしてしまった。乳首を咥えた状態で思わず、悲鳴を上げてしまう。
「えっ…!?まさか、やめて!やめっ…」
「うふふっ♡坊やの処女も私がもらっちゃうわ…♡」
サキュバスの尻尾がお尻の割れ目を這い勇者のアナルをくるりと一周なぞった。そして穴の位置を確かめるように先端が入り口に少し侵入する。ぬぷぅといった得も知れぬ違和感が勇者に襲った瞬間、それが勇者の中に侵入してきた。
つぷぅ、ずずずずずず…
「ん、は、あ、あぁぁぁぁぁっ!!!!」
「んんっ♡今挿れてるからね♡…あらあら、おちんちんがびんびん…お尻犯されて感じてるだなんて好きだなんて変態っ♡」
肛門の入り口を無理矢理尻尾の先端がこじ開けたかと思うと、そのままゆっくりとサキュバスの尻尾が侵入していった。自分のお腹の中に感じる異物感に肛門から力が抜けて、さらに尻尾が腸の奥へと侵入していく。そしてついにサキュバスの尻尾が届く限界まで到達した。
「あ…がっ…ぬ…ぬいて…」
「うふふっ♡ここまでいれちゃうと苦しいかな♡待っててねぇ…すぐに気持ちよくなるから…♡えいっ」
どぴゅっ!!!どぴゅっ!!!どぴゅっ!!!
「あぁぁぁっ!!!!お腹にぃ♡なにかはいってきてるぅ♡」
「私の特性エキスはどう…?これも私の母乳と同じ効果があるんだけれど、媚薬としては強すぎるのよね♡でも今の坊やなら丁度いいかしら…♡」
サキュバスの尻尾の先から精液のようにどぴゅどぴゅとエキスが注ぎ込まれた。その液体は勇者の腸内に一瞬で染みこみ、お腹の異物感が一瞬で極上の快楽に変える。そして尻尾はにゅるにゅると上下に動いて勇者の肛門を犯し尽くす。
じゅぶっ♡じゅぶっ♡じゅぶっ♡
「あぁぁっ♡ぁぁぁっ♡おしりぃ♡こわれちゃう♡」
「女の子みたいに犯されてあんあん喘いじゃって…可愛い…たっぷりお尻犯して上げる…♡」
尻尾は自分の意識を持っているように勇者の肛門を貫いて好きなように犯している。肛門の中から外まで全てが性感帯になってしまったかのような勇者はなんども射精を伴わない絶頂を迎えビクビクと痙攣してしまう。
ずぷっ♡じゅぶっ♡ずぴゅっ♡じゅぷっ♡どぴゅぅぅぅっ!!!
「だめぇ♡なかで、でてる、イって…んぁぁぁっ♡あああぁぁぁっ♡」
「あんっ♡坊やのお尻、イクたびにきゅんきゅん締め付けてくるわぁ♡」
サキュバスの尻尾がひたすら肛門を責め、嫐り、サキュバスのエキスを流し込んでくる。何度もお尻の穴のみで絶頂を味わされ、勃起したペニスはサキュバスの膣内で行き場がないようにビクビクと震えていた。サキュバスがそれに気づき、にやぁと笑いながら、腰を持ち上げた。
「うふふっ♡おちんちん放っておいてごめんなさい、おちんちんもこのまま犯してあげる♡」
「だめぇ♡…んあっ♡もう、しんじゃうぅぅぅぅっ!!!」
勇者の必死の制止を聞きながら、サキュバスはそれを楽しむかのように恍惚の表情を浮かべると持ち上げた腰を激しく振り下ろす。
じゅぷぅぅぅぅぅぅっ!!!!ぬぷっ、じゅっぽ、ずにゅぅぅぅっ!!!!
「あぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
どぴゅぅぅっ!!!!どぴゅぅっ!!!!
肛門と同時にペニスを責められあっという間に勇者は射精する。体内の水分を精液に変えて、サキュバスの膣内に放出する。精液を放出されても膣はぐにゅぐにゅと別の生き物であるかのように動き、勇者のペニスを嫐り、締め付け、搾り上げる。さらに肛門に挿入されている尻尾が勇者が感じるピンポイントを執拗に擦り上げる。そのたびに勇者はイってしまい、精液を垂れ流す。そしていつしか勇者のペニスは精液を放出しながらもビクビクと形を変えて巨大化していった。
「あぁんっ♡射精しながらおっきくなってる♡おちんちんも段々作り替えられてるのね…私のおまんこの形を覚えて、形を変えているわ♡」
サキュバスの愛液に浸かり続けたペニスは影響が出るのが早かった。サキュバスに合わせるように段々と形を変えて、肥大化していく。ペニスが肥大する感覚すらも勇者には快楽になっていた。今自分のどこに快楽を与えられているのかすら段々と曖昧になり、下半身が全て犯されているように感じていた。
「坊やの身体はもうほとんど私のもの…勇者であることを捨てて私のものになる覚悟はできた?」
「…ぁ…っ…ぼ、くは…ぜ、ったい…」
「まだ勇者を捨て切れないのね…いいわ、完全に私のものにしてあげる♡」
…
(ほんとに強情な子、もう身体はイキっぱなしで普通なら快楽に負けて逆らうことなんかできないのに)
サキュバスは勇者を犯しながら、そんなことを考えていた。サキュバスに腰を振られて、可愛い顔を快楽に歪め、涎まで垂らしながら感じているはずなのに、勇者の意思は未だに折れることがないようだった。
(一度に身体をつくりかえるなんて無茶、本当はさせてあげたくないのに…)
勇者の尻穴に自分の尻尾を挿入しながらそんなことを思う。自分のエキスは非常に強力な媚薬でもあり、普通の人間はそれだけでイキ狂って死んでしまうようなものだった。今の勇者はサキュバスの母乳によって身体構造が作り変えられ始めているため、ある程度平気だったがそれでもおかしくなるほどの快楽を与えられているはずだ。
(やっぱりもう本当にこの方法しかないのかしら…)
サキュバスはいつまでも折れない勇者の心を完全に折ってしまう方法を一つだけ思いついていた。しかし勇者の心がそれに耐え切れず壊れてしまうことだけはさせてあげたくなかった。
(でもやっぱり、一度勇者であることを否定させないと、この子が苦しむだけだわ)
勇者であることで親の愛も知らず、使命を果たすことしか許されず、何も出来なかった憐れな少年をサキュバスは勇者であることから開放して、愛を与えてあげたかった。ただ1人の女として。
(もし心が壊れてしまっても、勇者として生きるより私が守って母親代わりになって愛してあげたほうが絶対良いに決まってるわ♡)
餌や奴隷としてではなく、勇者が1人の少年として幸福を感じるためには、勇者という肩書きは邪魔なだけだ。たとえ心が壊れたとしても、勇者であることを完全に否定させることをサキュバスは決意した。
…
「さぁ坊や…このままおっぱいを飲みなさい」
「んっ…ちゅう…ちゅう…」
サキュバスが膣内にペニスを挿入させたまま、肛門に尻尾を挿入したまま勇者に向かって倒れこみ、両手で勇者の頭を胸に抱いたまま、何度目かわからない授乳を行った。勇者は与えられるままに母乳を飲むがそれは自分の意思でなく身体そのものが母乳を欲しがるためだった。まるで自分からサキュバスのものになりたいかのように母乳を必死で吸出し、飲み込んでいく。
「じゃあこっちも…」
どくっ、どくっ、どくっ…
「んっ、あっ、んむっ♡、んーーーーー♡」
サキュバスが授乳を行いながらも挿入した尻尾からエキスを勇者に注ぎ込む。口から、肛門から同時に母乳とエキスを注ぎ込まれ、身体がサキュバスの液体に満たされていく感覚が次第に大きくなっていく。身体全体がどくんどくんと自分のものではない別の何かに変わっていくのがほとんど意識のない勇者にも伝わってくる。
「最後の仕上げよ…残りの全てをこのまま私の膣内に注ぎ込みなさい…♡」
サキュバスはその言葉とともに胸に勇者を抱き、授乳を続けて尻尾で勇者の肛門にエキスを注ぎこみながら魔性の腰を再び動かし始める。ひたすら搾られて枯れ果てたかと思った精液は母乳とエキスによって勇者の残りの体液を使って再び作られていた。
じゅっぽ…じゅっぽ…じゅっぽ…
「ん、んっ♡んぁぁぁぁぁぁぁっ♡♡」
どぴゅ、どぴゅ、どくっどくっ…
ゆっくりとした動きだったがサキュバスの膣専用に変わってしまった勇者のペニスには、それが優しい快楽となって訪れる、勇者自身も驚くほど純粋に、ただ気持ちがよかった。サキュバスの甘く蕩けるような膣が勇者のペニスを包み込んでいる。まるで生まれた場所にかえってきたかのような場違いな安心感すら覚える優しい快楽だった。今までの激しい快楽とは違う甘く優しい快楽に勇者はおもらしのようにペニスから精液を漏らしてしまった。
「そのままおもらしを続けて、最後の一滴まで私に注ぎ込んで…」
「あっ、んっ…ちゅう…ちゅう…ぁっ」
びゅー…びゅー…びゅー
膣内のペニスは段々と射精の感覚が短くなり、ついには本当におもらしをしたかのようにびゅーびゅーと精液を噴き出し続けた。注ぎ込まれるエキスと母乳が射精しっぱなしのペニスに次から次へと精液を作って送り込むため、射精は文字通り枯れ果てるまで止まるはなさそうだった。
…
びゅー…びゅっ……
「…終わったみたいね」
「んっ…ちゅう…ちゅう…」
サキュバスの胸に抱かれながらどのくらいの間、射精をしていたのだろうか、勇者の精液はついに打ち止めとなったようだった。それはつまり勇者の体液は全て失われ、その身体はサキュバスのものに生まれ変わったということだ。
「んっ…んぅぅ」
「坊やの中はこれで空っぽみたいね…♡」
ずずずずっ、ちゅっぽん
サキュバスが尻尾を引きぬく。勇者の尻穴は咥えるものをなくなったかのようにヒクヒクと動いて広がってしまっていた。しかしあれほど注ぎ込んだエキスは全て勇者の中に吸収されてしまったようで、引きぬいた際は尻尾が腸液によってぬらりと光るだけだった。胸に勇者を抱いたまま倒れこんで勇者の上に寝そべるようにして抱きつく。そのまま顔を勇者に近づけて、囁くように話しかける。
「調子はどう…坊や?」
「んっ…あっ…う…」
言葉こそ口に出来なかったが勇者の意識は少しづづ戻っていた。サキュバス専用の身体に完全に作り変えられたせいか身体に全く違和感はない。
「うふふっ♡さぁ、生まれ変わった坊やに誕生日プレゼントよ」
「あ、う…?」
サキュバスの片手が何かを握っている、勇者に見せつけるように目の前にそれを持ってくるとそれは勇者のよく知るものだった。
「あっ!あぁ…っ」
「坊やもたくさん頑張ってくれたからね…ご褒美よ♡」
それは勇者が肌身離さずつけていた勇者のペンダントだった。勇者が勇者である証だった。勇者は思わず赤子のように手を伸ばす、今まで自分の生きる意味として、ずっと大切に身に着けてきたそれを再び自分の手に…
「…!?…ぁっ…な、ん、で、」
「あらぁ♡どうかしたの坊や?それが欲しかったんでしょ♡」
「あ、あ、あぁぁ、あぁぁぁ」
そのペンダントには光が宿されていなかった。これに光が宿されていることが勇者の証なのだ。勇者を勇者として認める証だった。それが光を宿していないということは既に
「それさっきは光っていたのに今は真っ黒ね…ねぇ♡もしかして、勇者様、神様から捨てられちゃったんじゃない?」
「うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
勇者の頭が真っ黒に染まる。視界が塗りつぶされる。絶望に顔が歪む。その事実をサキュバスに突きつけられ、勇者の心にピキッと大きくヒビが入る。
「だってそれはそうよね、今日あったこと思い出して?会ったばかりの女の人のおっぱいでオナニーしちゃって…」
最初に会ったことを思い出す、昨晩の出来事なのにもう遠く感じられる、頭の中に自分が夢の中でしてしまったことが鮮明にフラッシュバックする。
「敵だってわかってるはずの魔物の私におちんちん弄られてイっちゃって…」
サキュバスの一言一言が続くたびにその場面が頭に浮かび、自分がしてしまったことが、勇者の心がだんだんと壊していく。
「赤ちゃんみたいにおっぱい飲んで、おまんこに夢中になって」
「自分から敵なはずのサキュバスのおまんこにおちんちん突っ込んで腰振って」
「何回も何回もいろんな格好で私を犯して」
「レベルが0になるまで精液を膣内に射精しまくって」
「今度は上に乗られて腰振られて気持ちよくなっておもらしして」
「お尻に尻尾突っ込まれてあんあん喘いで」
「最後は母乳とエキスでサキュバスに身体を作り替えられて」
「挙げ句の果てに今の話を聞いて、思い出して私の膣内でまたおちんちんおっきくしてる…こんな変態勇者を神様が認めるはずないわよね?」
サキュバスが言った言葉が全てが言い逃れ無い出来ない事実だった。勇者は言葉のままに今日あったことを思い出し、サキュバスの膣内で再びペニスを膨らませていた。サキュバスの言葉が勇者の心に剣のように突き刺さり、勇者になってからの全てを、自分自身が否定したかのような錯覚に陥る。
「認めなさい、あなたはもう勇者じゃない。今のあなたはサキュバスに誘惑されて、堕ちてしまった男の子よ」
「う、ううぁぁぁぁぁぁっ!!!」
勇者の心が決壊する。涙が溢れて、勇者は本当の子供のようにわんわん泣きだしてしまった。否定や言い逃れはできない、勇者が大切にしていた信じていたペンダントの光は目の前で確かに消えていた。それが意味することは勇者の唯一の支えであった勇者であるということが完全に否定されたということだった。
「うふふっ♡認めてしまったのね…自分がもう勇者じゃないということを、手放してしまったのね、その思いを…」
その瞬間、サキュバスの膣が急速にぐにゅぐにゅと動き出した。勃起していたペニスから何かを搾り出すように膣肉がぎゅうぎゅうと締め付ける。勇者の精液は枯れ果てたはずなのに、何故か奥底から精液が溢れ出るような感覚が襲ってくる。
「あ、あぁぁぁぁぁっ!!!」
「その手放した意識を私が吸ってあげる、いまここで私がおまんこで全部吸い取ってあげる。さぁこれで勇者の坊やはさよなら…ねっ♡」
ずちゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ
サキュバスの膣がこれ以上にないほど締まった。その瞬間、勇者のペニスから、勇者の中の何かが吸われていく、大切だったはずの何かが抜き取られていく。
「ぁっ…ぅ…あぁっ…」
吸われるたびに段々と勇者を否定された絶望が薄れていく。それどころか勇者として生きなければらない無いという脅迫的なまでの思いも全てがサキュバスに吸い取られているようだ。
「はい…これで勇者の坊やは私に飲み込まれちゃった…」
サキュバスが膣からペニスを引きぬいた。そのまま勇者の隣に添い寝をするように寝そべる。
勇者はサキュバスに勇者としての意識を吸われたことで、支えであったものがなくなっていく。自分が何のために生きているのかわからなくなる。そして何も考えられなくなった瞬間、隣からサキュバスの声が勇者の耳に届いた。
「坊や…心配しないで、私がいるわ…」
「ぁ…ぅ…?」
むにゅっ…
サキュバスは全てをわかっていたかのように勇者…少年を隣から自らの胸にだきしめる。サキュバスの柔らかな胸に埋まる優しい感触が勇者を包み込んでいく。
「坊やはこれから私を愛して、私に甘えて、私と共に生きればいいだけ…勇者の使命なんてもうあなたには関係ない」
「…ん…」
頭を撫で、胸に抱きしめながら、サキュバスの言葉は壊れた少年の心に甘い毒のように染みこんでいく。少年の全てを包み込むようなその言葉はひび割れた心をサキュバスの思い通りに歪めながら修復されていく。
「可愛い坊や…さぁ答えて」
サキュバスが胸を少し離し、少年の顔に向き合うように顔を向ける。サキュバスの微笑む姿が勇者からは女神のように見えていた。彼女が自分にしてくれたことも、勇者でなくなった少年にとってはただ気持よくしてくれただけだように思えてしまった。もう勇者がサキュバスを否定することは出来なかった。
「坊やは勇者なの?」
「…ううん、違う…」
「坊やは誰が好きなの?」
「…うぅ…サキュ…お姉ちゃん」
「坊やは誰のもの?」
「…お姉ちゃん」
「坊やがこれから一生暮らすのは誰?」
「お姉ちゃん」
「私の恋人になりたい?」
「うんっ」
「私をお嫁さんにしたい?
「うんっ」
「私の弟になりたい?」
「うんっ」
「私の子供になりたい?」
「うん…!」
サキュバスの前で少年は素直に、ただ素直に答える。心から湧き出る答えをとにかくサキュバスに答えていく。サキュバスは笑顔で少年を抱きしめ、頭を撫でながら耳元で囁く。
「うふふっ♡恋人でもお嫁さんでもお姉ちゃんでもママでも何にでもなってあげる。坊やをひたすら愛して、愛して、愛し尽くしてあげる。だから坊やも私をたくさん愛してね…♡」
「!!……うんっ!!」
サキュバスの答えに少年は笑顔で頷いて、サキュバスの胸に自ら顔を埋める。暖かく柔らかな母性を感じる胸が勇者は気持よく、安心した。
「さ、今日はいろいろあって疲れちゃったでしょ…このまま…眠りなさい…♡」
「うん……」
少年に眠気が襲い、瞼が重くなる。眠り落ちるその寸前に見たサキュバスは、優しく微笑んで少年を見つめていた。
…
「すー…すー」
「うふふっ…♡坊やねんねしちゃった…?」
サキュバスの胸に縋り付きながら、穏やかな顔で勇者だった少年が眠りについていた。あまりにも可愛らしいその寝顔に再び襲ってしまいそうになるが、なんとか我慢をして胸に抱きしめるだけに留める。
「んっ…ままぁ、だめぇ…」
「あらあら…♡どんな夢を見てるのかしら…後で見に行かないと♡」
寝言をつぶやく少年は少し頬を染めてサキュバスの胸にますます顔をうずめていた。夢に侵入できるサキュバスは後で夢の中で何をするかを想像して、一人、笑う。
「すー…すー」
「…坊や、あなたは本当に凄い勇者だったのね」
そんな言葉を呟きながらサキュバスは勇者のペンダントを見る。一度、消えたはずのペンダントは未だに鈍く光っていた。それはまだこの少年が勇者であるという証でもあった。
「…嘘つきなママでごめんね♡」
サキュバスが少年に見せたペンダントは確かに本物だった。しかし、その時点でサキュバスによって身体が生まれ変わった少年はサキュバスの手によって視界を操られていたのだ。実際はたとえサキュバスによって身体を作り替えられても、ペンダントは光を失うことがなかった。そのくらい、この少年には勇者としての才能と素質があったということだろう。
「でも、もうこれはいらないわね」
サキュバスが手の中のペンダントに力を込めた。その瞬間、神によって作られたはずのペンダントは粘土のようにぐにゃぐにゃと歪んで金属の塊になってしまった。勇者の力を全て吸収したサキュバスには片手間でできる程のものだった。
「これは…どうしましょう、坊やに返さないと…そうだわ」
サキュバスの手の中で金属が形を変えて、サキュバスの羽と尻尾とハートをあしらったデザインのペンダントに姿を変える。そしてそれを寝ている勇者の首にかける。
「可愛い…とても似合ってるわ…これからよろしくね、私の坊や…♡」
サキュバスは少年に添い寝をしながら、優しく、優しくその小さな身体を抱きしめた。
…
宿の一室で稀代の勇者はサキュバスに全てを飲み込まれて消滅した。
後の世では一人で旅をしていた少年勇者は魔王に戦いを挑んで、負けてしまったと伝わった。当時の世界の人々はその事実に嘆き悲しんだが、それは実際のところ勇者個人への悲しみでなく、勇者が魔王に負けたという事実に対しての悲しみだった。事実、数年後に新たな勇者が現れると次第に人々は前の勇者のことを忘れていった。
…
「あぁ、ままぁ♡気持ちいいっ♡」
「こーら、今はママじゃなくて私はお嫁さんでしょ?」
「んっ、うんっ、ごめんなさいっ」
「許さないわ…罰として今日は一晩中射精してなさいっ♡」
「んぁっ、あっ、だめぇぇぇぇっ!!」
淫欲に溺れた少年は、身体の全てを作り替えられ、ただ快楽だけを求めた。
サキュバスは微笑みながら母親のように、恋人のように少年を受け入れる。
今日もどこかの町で美しいサキュバスと勇者だった少年が交わっている。
看到标题我瞬间想到了m站以前po的一款我刚玩过的国产魔王勇者游戏。。
【这里就是这个城镇的旅馆么……】
年轻的勇者在大旅馆的门前伫立。为了讨伐魔王而朝着魔王岛前进的勇者来到了这个离魔王城不远的城镇里。现在,几乎全部的魔王军都已经朝魔王岛撤退,魔王岛上的决战一触即发。为了决战的准备,勇者来到了这个位于魔王岛旁边的城镇上。购买补给的时候天就已经黑了,因此在居民的帮助下找到了这家旅馆。
【真是漂亮的旅馆啊……】
旅馆从外面看上去就很宽敞,古旧的房屋也十分的有情趣。
光在门前站着也没办法,勇者小心地推开了旅馆的木门走了进去。
(嘎吱——)
【有人么?……】
走到里面才发现,旅馆内部的装饰也是十分的豪华。从古老的艺术装饰品到墙上精美的挂画,都显示出这是一个高级的旅馆。
(如果太贵就麻烦了啊……)
因为只考虑了道具的购买而完全没有准备住宿的费用,现在已经完成采购的勇者的金币已经不容乐观。
【啊呀……是客人吗?】
【呜哇!】
正在思考的勇者被甜美的声音惊醒,循着声音看去,一个店员模样的姐姐站在那里。
【抱歉呢……被吓到了?】
【啊,没,没关系的……】
面对着朝自己道歉的店员(?)女孩子,勇者稍微低下头,有点结巴的回答了。生来,勇者就不是很擅长应对女人,更何况眼前的女子是个十足的美人。和稍微有点矮的勇者比起来,是一个高高的,有着浅银色秀发的,看上去很温柔的姐姐,身上穿着合体的毛衣和裙子。
【诶……那个小朋友你就是客人么?】
【是、是的,我想住一晚】
大姐姐走了过来,稍微弯下身子,与勇者视线相对说着话。不习惯应对女性的勇者满脸通红的回答道。旅行至今为止,经营旅店的大多是阿姨,像这样美丽的女性店员还是第一次遇见。因为长时间的对视变得很害羞,勇者把目光投向了地面。
(呜啊啊啊……和这么漂亮的姐姐对视真是好羞耻啊……)
但当勇者向下转移视线时,毛衣下姐姐硕大的胸部却清楚的映入眼帘。包裹着胸部、被撑成胸部形状的毛衣,强调着胸部的丰满。由于姐姐弯着腰,从毛衣的缝隙里可以看见乳沟,雪白的胸部互相挤压变形,吸引着勇者的视线,勇者红着脸,却依然偷偷盯着姐姐的胸部
(好……好大啊……)
对于父母很早以前就离世的勇者来说,这是完全没有体验过的,作为男性的感觉,因此完全无法移开视线。女性看到勇者这个样子,咯咯地笑着直起身。
【唔……也许对你来说住宿费很贵喔?】
【啊,那个大概是没问题的,我,不……俺是勇者……】
或许对勇者的外表是这样一个少年,大姐姐变得在意起来。事实上勇者还不能称为一个少年,仅仅一年前,才被任命为勇者开始了旅途,然而实际上的年龄还要小一些。
(【我】是小孩子才用的说法啊……好想改掉……)
把第一人称改为【俺】,想要稍微变得像大人一点,然而无论如何却总是说出【我】,这是勇者的一个小小的烦恼。
【…っ♡】
听到勇者说的话,姐姐一瞬间似乎咽了一口口水,又马上看向了勇者。
【啊啦……竟然有这么年轻的勇者,真厉害呢~可以呦,今晚将免费为勇者大人服务呢~】
【啊,这样不太好吧……】
【可以的呢,怎么能要与魔王作战的勇者的钱呢~】
姐姐一边笑着一边说着这样的话,勇者便无言以对了。面对这样的勇者,姐姐检查后将一把钥匙递给了勇者。
【嘛,嘛,不需要想那么多啦♪这是房间的钥匙,还有晚饭要怎么样?是送去房间呢还是在食堂吃?】
【诶?那……之后能拿过来么?】
【了解~】
勇者拿着几乎是强塞过来的钥匙,结果最后还变成了自己免费住宿。走进指定的房间里,里面准备了相当大的床。勇者坐下来,一边整理行李,一边等待着晚饭。
(真是又温柔又漂亮的大姐姐啊……)
但一想起姐姐容貌的时候,就不由得想起了刚刚看到的胸部。对于刚刚对性产生兴趣的勇者来说,这是相当大的刺激了。
(从没见过那么大的胸部呢……而且看上去软软的……)
想着想着,身体就像被火烧了一样,渐渐兴奋起来。同时股间也肿胀了起来,想要触碰来变得舒服。
(不,不行!——我到底在想什么啊!对着刚认识的女性……在想什么事情啊……)
经过努力,总算是镇定住了自己的冲动。作为勇者不能做那样的事,想到要被神明责罚,就变得无心整理行李了。
扣——扣——
【勇者大人~在房间里吗?吃晚饭了呦~】
【啊!好的!】
时间不知不觉的过去了,随着敲门声,门外传来了姐姐的声音。勇者急忙打来了门,美味的香气瞬间传了进来,带着晚饭的姐姐站在门前。
【不让我进去么?】
【啊,请……】
把晚餐送到桌上,姐姐拿出杯子,把饮料倒了进去。因为之前所幻想的姐姐就在眼前,勇者的神情显得有点可疑,但很快就对美味的料理入迷了。
【呜哇——真是好美味啊!】
【谢谢~因为今天的客人只有勇者大人,所以稍稍用心制作了~】
勇者正向桌子上料理伸出手的时候——
【啊,等一下】
【诶?怎么了?】
【我有一个提议呢……作为今天免费住宿的报答,能不能和我说说话呢?今天似乎也不会再有客人来了,大概是很闲的呢……】
【诶?!】
对和女性相处经验几乎为零的勇者来说,这是难度相当大的事,不过看在免费住宿和这么好吃的晚饭的份上,实在是很难拒绝。
【我……俺如果可以的话,无论多久都会陪着您的!】
【喔呵呵……真是温柔呢~这样对待女孩子,真不愧是勇者呢~】
姐姐高兴的说着,在桌子对面坐了下来,给自己的杯中倒进了饮料。
【那么,开始前,先干杯吧?】
【啊,是这样……】
【干杯!】
之后,勇者在吃饭的时候与店员姐姐谈了各种各样的事。一开始和姐姐交谈还显得很拘谨,但姐姐是个很善于倾听的人,于是就讲了很多自己的事情。冒险的事,被选为勇者的事,双亲去世的事……想表现自己,所以把自己学习的剑技,擅长的魔法这样的事情也说了起来。和她说话很轻松,情绪总会变得高涨起来,许多难以启齿的事情也都说了出来。她认真聆听着,有时点点头,也会露出开心与悲伤的表情,勇者也度过了一段快乐的时间。
【大姐姐,真的是很感谢……讲了这么多的事情,总觉得很开心呢】
【我也是喔~听到了勇者的各种各样的事情……呐♪】
她冲我抛着飞眼,一边说了这样的话。在刚刚短暂的会话中我也感觉到姐姐喜欢这样戏弄我,但不论做几次都让我心跳加速。
吃完了晚饭,谈话也告一段落了,她说还有要做的事情就先回去了,我也朝姐姐表达了感谢。在我一个人的旅途中,遇到的艰难,悲伤,快乐的事情,今天终于可以与人倾诉,实在是一件高兴的事情。
【……说起来没怎么听到姐姐你的事情呢】
【……少女的秘密可是很多的呢♪】
虽然谈话中说了很多关于自己的事情,但却几乎没有听过姐姐的事情,我总觉得有些无法释怀,但也不好挽留,便和她道别了。
【那,明早就拜托了】
【了解♪啊,如果想洗澡的话,一楼的尽头有大浴池喔~】
【我知道了,那么晚安】
【晚安~呼呼呼……♡】
姐姐含着笑容转身离开了。
照着姐姐说的,我来到了浴室温暖身体。这是个有着乳白色温泉的大浴场,泡进浴池里就被一种无法言说的幸福感所包裹。勇者想到刚刚和姐姐的对话,感到十分的满足。
(姐姐真是个很好的人啊……明明要好好答谢她呢……)
泡完澡后,情绪还是十分高涨,但很快困意也袭来了,我打算今天就此休息了。回到房间,刚一躺上床,勇者就睡了过去。
……
……回过神来,我站在一片白色的空间里。自己身上的衣服不知道哪里去了,以全裸的姿态站立着
(这是哪?)
环顾四周,只有看不到任何东西的白色空间
(是梦么……)
突然间,四周的环境开始改变,我看到了今天我经历过的事情,场景不断的变化,最终在这里定格——
那是今天刚见到姐姐时,盯着姐姐胸部的场景
(姐姐的……欧派……好漂亮啊)
勇者本能的握住了自己的肉棒,虽然目前都没有自慰的经验,但在梦中看到渐渐肿胀起来的肉棒,还是遵循本能,开始撸动起来。
【哈……哈……哈……】
随着手上的动作,快乐的感觉开始在肉棒上游走,这样的感觉勇者还是第一次体会到。勇者沉浸在自慰的快感中,被欲望包裹着,什么都不再考虑,只顾着拼命撸动着肉棒。
【啊啦啊啦~在看着姐姐自慰呢~】
这时候,勇者的脑海里传来了声音。但勇者就像没听见一样,继续自慰着。虽然还有意识,但因为遵循着本能自慰,已经无法理解这些话了。
【哈……蛤……蛤……】
【……果然小弟弟的欧金金还是小孩子的包茎呢♡撸动的时候前面若隐若现的~……真可爱呢~】
【啊啊啊啊啊啊————】
正当勇者自慰的时候,突然肉棒前端突然像是被手指抚摸着一样,突然的抚摸刺激给勇者带来了强烈的快感,将勇者引向了第一次的绝顶
【呜啊——啊啊啊啊啊啊——】
Piupiupiu!
【啊…已经射出来了呢♡】
到达了完全无法忍耐的地步,勇者的肉棒里射出了大量的精液。为了完全的释放出来,勇者继续撸动着肉棒。然而,似乎肉棒还没有获得满足的样子,依然挺立着。
【!!这个味道……难道这个孩子还是第一次么?……真是个不错的猎物呢♡】
尽管听到了这样的声音,但被第一次射精的快感所笼络的勇者还是没有什么反应。
(好舒服啊……还想要……)
这时候,勇者眼前的场景从白色的空间变回了所在旅店的房间。
(!!?……这是什么情况?)
大脑开始了思考,勇者重新找回了理智。
(……我在做什么啊!这难道是中了睡眠魔法么!)
如果处于被强迫睡眠的状态,意识就会堕入睡眠的世界,但是身为勇者,对异常状态有着超长的抗性,因此几乎不可能出现这种状况
【睡眠的毒药已经失效了呢……真不愧是勇者啊~】
女性的声音响彻勇者的意识,但勇者却不知道是谁
【唔……你是谁!对我做了什么!】
【……哎呀,已经忘记了么?明明刚刚一直在想着我呢♡】
【……!?】
(刚刚……诶,难道……)
我想到了我刚刚在梦里干的蠢事,那个时候我在想着谁干这样的事……
就在这时,就像要打断我的思考一样,我的嘴唇被什么东西堵住了
【嗯~啾♡】
【呜姆!——?】
温暖的东西覆盖着我的嘴唇,什么都没看见却有感觉,可能是在现实世界里……我的思考就这样口中不断游荡的快感打断了……