对气味控来说简直是……

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对气味控来说简直是……
シオンと「呪いの靴下」

「うぅうう…… ぐすっ、ぐすっ……」

ぬるぬる… ぬるぬる……
ぐちゅぐちゅ… ぐちゅぐちゅ……
じゅわじゅわ…… じゅわじゅわ……

もわぁああ~ん……

「もう…… いやだよぉ……!!」

わたしはシオンといいます。年は12さい。
せのひくい、「ちびっこ」だけど、ぼーけんギルドにしょぞくする「けんし」です。
レベルはまだ3なので、よわいモンスターしかやっつけられない「ひよっこ」ですが……
いつかつよくなって、大人になったら、せかいじゅーでゆーめいな、「いちにんまえのぼうけんしゃ」をめざしてがんばっています。




……でも、今はへやのなかでひとり、メソメソとないています……


くねくねくねくねくねくねくねくねっ!!
ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっ!!
むれむれむれむれっ!!

「なんで、ぬげないのぉ…… もうガマンできない……!」

げんいんはわたしの足に「そうび」された、このニーソックスです。
見た目はとってもかわいらしいくつ下なのですが……

*このくつしたはのろわれている!!*
*くつしたをぬぐことが、できない!!*

「あせでヌルヌルするし、ムレムレで……とってもクサくて…… きもちわるいよぉ!!」

わたしは、このくつ下をはいてから、なんと一週間もの間……
この「のろわれた」くつ下をずっとはきっぱなしなのです……



……話は、一週間前にさかのぼります。


「わぁ、「そうび」がたくさんおいてあるー!それにやすーい!」

町のはずれにある、ざっかやさんで、わたしは「そうび」をさがしていました。
わたしはまだまだ「ひよっこ」なので、お金はあまりもってません。
でもここは、「ほりだしもの」がたくさんあるとウワサのざっかやさんで、ねだんもまちなかのおみせよりも安いのです。


「わぁ、なにこれ!すっごくかわいー!!」
「100ゴールドきんいつ」のタルのなかに、そのくつ下はありました。

まぶしいくらいの白さと、ふちには小さい水玉とラインがはいったニーソックス。
きじもやわらかくて、すっごくはきやすそうです。

「くつ下」には「ぼうぎょりょく」はほとんどないので、あってもなくてもいいのですが……
「ぼうけんしゃ」である前に、わたしは「おんなのこ」です。オシャレはやっぱりしたいのです。

「てんちょーさん、これちょうだい!!」
わたしは、100ゴールドをはらってそのくつ下を買って、家にもちかえりました。

「さっそく、そうびしよー♪」
わたしは今まではいていたハイソックスをぬいで、新しく買ったくつ下をはくことにしました。

するするする……

「わぁ、このくつ下すっごくのびるー!」
買った時は、ちょっと小さいかな?と思ったのですが、このくつ下のきじはびっくりするほどのびて、わたしの足にぴったりとくっつきます。
きじはとってもやわらかくて、はきやすさも、はきごこちもバツグンです。

「えへへ、やっぱりかわいいなぁ、買ってよかったかも♪」
くつ下をはきおわったわたしは、かがみの前でポーズをとります。


その時でした……

ピロピロピロピロピロ!!
*このくつしたはのろわれている!!*


「えっ!?なになに!?」

どこからきこえたかわからないヘンな音楽と同時に、頭の中にこんな文字がうかんだのです。

「こ、このくつ下はのろわれている、ってどういうこと!?」
わけのわからないわたしは、かたまってしまいます。

キュッ…… キュッ……!!
「きゃっ……!!くつ下が……」
いきなり、くつ下は「まほう」のような光を出したかとおもうと、きゅうっとわたしの足をしめつけたのです!

「ぬ、ぬがなきゃ!!」
しめつけは、いたくはなかったのですが……、ブキミな気分をかんじたわたしは、あわててくつ下をぬごうとします
ところが…… 

「ぬ、ぬげないよぉ!!」

くつ下はわたしのあしにぴたっとくっついたまま、うんともすんとも、うごかすことができなくなってしまったのです!!
それでも、わたしはいっしょうけんめい、手に力をこめてくつ下をはなそうとしたんですが……

*くつしたを、ぬぐことができない!*

頭の中にまた、文字がうかびました。


……


「えっーーーーーーーーーーー!!」



おもわず、わたしは大声でさけんでしまいました。

そう、このかわいい、白のニーソックスのくつ下は、
一度はいたら、ぬぐことのできない「のろいのくつ下」だったのです……




……


さいしょだけ、まだわたしもよゆーがありました。
「くつ下をぬげないなんてどおってことない」って思っていたのだけど……
わたしはすぐ、こうかいすることになります。

ぬるっぬるっ…… むれっ むれっ……

(足のあせがおおくて、クツのなかがグチョグチョしてる…… それになんだかムシムシしててあついよぉ……)
くつ下をはいて町を歩いていたとき、わたしはすぐおかしいことにきづきました。

いつもより足のあせがおおいのです。

たしかにわたしはけっこう「あせっかき」なのですが、それでもグチョグチョするほどではありません。
それに、くつ下の足がなんだかポカポカジメジメとしていてすごくきもちわるかったのです。

(うわぁ……くつ下もクツの中もあせでびしょびしょだぁ…… くつ下はぬげないから……サンダルにはきかえよう)

歩くたびにビショビショとぬれるかんじがイヤで、わたしはサンダルにはきかえることにしたのですが……

もわわわわぁぁ……

(な、なんだかへんなニオイがするなぁ……)

サンダルをはくと、空気が足にあたってひんやりして、ちょっとだけビショビショとムレムレがましになったけど……
でも今度は、なにやらへんなニオイをかんじるようになりました。

なんだかすっぱくて、あせをあつめたような、ヘンなにおいです。

なにかゴミでも近くにあるのかな、と思いましたが、すぐにニオイのげんいんがわかりました。

むわぁああぁああぁん……
(……ってこれ、もしかしてわたしの足のニオイっ!?)

そうです、このニオイはわたしのくつ下の足からしていたのです!
くつをはいてたときはわからなかったけど、サンダルをはいて、足とくつ下が外にむきだしなせいで、ニオイももれてしまったのです。

足がクサイのがまわりに知られるのがイヤで、わたしはあわててクツにはきかえたのですが……

ぐちょぐちょぐちょぐちょ……
じゅくじゅくじゅくじゅくじゅくじゅく……

(ううっ やっぱりクツじゃあ、きもちわるいよぉ……)
くうきのあたらないクツでは、わたしのくつ下の足がひやされることはなく、ますますあせとムレムレがつよくなります……
でも、クツをぬぐと、足のニオイがばれちゃうので、クツをはきつづけるしかありません。

もわぁぁああぁぁあぁあんんん……
「うぅう、クサいっ!クサいよぉ……!」

ヌルヌルとムレムレがイヤで、わたしへやにかえってひとりになったとき、すぐにくつをぬぎましたが、
ニオイはさっきよりもつよくなってしまっていました。
きっと、クツの中でニオイがずっとたまってしまっていたせいです……

(そうだ、水であらいながそう!)

わたしはさっそく、くつ下のままで、シャワーを足にあてて、あせをあらいながそうしました。
けれど、なんだかフシギなちからで水ははじかれてしまって、あらいながすことがまったくできませんでした。


そう、このくつ下はぬぐことができないだけではありません。
くつ下の「そうびステータス」をみてみると「のろわれたくつ下」なだけあって、おそるべき「とくしゅこうか」がのっていたのです!

【足汗増加(よめない)】
もともとわたしはあせっかきなのですが、このくつ下をはいてから、あせのりょうがふえました……
クツの中はみずたまりみたいだし、くつ下がすいきれなかったあせが、ひょうめんにしずくのようにポタポタとこぼれおちます……
おかげでとくにあせをかく足の指と指のあいだは、いつもあせでヌルヌルします。

【常時蒸気(よめない)】
このくつ下は、なんだかポカポカとなまあたたかいです。
あせのもわもわとポカポカのおんどがブレンドされて、まるでくつ下の中はサウナのようです……
そのムレムレは、わたしをとってもふかいなきぶんにさせます。

【足臭凝縮(よめない)】
さらにさらに、ニオイまでいつもよりつよくなっているのです!
すっぱいような、なにかが「はっこう」したようなへんなニオイが、わざわざ顔をちかづけなくてもニオうくらいきょうれつです。
こんなニオイが、わたしの足からでてるとおもうと…… とってもはずかしくて、おうちいがいでクツをぬぐことなんてできません



ようやくわたしはこの「のろわれたくつ下」のおそろしさをしったのです……
こんなくつ下なのに、ぬぐことができないなんて!!

ごしごしごしっ!!

「い、いやだよぉ!!」

なんどもなんども、このくつ下をぬごうとしまました。
でも、ぬのをめちゃくちゃにひっかいたり、ひっぱったりしても、くつ下のぬのはシワの一つもできません
「最後のしゅだん」として、もっているナイフでやぶってしまおう!とおもったのですが、
これまた、ふしぎな力がはたらいて、まるで水をきっているような、空気をきっているような……
まるですりぬけているかのように手ごたえがありません……

まさに「うつ手なし」とはこのことです。

「ど、どうしよう…… ぬげないよぉ!!」

けっきょく、わたしは一週間の間、
あせでヌルヌルの、なまあたたかくてジメジメムレムレとして、もわもわとニオうくつ下をはきつづけました。




……


じゅわじゅわじゅわじゅわ……
にゅるにゅるにゅるにゅるにゅる……
むわむわむわむわむわむわ……

「また、つま先がムレムレしはじめた……」

くつ下は足全体をきゅっとしめつけるみたいにぴったりフィットしちゃっています。
おかげで、くつ下のままでもはわたしの足の形が、はっきりくっきりうかんでいるように見えます。
とくにつま先は、くつ下があせでぬれているせいもあるんだけど、足の指とつめがすけて見えるほどです。
まるでうすでの「ストッキング」をはいてるみたいです……

あまりにもぴったりとくっついているので、あせもムレムレもきもちわるくてしかたがありません。

くねくねくねくねくね……
くにゅくにゅくにゅくにゅくにゅ……

「足の指が、あせでヌルヌルだぁ……」

わたしがくつ下の中の足のゆびをぐーぱーぐーぱー、くねくねと、こすりあわせるようにうごかします。
こうすると、くうきがすこしだけあせにあたってすずしくなります。
でもクネクネうごかすと、指と指の間のあせが、ぬるぬると音をたてて、もわもわと「ゆげ」のようにニオイがしてしまいます。
とってもクサくて、わたしはせきごんでしまうんだけど、でもこうしていないとあつくてムレムレでとてもガマンできないんだもん……

「足のうらは…… わぁ、まっ黒けっけだ!き、きたないよぉ……」

あせのせいなのでしょうか、ずっとはきつづけておせんたくができていないからでしょうか
くつ下の足のうらは、わたしの足のかたちどおりに「真っ黒」にヨゴレています。
くつ下のぬのは白いから、よけいによごれがめだちます。
そのせいなのか、わたしがくつ下のまま、お家のゆかを歩くと、くもったような足あとができあがります。
そう、これは全部、わたしのあせなのです……


「うぅぅう……グズッ……グズッ…… だれかぁ…… たすけてぇ……!!」
なくなんて、「ぼうけんしゃ」としてなさけない、と自分でもわかっています。
でも、こんなのなきたくなるにきまってるよぉ!!

「どうしてわたしは、こんなめにあっているんだろう」
「どうしてこんなくつ下をはいてしまったんだろう」
「どうして?どうして?」という、こうかいで頭の中がいっぱいで、さらにわたしはないてしまいます。

ぬるぬる… ぬるぬる……
ぐちゅぐちゅ… ぐちゅぐちゅ……
じゅわじゅわ…… じゅわじゅわ……
むれむれむれむれむれむれ……

「ヌルヌルだよぉ! ムレムレだよぉ! クサイよぉ! ぬぎたいよぉ!!!」

……どんなにわたしがないても、どんなに足の指をクネクネクニャクニャうごかしても、
くつ下はわたしの足からはなれてくれません。

「一生このまま、あせでヌルヌルでムレムレジメジメしてて、そしてクサいままなんて、いやだぁあああ!!」

わたしはわんわんとなきじゃくります。わたしのかおはなみだと、はなみずでぐしゃぐしゃです。
くつ下の足のほうが、あせでぐちゃぐちゃにぬれているんですが……



ピラッ……

そんな時でした。

「……グズっグズっ…… こ、これは……?」
いちまいのかみがわたしの足元に落ちてきました。
きっと、毎日、ゆうびんやさんが「まほう」でくばっている、お店のチラシです。


なみだをごしごしとふいて、わたしはチラシに書かれた文字をよみます。

「……えっ!!」

そこには、しんじられないことが書かれていました。





【呪いの装備でお困りの方へ。 無料で解呪いたします。くわしくは裏町の角の建物まで】

のろいをといてくれる……!?ほ、ホントに!?


このチラシに書かれていたことは、今のわたしにとってまさに「きぼうの光」です!「のろい」のせんもんか


「ここかなぁ……」
わたしは、チラシにかかれたとおりに、「うらまち」にあるかどのお家の前までやってきました。
なんだか、かべはツタでおおわれていて、あやしくもかんじますが……
どうやらここに「のろいの専門家」がいるみたいです。

じゅくじゅくじゅくじゅくじゅくじゅく……
ぬるぬるぬるぬるぬるぬるぬるぬるぬる

(うう、きもちわるい……!!)
ここまで歩く時も、足を地面におろすたびに、クツの中でくつ下はムレムレがつよくなって、あせでビショビショになります……

くにゅくにゅくにゅくにゅくにゅ……
(も、もうすこしのガマンだ……)

わたしはクツの中で、足の指と指をこすりあわせます。ぬるぬるとした汗はきもちわるいけど、空気がちょっとあたってちょっとだけ足がすずしくなります。

「のろい」さえとければ、こんなきもちわるいのからかいほうされる。
わたしは、そう心に言い聞かせながら、ガマンしてここまで歩きました。

ぎいぃ……

「いらっしゃい」
「こ、こんにちは……」
重いドアをぎいっとあけると、うすぐらいへやの中でひとりの男の人が、丸いテーブルの前ですわっていました。

「あ、あなたがのろいをといてくれる人なんですか……」
「そうだよ。そう聞くってことは、君も何か呪いを解いてほしくてここに来たみたいだね」

その男の人は黒いローブをきていて、目は「仮面」をかぶっていて、口とはなだけしか見えません。
その声のかんじから、「おじさん」より「おにいさん」ってかんじがします。口にもシワはないし。
でも正直、見た目はちょっとだけあやしくて、ついついけいかいしてしまいます。


「そこに座って。遠慮しなくてもいいよ。」
「は、はい」

わたしはテーブルの前の空いたイスにちょこんとすわります。

「名前は?」
「し、シオンっていいます」
「シオンちゃんだね。ふーん……」

(な、なんだかジーっとみられてる……)
ローブのおにいさんは、なんにもしゃべらないで、わたしの頭から足までみつめているようです。
仮面でおにいさんの目は見えないけど、なんとなくそんなかんじがするのです。

「そうか、シオンちゃんは…… そのニーソックス…… 靴下が脱げなくてこまってみたいだね」
「わ、わかるんですかっ!?」

おどろきました。わたしは何にも言っていないのに、おにいさんはすぐにこのくつ下がのろわれているときづいたのです。
ど、どうやら、ほんとーにのろいをとく「せんもんか」みたいです!

「分かるよ。君の足元から漂ってるまがまがしい気…… はっきりは見えないけどなんとなく感じるんだ」
「まがまがしい気…… そ、そうなんですか……」

……もしかしたらその「まがまがしい気」って、わたしの「くつ下をはいた足からのムレムレとした空気」とか「もわもわするニオイ」のことなんじゃないんでしょうか……?
でもはずかしいので、わたしは何も言わないことにしました。

「で、シオンちゃんはその靴下の呪いを解きたくてここに来たんだね。」
「は、はい…… もういっしゅうかんもこのくつ下をはきっぱなしで…… きもちわるくて、きもちわるくて……」
「気持ち悪いって…… どう気持ち悪いのかな?」
「そ、それは…… あ、あせがたくさんでてすごくヌルヌルするし…… ムレムレもひどいし……でも足はあらえなくて…… に、ニオイも……… そ、その す、すごいことになってて……」
「臭くなってるってことかな?」
「~~~~~~~っ ///」

そ、そんなにはっきり言わないでよぉ……

「あ、あの!!ホントにこのくつ下ののろいをといてくれるんですか!?し、しかもお金はいらないって!!」

はずかしいきもちかくすように、おにいさんにききました。

「僕は「呪い」の専門家でね。古今東西のあらゆる占術を研究して、解呪の方法を研究してるんだ。
そうして研究した結果を学会で発表して、協会やお偉いさんからお金をもらって生活してる。
もし呪いで困った人たちがいたら、解呪がてらレポートを作成しているんだよ。そうしたレポートはまた学会で発表をするための資料にする。
「研究を手伝ってもらう」ことになるから、人からお金は貰わないことにしてるんだ。」
「は、はぁ……」

な、なんだか、むずかしくてわたしにはよくわかりません……。
でもこの人はほんとうに「のろい」のせんもんかのようです。
お部屋のかべの本だなには、むずかしそうな本がたくさんおいてあるし……

「じゃあ、早速だけど君の「靴下の呪い」についていろいろ調べたい。靴を脱いで靴下の足を僕に見せてくれないか?」
「え…… えぇ!!」

いざ、のろいをといてくれるとは言っても、今わたしのくつ下の足はとってもきたなくて、クサくて、ムレムレです。
そ、そんなくつ下を……人に見られるなんて、ましてや「男」であるおにいさんに見られるのは、ちょっと「ていこう」があります。

「シオンちゃんは、呪いが解きたいんだろう?見せてくれなきゃ一生君はその靴下を履くことになるんだ。それでもいいのか?」
「い、いっしょうはいやです!!」
「じゃあ、早く靴下の足を見せて。ここに別の椅子があるからここに足を置くと良い。」

おにいさんのいうとおり、わたしにははずかしがってるヒマはありません。なんとしてもこのくつ下からかいほーされたいのです!

「き、きたないし、あせでニュルニュルムレムレしてるし、く、くさいですけど……」
「構わない。呪いはそういうものだ。」

かんねんしたわたしは、ごそごそとクツをぬぎます。
クツはわたしのくるぶしよりふかくて、「ブーツ」みたいなかたちなので、ぬぐのもひとくろうです。、


もわぁぁぁああぁぁああっ………

「こ、これは……!!」
「~~~~~~~~~っ//////」
(く、クサいよぉ……!!やっぱりはずかしい!!)

クツをぬいだとたん、わたしのくつ下の足からもわぁっと「ゆげ」のようなケムリがでてきました。
そして、かおをちかづけなくてもハッキリわかるクサいニオイがこの小さなおへやにただよってきました
もちろん、このニオイはほかのだれでもなく、わたしのくつ下の足のニオイなのです……

「…………」
(わたしのきたなくてクサいくつ下がみられてるぅ……///)
おにいさんに足のうらがみえるようにわたしはイスにりょうほうの足をそろえておくと、おにいさんはじーっと足をみつめています。
もうはずかしくてはずかしくて、かおがまっかっかです。耳がとってもあついし、頭からけむりがでそうです……
そんなかおをみられたくなくて、わたしは手でかおをかくしてしまいます。

「すごいな、靴下が君の足の汗でビショビショだし、モワモワと湯気まで漂ってる。それに、ぴとっとくっつているせいかつま先と爪、おまけに指の形通りに
靴下が透けて見えるよ。どうやら君は人差し指が親指が長いタイプの足なんだね。よーくわかる。」
「うぅ……」
「元が白いから、足型くっきりに真っ黒に汚れちゃってるね。まるで君の足あとをそのまま靴下にくっつけたみたいだ。
それにこのニオイ…… 顔をちかづけなくてもはっきりと分かるくらい強烈だ。東洋の「ナットウ」っていう食べ物に近いニオイだ。
とても女の子の足のニオイとは思えないくらい。」

見られてるだけでもこんなにはずかしいのに……
おにいさんはエンリョなしのことばでズバズバ言ってきて、さわにもっとはずかしいきぶんです……
まっかっかな顔がさらにまっかっかになります。
体全体があつくなって、なんだか足のあせもさらにどばどばとでているような気がします。

「ぐずっぐず…… そ、そんなにハッキリと言わないでぇ……」
「あ、ごめんごめん。つい、ね」
わたしはおもわずないてしまいます……
でもこのおにいさんだってわるいんだから!いくらのろいをといてくれるといっても「デリカシー」がないです!

ぐーっ……

わたしは、足のゆびをぐーっとにぎります。
きたなくて、クサいくつしたをみられるのは、これいじょうはたえられません……

「シオンちゃん。僕は足の裏全体を見たいんだ。限界いっぱいまで、足の指を開いてくれないかな」
「え、ええっ……!!」

せっかくぎゅっとにぎってるのに、パーッとひらくなんて、もっとわたしの足をみられることになるじゃない……
でも、おにいさんはわたしの「のろい」のないようをしらべるためにそう言ってきてるんでしょう。
デリカシーがないのはたしかだけど、おにいさんはわたしのためにこう言ってるのだから、わたしはさからわないようにしました。

ぱーーーーーーーっ……

わたしは言われたとおりに、足のゆびをくつ下の中でめいいっぱいひらきます。
すると、くつ下のきじはわたしの足のゆびのうごきにあわせて、びっくりするぐらいのびます。
きじのむこうがすけてみえるほどです。

「うーん、この靴下。脱げはしないけど、シオンちゃんの足の指の動きに合わせて伸びはするんだ。不思議だ」

たしかに、ムレムレであせでびしょびしょですけど、このくつ下をはいてて「きゅうくつ」だなとおもったことはありませんでした。
じつはわたし、足の指と指のあいだの、いちばんあせをかくところに風をあてたくて、よく「ぱー」と足の指をひろげていました。
それと、おやゆびを上げて、ほかのゆびを下ろす「ちょき」の形みたいに、指と指をこすりあわせるようにクネクネうごかすと、もっと風があたってきもちいいのです。
ふつうのくつ下だったら、くつ下のきじがのびなくてそこまでクネクネうごかせないんだけど、このくつ下はきじがすっごくのびるから、まるではだしのときみたいにクネクネできます。
このくつ下のつま先のところは、まるで最初からなかったみたい。

「でも、このくつ下のきじののびたところをひっぱっても、やっぱりビクともしないんです……
ぐーちょきぱーって足の指をうごかしても、つま先のきじはのびるんですけど、やっぱりぬげなくて…」
「ぐーちょきーぱー? なんだそれ。ちょっとやってみて」
「わかりました……」

ぐーぱーぐーぱーぐーぱー
くねくねくねくねくねくね…… 
くにゅくにゅくにゅ……

わたしは足のゆびで「ぐーぱー」をくりかえしたり、「ちょき」にするように足の親指と人さし指をこするようにクネクネうごかします。
……ちょっと指のあいだに風があたってきもちがいい。

「本当だ。たしかにくつ下は足のゆびにあわせて伸び縮みしているみたいだ。ふむ……」
「そ、そんなにじーっと見ないでよぉ……」

わたしの足の指クネクネのたびに、うねうねのびちぢみするくつ下のきじを、おにいさんはきょうみぶかそうに見つめています。

「それにしても凄いね。くつ下をはいたままだってのにこんなに動かせるなんて、シオンちゃんの足の指は器用なんだ」
「そ、そうなんですか?」

それは、はじめていいわれました。まぁたしかに足の指をうごかすなんてふだんの生活じゃあまりしないし、ほかの人がやってるところなんてほとんど見ないけど……
わたしってそんなに足の指が「きよう」なんだ……
なんだかほめられたような気がして、わたしはおもわずおおきくゆっくり足の指のクネクネをします。

もわぁああああん……

「こ、この臭いは……」
「……って、やばっ!!」

し、しまったぁ!
この足の指のクネクネはすごくきもちいいんだけど、足の指にたまってた「ニオイ」もでちゃうという「じゃくてん」があるのです!
ただでさえくつ下がクサいのに、もっともっとクサくなってしまうのです……。

「うーん……さっきもなかなか強い臭いだったけど、足の指を動かすともっと臭くなるんだな……。そうか、指の間の臭いが放出されるのか」
「お、おにいさん……」
わたしは、足の指のクネクネをストップさせて、ニオイをおさえようとしましたが、
すでにおにいさんにはわたしのつよくなった足のニオイがとどいてしまったようです……

「……」
「あ、あのー」

おにいさんはすっかりだまりこんでしまいました。
も、もしかしてあまりにわたしの足がクサくて、おにいさん、きもちわるくなっちゃってるのかな……

「……シオンちゃんはもともと足は結構臭うほう……」
すっとしゃべらなかったおにいさんがいきなりぼそっとつぶやきます。

「ち、ちがいます!!そ、それはこのくつ下のせいなんです!このくつ下をはいてるとすっごくあせがでるし、ニオイもすごくなるし、ずっとムレムレするんです!!
ふ、ふつうだったらわたしはこんなにあせもかかないし、においもしないんだもん!!」

わたしは大声でおにいさんにうったえます。
いま、わたしの足がヌルヌルでムレムレですごくニオうのはこのくつ下のせいなんだから!わたしのせいじゃないんだから!!

「なるほど、ただ単に「脱げない」だけじゃなくて、どうやらこの靴下にはマイナス効果もあるみたいだ。さすが呪われた靴下と言うだけはある」
「そう!そうなの!!」
ぜったいにわたしのせいじゃない、そう思い込みたいわたしはひっしな大声でおにいさんにあいづちをうちます。

「じゃあちょっと靴下と足に触っていいかい?」
「さ、さわるぅ!?」


み、見られるだけでこんなにまっかっかなのに、さわられるなんてムリです!!

「実際に触んないとこの靴下がどんな呪いにかかってるかわかんないからね。呪いの内容を間違えて解呪するとかえって危険なんだ。
もしかしたら、シオンちゃんが僕に嘘をついているかもしれないからね。」
「わ、わたしウソなんかついてないもん!!このあせもニオイもくつ下の……」
「そ、そんなに大声で言わないで……これもすっごく大事なことなんだ。わかるね?」
「うぅぅ………わかりました」

わたしはしぶしぶと、おにいさんにこの足をさわってもらうことにしました。
でもこのおにいさん…… さっきからことばがヒドいよぉ……まるでわたしがはずかしがることをワザといってるみたい。
もしおにいさんが「のろい」をといてくれる人じゃなきゃ、べしんとひっぱたいてるところです……


「じゃあ、触るね。」

ぷにっ…… じゅわじゅわっ……

「あぅっ……」
おにいさんの大きな手は、わたしのくつ下の足を「わしづかみ」にするようにさわっています……
ちょっとさわられただけのに、みょうにくすぐったくって、小さく声がでてしまいました。
あせとムレムレのせいで、わたしの足はちょっと「びんかん」になってるのかもしれません。

「やっぱりすごい汗だ、ちょっと軽く押しただけで靴下からじゅわっと汗のヌルヌルした感触がする。それにムレムレではあるけどポカポカとあたたかい。」
「だ、だからそれはこのくつ下の……」
「それにシオンちゃんの足はとってもやわらかいね。形もちっちゃくて綺麗だ」
ヌルヌルだとかムレムレはよけいだけど、足がほめられてるのはほんのちょっぴりうれしいです。わるい気がしません。
ほ、ほんのちょっぴり、だからね……

もみっもみっもみっ……
「あっ…… ああっ… んっ……」

お、おにいさんはなんときゅうに、わたしの足をもみもみしはじめたのです!!
「お、おにいさん…… なにを……」
「ごめんね、でもこうするともっと詳しく調査できるから……」
「で、でもっ…… くすぐったっ… きゃっ」
「ガマンして、シオンちゃん。」

もみゅもみゅもみゅもみゅ……
おにいさんが手をこねこねするたびに、小さな「ひめい」をだしてしまいます。
くすぐったいのをガマンしているからですが…… じつはそれだけではありません。

ちょっときもちがよかったのです。

ずっとこのきゅうくつなムレムレくつ下をはいたせいで、わたしの足はつかれていました。
おにいさんのもみもみは「マッサージ」のようで…… 足をもみほぐしてくれています。

ぎゅうう……

「わ、わぁ!!」
「やっぱりつま先はすっごくムレムレでポカポカだ。やっぱりいちばんあせをかくところだからかな?」

おにいさんは、わたしのつま先をぎゅうっとつかみはじめました!
つま先は足のなかでもいちばんあせをかくところです。指と指の間があせでヌルヌルするくらいなんですから
そんないちばんはずかしいところを…… おにいさんはぎゅうっとつかんでいるのです。

「そ、そこはきたないよぉ。さわらなくても……」
「そうはいかない。満遍なく触らないと正しく呪いの内容を調査できないからね。」

ぎゅうううぅう!!
おにいさんはさらにつよいちからで、わたしのくつ下のなかの足の指をつかみます。
……つかまれてるというより、なでられてるみたい。

「それにしてもシオンちゃんの足の指はやわらかい。それだけじゃなくてハリもある。まるでゼリーみたいにプルプルだ。
このあせのムレムレもポカポカも、なんだか蒸しタオルを触ってるみたいで……ちょっとクセになりそう」
「お、おにいさん!!」
「はは、冗談だよ冗談」

こっちはホンキでなやんでるのに…… おにいさんはイジワルです。
でもやっぱり、足を「やわらかい」とほめられるのはすこしうれしいです。
それにもみもみとさわられるのも、きもちいいのでわるい気はしません。
なので、おにいさんがぎゅうっと足をつかむのも、わたしはすこしだけならいいよ、とも思っていました。
……ほんのちょっとですよ。

しばらくおにいさんの「ちょうさ」はつづいて…… 
わたしのムレムレできたなくて、クサいくつ下の足を、おにいさんにまんべんなくもみもみされてしまいました……。



「【装備解除不可】【足汗増加】【足臭凝縮】【常時蒸気】…… 見た目はとってもかわいらしいニーソックスだけどとんでもないバッドステータスだ。
「呪われた靴下」ってのはホントみたいだね。」
「だから、さいしょっからそういってるじゃないですかぁ……」

あれだけわたしのくつ下の足をみられたり、さわられたり、ニオイもかがれたりしたけれど、
けっきょくわかったことが、やっぱりわたしのニーソックスはのろいのくつ下でまちがいない、ということでした。

ずーっとそう言ってるのに……

でも、のろいにもしゅるいがあるみたいだし、おにいさんもあんなに「しんけん」に見ていたので、
「のろい」ではない、わたしの知らない原因もあるのかもしれません。

「とにかく記録するか…… それにしてもなんとも珍しい呪いの装備だ。」
おにいさんは、テーブルの上にあった紙にサラサラとペンでなにかを書いています。
ちらっと見てみましたが、どうやらわたしがしっているもじではないようで、さっぱりいみがわかりませんでした。


「……こののろいは、ちゃんと、とけるんですか?」
もしも「こののろいはぼくにもてがおえない」なんていわれたら、それこそ「ぜつぼう」です……

あれだけはずかしいおもいだってしたのに……

「大丈夫だ。確かに珍しいバッドステータスを持つ装備だが、呪い自体は結構単純なものなんだ。大丈夫、解呪できるよ。」
「ほ、ほんとですか!!!」
パァァッっとわたしのかおはえがおになります!やっとわたしは、このくつ下をぬぐことができるんだ!!
うれしくてたまりません!

「ど、どうやったら、このくつ下ののろいはとけるんですか!」
ウキウキとおにいさんに聞いてみると、ビックリするへんじがかえってきました。

「僕が舐める。」

……え?
お、おにいさんは、な、なにを言ってるんでしょうか?
わたしの聞きまちがえでしょうか?

「え…… 「なめる」って…… えええ……?」
「だから、僕が君の靴下の足を、満遍なく舐めるんだよ。舌でこうペロペロとね」
ぽかんとするわたしのしつもんに、おにいさんはおどろくほど、れいせいにこたえます。


……

「ええええええええええええええええええええええええええええ!!!!」

わたしは、今日一番の大声でさけんでしまいました。


靴下の呪いを解く方法

「聖水って知ってる?その名の通り、普通の水じゃなくて、呪いはもちろん悪魔や悪霊にも聞く聖なる水のことなんだけど。
これが限られた所でしか取れないからすっごく貴重で、ほんのちょっとの量でも相当高いんだ。
かく言う呪いの専門家の僕も、本物の聖水を取り扱ったことは、極々たまにしかない。」

「せいすい」については、このくつ下ののろいをとくほうほうをしらべたときにでてきたので、わたしも知っています。
でも、おにいさんがいっているとおり、せいすいは「目がとびでるほど」たかくて、とてもひよっこぼうけんしゃのわたしでは買うことができないので、あきらめていたのですが……

「これは僕が呪いの専門家を目指したきっかけでもあるんだけど…… 僕はいわゆる「特異体質」でね。
つばとか唾液とかみたいな、僕の体液には、聖水と同じ、解呪の効果があるみたいなんだ。」

「とくいたいしつ」……? ウワサでは聞いたことがあります。とくべつなちからをもつフシギな人たちのことです。
でも、おにいさんがそうだったなんて。
しかも、「せいすい」とおなじこうかをもつなんて、とってもスゴイ人です。
で、でも「なめる」ってどういうことなんでしょうか……?まったく意味がわかりません。

「だから、聖水と同じ効果をもつ僕の舌で、君の呪われた靴下を舐める。そうすれば呪いを解くことができるんだ」
「で、でもぉ…… な、なめるいがいにもほうほうはあるんじゃあ……」
「それがちょっと厄介でね。僕の体液は体外に出てちょっと時間が経つと、その聖水としての効果を失ってしまう。
例えばつばをビンに詰めておいて、それをかけるって事ができないんだよ。だから直接体液をかけるしか無い。」
「そ、そうなんですか……」

りくつはわかったけど、かといって、「じゃあなめてください」なんてカンタンにはこたえられません。
だ、だって……
お、男の人に、足をぺろぺろとなめられるなんて……、もちろんやられたことなんてないし、聞いたこともないもん!!

「たしかにシオンちゃんは女の子だから…… 男の僕に足を舐められるのは抵抗があるだろう。無理強いはしないよ。」
「う…… うぅ……」
もじもじとするわたしを見て、おにいさんは心配そうに聞いてくれています。


「で、でも…… おにいさんはいいんですか?」
「ん?なにがだい?」
「だ、だってわたしのくつ下の足は……すっごくきたなくなってるし、あせでぬるぬるビチョビチョしてるし、ムレムレしてるし……
そ、それにとおっても、クサいんですよ……?そ、そんなきもちわるいくつ下をなめるなんて、おにいさんのほうがイヤじゃないのかなって……」

なめられるのははずかしいけど…… それよりも、わたしはおにいさんにメーワクをかけるのもイヤでした。
だ、だってこんなクサくてきたなくてムレムレなくつ下をなめるなんて、いくら「のろい」をとくからってイヤじゃないわけないもん。


「……シオンちゃんは、その靴下を脱ぎたいんだよね?」
「そ、それは…… そうですけど……」

おにいさんはすくっと立ち上がって、わたしのあたまをぽんぽんとやさしくなでました。
おにいさんの手は大きくて、なでられるとなんだかあんしんします。

「そして僕にはそれができる方法がある。シオンちゃんが呪いを解いて喜んでくれるのなら、僕だって喜んで呪いを解いてあげる。
たしかに呪いの研究でお金をもらってるけど、それ以上に僕は呪いで困ってる人を放っておけないんだ。」
「お、おにいさん……」

「あとはシオンちゃんは良いかどうかだ。どうする?」

……

おとこの人に、足をなめられるなんて、すごくはずかしいけれども……
おにいさんは、こんなにきたなくてムレムレでクサいくつ下をなめなきゃいけません。
ぜったいにおにいさんだってイヤなはずなのに、おにいさんは、こまってるわたしをそれでもたすけてくれるというのです。

たしかに、このくつ下はぬげるなら、なんでもするとは思っているのもありますけど……
このおにいさんのやさしさを、「はずかしいから」と言ってことわるほうが、わたしにはできませんでした。

わたしは赤くなった顔をぱんぱんとたたいて、なみだをごしごしと手でふきます。
カクゴをきめました。

「わかりました……」

わたしはいすから立ち上がって、ぺこりと頭を下げます。

「わたしのくつ下の足をなめてください!!おねがいします!!」




「……よろしい」

わたしの言葉を聞いて、おにいさんの口もとが、すこしだけ上がりました。
「かめん」ごしなので、ひょうじょうはよくわからないけど、おにいさんはやさしくわらってくれていると、なんとなくわかりました。



……


「準備はできたかい?足を椅子の上に乗っけてくれ。」
「わ、わかりました……」

わたしは、イスの上にりょうほうの足をおいて、足のうらを前に出すようにぴんとたてます。
足は白いニーソックスをはいているのですが…… なんとこのくつ下は「のろい」のくつ下なのです

くつ下の足は、たくさんでてくるあせのせいでヌルヌルしてて、へんななまあったかさのせいでムレムレ。
つま先からはゆげみたいな白いケムリがモワモワと目でハッキリ見えるくらいだし、おまけにすっぱいような「はっこう」しているようなキョーレツにニオっています……
それに、ここからじゃみえないけれど、くつ下の足のうらは、わたしの足あとをつけたみたいにくっきりと黒くよごれています。


そんなわたしの「のろいのくつ下」に、「のろいのせんもんか」という、かめんをかぶったおにいさんが、かおをちかづけています。
「せいすい」と同じ「とくいたいしつ」をもっているおにいさんが「わたしのくつ下の足をなめて」のろいをとくためです。


「じゃあ、いくよ。まずは足の甲からだ。」
「……は、はい」


わたしはカクゴをきめて、おにいさんに足をなめてもらうようにおねがいしたんだけど……
うぅぅ…… やっぱりはずかしい!!


ぺろっ……
「ひぃぃいいぃぃやあぁあぁあ…………」


今まさに、おにいさんがわたしの足のこうを、したでべろっとなめました……!
したでなめられるから、ちょっとベタベタするのかな?とおもったんだけど、
おにいさんのしたはけっこうかわいていて、なんだかザラザラとしています。

その、ザラザラとしたかんじが、くすぐったいのかよくわからなくて、おもわずわたしもヘンテコな声を出してしまいます!
さっき、「のろいのちょうさ」で、わたしはくつ下の足をおにいさんの手でまんべんなくモミモミとさわられたけど、
その時とは、まったくちがう、かんかくです……!



こ、これが、なめられているってことなんだぁ……!!

ぺろぺろ…… ぺろぺろ……
(お、おにいさん…… ほ、ホントにわたしのくつ下の足をなめてるぅ……)

わたしは足と、おにいさんを見てみると、ほんとうにおにいさんはしたを出して、わたしのあしをペロペロとなめています。
ま、まるでわたしの足がソフトクリームであるかのように、ペロペロと……

(~~~~~~っ///)

おにいさんがわたしの足をペロペロとなめるのみて、あたまがボフッと火をふいたみたいにあつくなります。
そのはずかしさのあまり、ついわたしはてでかおをかくしてしまいます。
と、とてもじゃないですけど、男のひとがわたしの足をなめているところなんて見れないです!!

ぺろぺろ……ぺろぺろ……

おにいさんは、わたしの右足のこうをなめおわったかとおもうと、左足のこうをなめだします。
そして、なめるのをやめたといっしょに、わたしに話しかけてきました。

「あまり足の甲は呪いの効果が強くないみたいだけど…… どう?なんか足の感触が変わったと思わない?」
「……!! そ、そういえば……なんだかスースーします!!」

わたしを苦しめる、「のろいのくつ下」のこうかのせいで、わたしのくつ下の足はムレムレヌルヌルしてたのですが……
おにいさんがなめた、足のこうからそのムレムレとヌルヌルがすくなくなったようにかんじます!
それだけじゃなく、ハーブみたいな「やくそう」をからだにぬったときみたいに、スースーとしたさわやかなかんじがします!!

「そう、それが僕の解呪の効果だよ。よかった、ちゃんと効いてるみたいだ。」
「はい…… はいっ!!」
まだまだくつ下の足はヌルヌルベタベタのままだけど、ちょっとだけのろいがよわまったみたいで、とってもうれしいです!!

「それじゃあ次はいよいよ足の裏だ。ここは呪いの効果が強いからね。しっかり舐めないと」
(あ、足のうらぁ……)

そうです、足のこうはそこまできもちわるくないのですが、足のうらはあせが多いせいで、すっごくムレムレのヌルヌルです……
ここがすごくやっかいなのです。

べろーん……

……!?!?!?!?!?
く、くすぐったいぃぃぃぃいぃぃいいいいいいい!!!!!!!!!


「ひ、ひぎゃああぁあぁああああああぁああぁあああ!!!」
おにいさんがわたしの右足のうらをしたでべろっとなめたしゅんかんでした。
そのあまりのくすぐったさに、わたしは大きな声をだしてしまいました。

ベシンッ!!
「い、痛っ!!!!!」

おまけに、「じょうけんはんしゃ」でわたしはおもいっきり右足を上にあげてしまいました。
そして、足をなめていたおにいさんのあごに、わたしの右足が「くりーんひっと」してしまったのです!!

「いてて……」

おにいさんはわたしにけられたあごを手でさすっています

「ご…… ごめんなさい!!!」

わたしはひっしに、なんども頭を下げておにいさんにあやまります。
「大丈夫、大丈夫…… 気にしなくていいよ、シオンちゃん。」

おにいさんはこう言ってくれるけど、ほんとうにごめんなさいと思います……
わたしはまた右足を上げないように、足のうらに「しんけい」をしゅーちゅーさせて、おにいさんがなめるのをまちます。

「じゃあ、続けるね」

ベロッベロッ……
「くぅぅ…… うぅぅ……」

また、おにいさんは足をなめはじめます。
すっごくくすぐったいけど、わたしは大声をださないように、くちびるをぎゅっとかみしめて、手をぎゅっとにぎります。

ベロベロベロベロ……
(ぅぅぅう…… あんぅ…… が、ガマンガマン……)

おにいさんは、もくもくと、わたしのくつ下のかかとと足のよこをなめているようです……
右足、左足とかわりばんこにペロペロなめています。
いまにも、大声を出しそうで、足を上げてしまいそうですが、が、ガマンです。

ぺろぺろぺろぺろぺろぺろ……
(あああ…… スースーするぅぅう……)

ペロペロなめられたところは、あせのヌルヌルとムレムレがとれて、スースーとしていきます。
そのきもちいいかんしょくに、わたしはおもわず気がぬけてしまいます。
だんだん、くすぐったさにもなれてきたみたい。


……そんな時です。
おにいさんが、かかとをなめるのをやめて「つちふまず」をなめたその時でした。

~~~~~~~~~~~~~っっっっ!!!!

「うきゃぁぁあああぁああ!!あひゃあぁああ!!」

べしーーーーんっ!!
「痛っ!!!!!」

……またやってしまいました。
今までいじょうのくすぐったさのあまり、おもわずわたしはまたも足を上げちゃって、おにいさんの顔をけってしまいました……

「………」
「ご、ごめんなさいぃぃ………」
けられたところを手でなでる、おにいさん。こんどはなにもしゃべりません。
さすがに、おこってしまったのでしょうか……

「……シオンちゃん、両足をぴんとくっつけて、両腕を背中にまわしてくれないかな」
「……え?あっ、はい!!」

ちょっとおにいさんの声がひくくなっています。やっぱりおにいさんはおこっているようです。
ごめんさいのきもちがいっぱいのわたしは、おにいさんの言うとおりに足をぴんとくっつけて、うでをせなかにまわします


パチンッ!

おにいさんが指パッチンしたしゅんかんでした。

ニュルニュルニュルニュルニュルニュルッ!!!!!
グルグルグルグルグルグルッ!!!!

「きゃ、きゃああああああああ!!!!!」
(な、なに?このロープはぁ!?)

わたしの足くびと、太もも、そしてわたしのおなかとむねに
ニュルニュルとスライムみたいなピンク色のテカテカしたほそいロープがいきなり出てきたかと思うと、
そのまま、わたしの体にぐるぐるっとまきついて、しばってきたのです!!!

ぎちぎちぎちぎち…… ぷよぷよぷよ……
(い、いたくはないけど……うごけないよぉ……)

ニュルニュルぷよぷよテカテカしたそのロープは、ロープというよりモンスターの「ローパー」のもつ「しょくしゅ」のようです。
やわらかくて、まきつかれてもいたくはないけど、わたしの体にすきまなくぎゅっとがっちりまきついているのでちょっと苦しいです……
わたしが、体を動かそうとしても、ロープはまったくゆるみません

「お、おにいさん。これは……」
「ごめんね、シオンちゃん。あんだけ動かれちゃうと舐めづらいし、また蹴られたりすると、こっちも参っちゃうからさ……ちょっと動けなくなってもらうよ。」
「ぅぅぅぅ…… ごめんなさい。」

どうやら、このロープはおにいさんが「まほう」でだしたロープのようです。
ガマンできず足を上げてしまうわたしを、おにいさんは動けないようにしばるために出したみたい。

「ほんとにごめんね、シオンちゃん。でもここはしっかり舐めないと呪いは解けないし…… くすぐったくて苦しいかもしれないけどガマンしてくれ。
柔らかい素材だから、縛った跡が残らない。そこは安心してくれ」
「うぅぅ…… は、はい……」

正直、ロープにぐるぐるまきにしばられるのは動けないし苦しくてイヤだけど……
おにいさんを2回もけってしまっているわたしにはことわることができません。
わるいのはわたしなんですから……。

で、でも足と太ももはいいけど、うでをしばるひつようってあるのかな……?
あ、そうか。わたしが手でおにいさんをなぐっちゃうかもしれないからかな……


「じゃあ、舐めるのを再開するよ」

ぺろぺろぺろぺろ……

「くぅぅっう…… きゃひゃっ…… あひゃっ!ひゃははははははっ!!!!」

や、やっぱり、だめですぅ……

足のうらをなめられてるときはまだガマンできたけど、「つちふまず」をなめられるとこんなにくすぐったいんなんて……!!
おにいさんのザラザラしたしたが、わたしの足のうらをなめるたびに、部屋にひびきわたるほど、おおわらいしてしまいます。
でも、むかし、友だちをくすぐりあいっこをしたときも、こんなにくすぐったいとは思わなかったのに……
それに、あの時は「はだし」だったのに、くつ下をはいている今のほうがくすぐったいぐらいです!
も、もしかして、これも「のろいのくつ下」のこうかで、わたしの足のうらはくすぐりによわくになってしまってるのでしょうか……?

ギシギシギシギシギシッ!!!!
(くううぅ…… あ、足を上げたいけど、し、しばられてるから動けないぃ…… あひゃはははははっ!!!)

もしも、足をしばられてなかったら、きっとわたしは足をバタバタさせていたことでしょう。
でも今は、おにいさんの「まほうのしょくしゅ」で体中をぐるぐるまきにされてるから、体はまったく動きません。

ただしょくしゅが、ぎしぎしと音がするだけ。

わたしは足の指をギュッとにぎったりクネクネうごかしたり、首をふるふるふりながら、くすぐったいのをなんとかごまそうとします。

「きゃひゃぁ…… あひゃひゃひゃっ!!お、おにい… さんっ…… そ、そんなにそこを、なめない…… あひゃひゃひゃひゃ!!」
「いや、ここが呪いの効果が強いみたいなんだよ。だからしっかり舐めないとダメだ。ガマンしてくれ。」

ぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろっ!!!

「そ……そんな…… うひゃひゃっ キャハハハハハハッ!!!!」

おにいさんは、なめるのをやめるどころか、さらになめるスピードをはやくしています!!

「きゃあああああっっ!! うきゃきゃきゃっ!!ひゃはははははっ!!!」
(い、いきがっ…… できないよぉ……!)

あまりにも、おおわらいしすぎたせいで、いきがうまくできません…… 目にはなみだもでてきました……
体中があつくて、ほっぺたは赤くなって、顔はあせをかいています……


……

10分ぐらいたったとおもいます。
……ほんとはもっとみじかいとおもうけど、それだけ長くかんじました。

「ぜぇっ……ぜぇー…… はぁはぁはぁ……」 
「シオンちゃん、よくガマンしたね。」

やっと、おにいさんはわたしの足の「つちふまず」をなめるのをやめてくれました。
わらいすぎて、息ができなくて苦しかったわたしは、はぁはぁと「しんこうきゅう」します。

「うぅ…… あんなにつよくなめるなんて。おにいさん、ひどいよぉ……」
「まぁまぁ…… でもこれで、ちゃんと呪いの効果は弱くなってるはずだ。」
「あ…… ホントだ!!」

わたしのくつ下の足のうらのムレムレヌルヌルがなくなっていました!
ガマンしたかいがあって、かくじつに「のろい」はとけているのです!!

ぬるぬるぬるぬるぬるぬるぬる……
むれむれむれむれむれむむれ……

(あぅ……でも、まだかんじんなところがのこってたよぉ……)

そうです、いちばんあせをかく足の指はまだまだヌルヌルムレムレしています……
ここがなくならないと、いつまでたってもきもちよくはなりません。

「さぁ、最後の仕上げだ。足の指をなめるよ」
「はい…… おねがいします」

ぺちゃぺちゃぺちゃぺちゃぺちゃ……

「んんっ…… あぅぅっ…… あっ……」
おにいさんは、いよいよわたしのくつ下の足の指にしたをあてて、ぺろぺろなめはじめました。
「つちふまず」をなめられるときよりぜんぜんマシだけど……やっぱりくすぐったい。
おにいさんのしたが、わたしの足の指をなめるたび、小さく声をだしてしまいます。

ぺろぺろぺろぺろぺろ………

「……やっぱりシオンちゃんの足の指は本当にぷにぷにしててやわらかいね。癖になりそうだ。」
「も、もう。おにいさんってばぁ……」

おにいさんは、わたしの足の指のやわらかさが、きにいっちゃったみたいです。
なんだか、今までより、ねっとりなめられているきがします…… おにいさんもなんだかきもちよさそう……
こんなに、きもちよさそうになめるなんて、もしかしてわたしの足はキャンディみたいにあまくておいしいんでしょうか?

むれむれむれむれ……
もわもわもわもわもわ……
ぬるぬるぬるぬる……

……こ、こんなにきたなくてくさくてムレムレなくつ下の足が、おいしいわけないよね……


で、でも……

ぺろぺろぺろっ……
すーすーすーすーすー……

(ああ…… きもちいぃー…… ああんっ……)

おにいさんが足の指をなめるたびに、くつ下のヌルヌルムレムレがとれていきます。
おにいさんの「せいすい」とおなじこうかをもつ「つば」が、風にあたるたびにスースーしていきます。
このいっしゅうかん、くつ下のムレムレヌルヌルに苦しめられていたわたしにとって、それだけでもきもちいいことなのですが……

(……もうちょっと、なめてほしいかも……)

ムレムレヌルヌルがとれるたけじゃなくて、なんだかマッサージをうけてるみたいで……
おにいさんのしたが、指をペロペロするたびに、わたしの体がじんじんあつくなるのがわかります。
わ、わたしもおにいさんになめられるのがなんだかクセになってきちゃったのかな……///

ぱーーっ……
わたしは足の指と指をはなすみたいに、ぱーっとちからいっぱいひらきます。
くつ下も、それにあわせて、びよんとのびます。

「……?シオンちゃん……?」
「ま、まだ……指と指のあいだがあせでヌルヌルするの…… あ、あのだから……ここもしっかりなめて…… ほしいです…」

ここが、つま先のなかでも、いちばんあせでヌルヌルなのですから、ここをなめてもらわないときもちわるいままです。
おにいさんへ、ここをしっかりなめてきもちよくしてほしい、とおねがいします。
…////// は、はしたないっておもわれちゃうかな?

「……ここが一番汗がひどいもんね。わかった。しっかり舐めるから」

ちゅぽっ ちゅぽっ……

「あああぁん…… ああああっ……」

おにいさんは、わたしのくつ下の中の右足の親指を、口をすぼめてくわえると、そのままちゅぱちゅぱとなめはじめました!
なめられているというより…… しゃぶられている、のほうがあってるかも。
わたしの親指を「おしゃぶり」かなにかのようにしているみたいです……!

すーすーすーすー……
「うんっ… あああん…… あっ…あっ……」

でもこうされると、わたしを苦しめる、くつ下の指と指の間のヌルヌルムレムレが、すっきりとなくなっていきます。 
わたしは、「つちふまず」をなめられたときと同じみたいに、声をだしてしまいます。
でもくすぐったいからではありません、

……きもちいいからです。

おにいさんのしたが、指をペロペロするたびに、わたしの体がぽかぽかあつくなるのがわかります。

ちゅぽちゅぽっちゅぽちゅぽっ……

「ああ…… ああんっ…… うぅうぁ……」
「ぺろぺろ……… 気持ち良いのかい?シオンちゃん? ……ちゅぽちゅぽっ」
「くつ下のムレムレベタベタがなくなって……おにいさんのつばがスースーしてて…… すごく…… うああっ!!」

おにいさんは右の足、左の足の10本の指を1本ずつくわえて、口を上下してていねいにしゃぶっています。
それだけじゃなくて、おにいさんはしたもしっかりと使って、わたしのくつ下の布をおしのけながら、足の指のまわりをしっかりなめてくれています。

(ああ、きもちいい…… きもちいいぃ……)
それが、もみもみとマッサージされてるみたいで…… くつ下のヌルヌルムレムレがとれて、スースーして……

……もっともっと、なめてほしい。

そう思って、わたしは足の指をもっともっとパーッとひらいたり、くねくねうごかしたりしてしまいます。

ちゅぽちゅぽちゅぽっ……
ぺろぺろぺろぺろっ……
「ううぁあ…… ああああんっ…… おおぅ……… あっ……」

はずかしいから口では言えないけど、おにいさんにはわたしのきもちがつたわってるみたい。
おにいさんは、わたしのくつ下の足をもっとつよくしゃぶってなめてくれます。

そのたび、わたしは声をだしてしまいますが……
これがすごくきもちよすぎて、なんだか「おじさん」みたいな声をだしてしまいます……


ぺろぺろぺろ……
ちゅぱちゅぱちゅぱ……
ぺちゃぺちゃぺちゃ……

「ああんっ むむぅうっ…… あああんっ……!」
(もっと…… もっとなめてぇ……!!)

だんだんと、足のヌルヌルムレムレがなくなっていきます。
でも、それとはカンケーなく、ずっとなめるのをつづけてほしいな、とおもっちゃっています。
……わたしは「へんたいさん」になってしまったのでしょうか……


……


「もう、すっかり舐め取った。そろそろかな」
おにいさんが、わたしのくつ下の足から、口をはなしてしまいました。
わたしのくつ下の足のうら、つま先のあせのヌルヌルとなまあたたかいムレムレはすっかりなくなっていました。
……スースーしててきもちいいけど、なんだかすこしさみしくもおもえます。、

パチンッ!!
シュルシュルシュルシュル……

「あ、足のロープがほどけた……」

おにいさんが指パッチンすると、わたしの足とふとももをしばっていたまほうの「しょくしゅ」がなくなりました。
でもなぜか、わたしの「うで」と「じょうはんしん」にぐるぐるまきつく「しょくしゅ」はほどいてくれませんが……

「じゃあ、この呪いの靴下を脱がせるね」
「は、はい!!」

そうです、すっかりわすれていましたが、おにいさんがわたしの足をペロペロなめていたのは
わたしがうっかりはいてしまった「のろいのくつ下」をぬがせるために、やってくれていたことなのです。

おにいさんが、わたしのくつ下を手でつまんで、下にひっぱろうとしたその時です。


ぴろぴろぴろぴろぴろぴろ!!
*このくつしたをぬぐことができない!!*


わたしの頭の中に、文字がうかびました。

……

えっ、ええええ!!??

「こ、これは…… 予想以上に強い呪いみたいだっ!!」

なんと、くつ下ののろいはまだとけていなかったのです!!

ぬるぬるぬるぬるぬるぬるぬるぬるっ!!
もわもわもわもわもわもわもわもわもわもわ!
じゅくじゅくじゅくじゅくじゅくじゅくじゅくじゅくっ!!
むれむれむれむれむれむれむれむれむれむれっ!!

「ああぅ!!またくつ下の足が、あせでヌルヌルムレムレしてきたぁ……!!き、きもちわるいよぉお!!」

おにいさんの「せいすい」とおなじこうかのつばでなめてくれて、スースーしてたくつ下の中の足が、またあせをたくさんかきはじめました。
おかけで、またくつ下はあせでじゅくじゅくぬれはじめて、指の間がヌルヌルして、ムレムレもまたもどってきてしまっています……!!

「せ、せっかくおにいさんがなめてくれたのに…… なめてくれたのに…… う、うわぁああああん!!!」
きもちよさからいっきに「ぜつぼう」したわたしは、おにいさんの目の前なのに、わんわんとないてします。

「し、シオンちゃん……」
「グズグズっ…… もういやだぁああ…… いっしょうこのままなんていやだああ!ぬぎたいよぉお、ぬぎたいよぉ!!うわあああああん!!」

くねくねくねくねくねくねくねくねっ!!
くにゅくにゅくにゅくにゅくにゅくにゅくにゅっ!!!

わたしは、くつ下の中の足の指を大きくはやくこすりあわせて、くつ下のぬのをやぶるぐらいにめちゃくちゃにうごかします。
もちろん、くつ下のきじはわたしの足の指のうごきにあわせてウネウネのびるだけで、やぶれそうにはありません。
足の指をクネクネしもて、あせがぬるぬるして、つま先からもわもわとムレムレのゆげがでてくるだけです……


「あああああんっ!!ああああああんっ……」

わたしは顔をなみだと、ハナ水でぐしゃぐしゃにしてしまいます。
うではまだ「しょくしゅ」にしばられてるから、顔をふくことができません。
でも、そんなことを気にすることもなく、とても女の子らしくない顔で、みっともなくなきさけびます……

ぽんっなでなで

「シオンちゃん…… 大丈夫だよ」
「ぐずぐずっ…… ふぇ……?」

なきじゃぐるわたしに、おにいさんがぽんと手をおいて、なでてくれました。

「ここまで呪いの効果が強いのは僕も想定外だったけど、打つ手が無いわけじゃない。」
「ほ、ほんとぉ……?」

おにいさんはなみだとハナ水でべちょべちょになった、わたしの顔をハンカチでやさしくふいてくれます。

「……でも、この方法は女の子のシオンちゃんにとって、すごく嫌がることなのは間違いない。足を舐められる以上に、だ」
「ど、どんなほうほうでもっ!!やります!!やります!!」

おにいさんがその方法をまだ言っていないのに、、「むがむちゅう」なわたしはやってほしいとこたえてしまいます。
このムレムレヌルヌルくつ下をぬぐことができるなら、なんだってやります!
そんなわたしのこたえをきいて、おにいさんはふぅっといきをはくと、顔をわたしの耳にちかづけてきました。

「……落ち着いて聞いてほしい。さっき僕の体液には「聖水」と同じ効果があるって説明はしたよね?
「は、はい……たしか、つばがそうなんですよね?」
「そう、普通だったら唾で十分なんだけど…… 実は唾以上に強い解呪効果を発揮する体液があるんだ。」
「そ、それってどこなんですかっ?」
「………それはね」

ごしょごしょごしょごしょ……


……

「えっ、えええええええええええええ!///」


おにいさんはわたしにこそこそと小声で、ささやきました。
その内容に、わたしは顔がまっかっかになってしまいました。

「それでもいいのかい?君は本当に良いのかい?」

た、たしかにこれは「足をなめられる」よりもはずかしいことです……!!
と、というかそんな方法があるなんて、よそうすらできませんでした。
だ、だって…… 意味がわからないんだもん!!

「う、うううぅ……」
「もちろん嫌なのはわかってる。でも、そうしないとこの呪われたニーソックスを君はいつまでもはき続けなくてはならない。
シオンちゃんが大人になっても。十年、二十年たっても…… 下手すれば死ぬまで……」

そ、それはもちろんイヤです!!
こんなムレムレヌルヌルくつ下足のままじゃあ、友だちもなかまもみんなわたしを「くさいくさい」ときらわれちゃうし、
「せかいいちのぼうけんしゃ」というゆめもかなえられません!

どんなことでも、わたしは、おにいさんの言った方法をやるしかないのです。


「シオンちゃん…… どうする?」
「…………はい、やります。」

さっき足をなめられるときだって、カクゴをきめたじゃない、シオン!!
こんなことができないようじゃ、いつまでもりっぱな「ぼうけんしゃ」にはなれないんだから!
そう自分に言い聞かせて、わたしは「はい」と返事しました。

「……わかった。準備をするから待っててくれ」
「せーえき」


たいへんなことになりました。

この「のろいのくつ下」をぬぐために、おにいさんはわたしの足をぺろぺろなめたのに、
それではこのくつ下ののろいをとくことはできませんでした。

でもおにいさんは、まだべつの方法があるというのです。
で、でもその方法は……

「ほ、ほんとうにだいじょうぶなんですか……」
「ああ、僕は大丈夫だ」
「で、でも……その……」

わたしはイスにすわって、のろわれた白いニーソックスの足をぷらぷらとゆらしています。
ちなみに、なぜかわたしの「うで」と「じょうはんしん」はおにいさんの「まほう」でだしたほそい「しょくしゅ」でぐるぐるしばられたままです
(なぜかおにいさんが、ほどいてくれません)

そして、おにいさんは、そんなわたしのくつ下の足もとに…足もとに……

……


服をぬいで…… お、おっ……「おちんちん」……をだしてあおむけに、ねそべっています///



……さっき、おにいさんがわたしに説明した内容はこうです。

「僕の一番強力な解呪効果を持つ体液はずばり……「精液」だ。」

せ、せーえき……///
わ、わたしだってもう12さいだし、ひよっこだけど「ぼうけんしゃ」です。
おしっことはちがうものだってのも、わかりますし、それがどんなものなのかもわかります。

お、男の人が、……おちんちんからだす、白いどろどろとした……

……は、はずかしいのでこれいじょう説明はさせないでくださいっ!!///

「つまりシオンちゃんが僕のチンコを、その呪われた靴下を履いた足で、踏んだり擦ったりして、精液を足にかける事ができれば良いんだ」
「そ、そんなぁ……!!」

わたしは今まで一度も、おちんちんを見たことがないわけではありません。
……か、カンチガイしないてくださいっ!!
ちっちゃいころに、おとうさんといっしょにおふろにはいって、おちんちんを見たことがあるってだけなんだから///

も、もちろんさわったことなんて一回もありません!!
手はもちろん…… 足でふむなんて……!!

そ、それにギルドのおねいさんには「とうぞくにおそわれたら、こかんをけってこうげきしろ!」っておそわったことがあるように、
ふつうおちんちんって、男の人の「じゃくてん」なはずなんです!

しかも、しかもです。ただふみふみとふんだり、ゴシゴシこするだけじゃないんですよ!!

「い、今のわたしの足は…… 「のろいのくつ下」のせいで…… あせでヌルヌルしててビショビショだし、
ニオイだってすごいし……ムレムレだし…… それにすっごくきたないんですよ!!
そ、そんなくつ下の足で…… おにいさんのおちんちんをふ、ふむなんてできないですよぉ!!」

そうなんです。わたしだってカクゴはきめたつもりです。
「おちんちんをふむ」のは(すごくはずかしいけど)わたしがガマンすればいいだけなんですから。
足をなめられたのだって、はずかしかったけどガマンができたんだもん。

それよりも、わたしはおにいさんにもうしわけないのです。
いくらこのくつ下の「のろい」をとくためとはいえ、そんなムレムレヌルヌルでくさくてきたないくつ下足でおにいさんを「ふむ」のは
「なめる」ときよりも、おにいさんがいたくて苦しいことなはずなんです!!

そんなわたしの心配に、おにいさんは……

「大丈夫。さっき僕は、そんな君の臭くて汚くて、汗でムレムレな靴下を舌でぺろぺろ舐めたんだ。踏まれるのだって僕は嫌じゃないよ。
全ては君の靴下の呪いを解くためなんだから」

おにいさんは、いやな顔をせずに、にっこりわらってこたえてくれました。
ほんとうにこのおにいさんはいたくてイヤなのをガマンして、わたしのことを思ってくれているのです。
わたしの心は、おにいさんへのかんしゃのきもちでいっぱいです。

「……あ、ありがとうございます……!!」
「これも僕の仕事なんだ。むしろ、感謝するのは僕の方だよ」
「……ん?」
「あっ…… ごめん、今のは忘れて」

なんで、おにいさんがわたしにかんしゃするんでしょうか?
「のろいのレポート」を書くためにわたしがきょうりょくしているから、って意味なのかな。


「じゃあ、早速。踏んでくれ」
「は、はいっ!!」
まだおちんちんを足でふむことを「ちゅうちょ」するわたしにたいして、おにいさんはびっくりするぐらい、れいせいです。

どきどきっ…… どきどきっ……

わたしはしんぞうをドキドキさせて、右足をおそるおそる、ねそべっているおにいさんのおちんちんにちかづけます。
いきなり、ふんじゃうと、おにいさんがいたがっちゃうと思ったからです。


ぷにっ……

ついに、くつ下をはいたわたしの右足のうらがおにいさんのおちんちんをさわりました……!!
や、やわらかくて…… でもなんだかちょっとかたくて…… へ、へんなかんじ……///
こ、これが、男のひとのおちんちんなんだぁ……///


「うぉおおぉおおぅ…… あああ……」
「だ、だいじょうぶですかっ!?」

わたしがおにいさんのおちんちんにさわったとたん、おにいさんは苦しそうな声をだします。
つ、つよくふみすぎて、いたがってるのかも…・・

「……大丈夫。さすがにびっくりしちゃって、声を出しちゃっただけだ。むしろ、右足だけじゃなく左足でもちゃんと踏むんだ。」
「は、はい……」

わたしはおにいさんに言われたとおりに、左足でも、おにいさんのおちんちんをふみました。
おにいさんのおちんちんは、くつ下をはいたわたしのりょうほうの足ですっぽりおおわれます。
そのときでした。

ムクムクムクムクムクムクッ!!!!
「わ、わぁ……!!」

な、なんとおにいさんのおちんちんは、いきなり大きく、かたくなったのです!!

も、もしかしてこのくつ下の「のろい」が、おにいさんのおちんちんにうつってしまったのではないのでしょうか!?
だ、だってこのくつ下の足の中は、「のろい」のせいで、すごくあせでびしょびしょでムレムレだし、すごくくさいんだもん!

そんなくつ下でおちんちんをふんだら…… 「のろい」のせいでたいへんなことになるにきまってます!!
それに、なんだかポカポカしててあつくなってるし…… わたしの足がムレムレとなまあたたかくなってるのとおなじなのかもしれません。

「違うよ、シオンちゃん。これは僕のちんこが君の靴下の足に反応してるんだよ。呪いを解くために精液を出す準備をしてるんだ」
「そ、そうなんだぁ……」

どうやら「のろい」がうつったわけではないようです。
わたしはおにいさんの言葉を聞いて安心します。

「でも、これじゃあ、まだ出すことはできない。もっとチンコを反応させるために、もっと強く踏んでくれ。遠慮はしなくていい」
「……わかりました」

ぎゅうううぅぅう……
「ああっ!!くっ……!!」

わたしは足の指をギュっとさせて、おにいさんのおちんちんをすこしだけつよくふみます。

さ、さっきまではふにゃふにゃしてたおちんちんが、びっくりするほどおおきくなってかたくなっています!!
まるで、木のぼうみたいなかたさです!!
これなら、たしかにちょっとつよくふんでも、だいじょうぶかも……

ぎゅうううぅぅう!!ぎゅうううっ!!

こんどは足のうら全部に力をいれるようにして、ふむのをだんだんとつよくします。

じゅわあぁあ……

(わぁ、わたしのあせが、おにいさんのおちんちんに……)
足でふむたび、わたしのムレムレのくつ下からじゅわっとあせがでてきて、おにいさんのおちんちんをぬらしています……

「だ、だいじょうぶですかぁ……?
「うおぉおぉ……良いよシオンちゃん。その調子だ。」

おにいさんは、ふむちからをつよくするたびに苦しそうにしてますが「これは苦しいわけじゃないから心配しないで」と言ってきました
……さっきわたしも、足をなめられたときに声を出していましたが、それと同じ理由なのかもしれません。

「次は、ぼくのチンコの先…… そう、穴のある所だ。そこを足の指でこねくりまわしてくれ。もちろんかかとと土踏まずは踏むのをやめちゃダメだからね。」
「こ、ここですか……?この色がすこしヘンなところですよね……?」

こねこねこねこねこねこね……
さすさす…… さすさす………

「うぉぅ、ああ…… ……なかなか上手いぞ、シオンちゃん」
(わ、わぁ…… ここはなんだかぷにぷにしてるぅ……)

おちんちんのところはすっごくかたいのに、このおちんちんのさきはまるで「やじるし」の形みたいにもりあがっていて、ぷにぷにしています。
でも、ひょうめんはやわらかいけど、中はやっぱりかたくなってるみたい。なんだかヘンなのぉ……

そのふしぎなやわらかさに、おもわずわたしは、くつ下の足の指でさすさすとなでたり、こねこねともんでしまいます。
でもおにいさんは「続けていい」とこたえてくれるので、わたしは、さすさすこねこねをつづけます。

にゅるる……にゅるる……
(どんどん、おにいさんのおちんちんが、わたしのあせまみれになっちゃってる……)

ふんだと時といっしょで、わたしがおちんちんを足の指でこねくりまわすと、くつ下からもあせがニュルッとでてきて
おにいさんのおちんちんの先っぽをぬらしてしまいます。
おにいさんのおちんちんは、どんどんわたしのあせでヌルヌルとなってしまいます……


ドクッ……ドクッ……

お、おにいさんのおちんちんがなんだかドクドクいっています!!
わたしのくつ下ごしの足のうらからもはっきりつたわってきます……
こ、これはぜったいに「いじょうじたい」ですっ!!

「お、おにいさん!!」
「ううぅ…… はぁはぁ…… これでいいんだ。シオンちゃん……。僕の精液がまさにチンコに溜め込まれている音だよ。
シオンちゃんが僕のチンコを足で踏んで、体が反応しているんだ」

そ、そうなんだ……
わ、わたしがおにいさんのおちんちんをふんで、足の指でこねこねなでまわして……
そうすると「せーえき」が出るようになるんだぁ……

わたしは足の指でこねこねするのをつづけながら、おにいさんのおちんちんをふむのをつよくします。

こねこねこねこねこねこねこね……
さすさすさすさすさすさすさす……
ぎゅううぅぅぅぅぅぅ……

「うおぁぉぉぉお…… ああぁあ……っ!!良いよぉ、良いよぉ!!シオンちゃん……!!」
ずっと「れいせい」だったおにいさんが、大きな声を出しています……!!

さっきおにいさんは「声を上げるのは、苦しいわけじゃない」と言ってだけど……
「いいよ」と言っているのは、どういうことなんでしょうか?
も、もっとつよくしてくれって、意味なのでしょうか?


そ、そういえば……
おにいさんは「のろいをとくためにおちんちんがおおきくなっている」と言ってたけど……
たしか、男の人が、おちんちんを大きくする時って…… 「せーえき」を出すときって…… 

……

も、もしかして、おにいさんって……

……わ、わたしにおちんちんをふまれて、きもちいいのかな?



ドクッ…ドクッ……

……あ、あれ?
このドクドクする音はなんでしょう?
おにいさんのおちんちんからつたわってる音ではありません。

……あっ も、もしかして、これってわたしの「しんぞう」の音でしょうか……?
な、なんでだろう……? 体もなんだかジンジンあつくなってるかも……

ぎゅうぅぅうう、ぎゅうぅぅうう!
さすさすさすさすさすさすさすっ!!
もみもみもみもみもみもみもみっ!!

「うぉおおあああっ…… おぉぉぉぉぉ!!」

わたしは、もっともっと、おにいさんのおちんちんをふむ力をつよくします。
おちんちんはもっともっと、かたく大きくなってるみたいで、おちんちんからつたわるドクドクの音も早くなってるみたい。
おにいさんの声も、部屋じゅうにひびきわたるくらい大きくなっています……!


……わたしがおにいさんのおちんちんをふんでいるのは、このくつ下におにいさんの「せいえき」をかけてのろいをとくためです。
で、でも……
おにいさんは、も、もしかして、そんなのとはカンケーなく……

わたしにおちんちんをふまれてきもちよくなってるのではないのでしょうか……?

わたしに、おちんちんを……
このきたなくてくさくて、ムレムレなくつ下に…… ぎゅうぎゅうふまれて……
こんなに大きな声を出して……

そんな「ギモン」がわたしの頭の中でぐるぐるしてた時です。

「はぁはぁはぁ…… さぁ、シオンちゃん。最後の総仕上げだっ!!」
「ひゃ、ひゃいぃ!」

おにいさんがいきなり大声をだしたので、わたしもびっくりしてしまいました。

「君の両足の指と、その付け根の間でチンコを挟むんだ!!」
「わ、わかりましたぁ!!」

ぎゅうっ、ぎゅうぎゅうぅ!!!

おにいさんに言われるがまま、わたしは足の指とそのつけねの間のくぼみに、おにいさんのおちんちんをつつむようにはさみます。

「ぅぉぅ…… はぁはぁ……」
ぎゅうっとおにいさんのおちんちんをはさんだとたん、おにいさんは息を切らしながら、大きな声を出しています。

「今、精液は僕のチンコの根本に溜まっている!!それを絞り出すように、チンコをゴシゴシこすってくれぇ!!」
「わ、わかりましたぁああ!!」

ぎゅっぎゅっ!!
ごしごしっ!!ごしごしっ!!!

「えいっ…… えいっ!!」
「あああああああっ!!うぉぉぉぉぉぉぉぉおぉ!!!」

おにいさんに言われたとおり、わたしはりょうほうの足の指に力をこめて、おちんちんを上から下へゴシゴシこすります!!

「まさつ」のせいでうまくこすれない、と思ってたけど、今のおにいさんのおちんちんはわたしの足のあせでヌルヌルぬれています。
おかげで、わたしはおにいさんのおちんちんをスムーズにこすることができます。

どくどくどくっ!!どくどくっ!!!
(お、おにいさんのおちんちんのどくどくが、また大きくなってるぅ……!!)

きっとこれは、おにいさんの「せーえき」がおにいさんのおちんちんから出ようとしているからなのかな……?
「苦しくない」とお兄さんは言ってくれていますが、こんなに大声を出してるんです。
きっとこれはおにいいさんの、わたしを思ってのウソなんでしょう……
おにいさんだって「せーえき」がなかなか外に出なくて、苦しいはずです。

ごしごしごしっ!!ごしごしごしごしごしっ!!!
「えいっ!!!えいっ!!!!」

わたしは、さらに足ではさむ力をつよくして、ぎゅぎゅっとしぼりだすようにゴシゴシおちんちんをこすります。
こする力がつよくなったせいなのか、くつ下の足のうらもすっごくあつくなっています!!

「はぁはぁ…… い、良いよぉぉ!!そ、その調子だぁ……!!」

にゅるにゅるにゅるっ!!!じゅわあぁあ……

「きゃ、きゃあ!?なにこれっ?」

わたしのくつ下を、ドロドロしたなにかが、ぬらしています。
これは、わたしのあせではありません……!
おにいさんのおちんちんの先っぽから出てるものです!!
とうめいで、ドロドロしてて…… でも「せーえき」とはちがうみたい……?

「うぉあぉぉお…… そ、それは…「カウパー」と言うんだ……っ。」
「か、かうぱぁ……?」
「も、もうすぐ、せ、精液が出る合図…… もっともっとぉ、はやくゴシゴシするんだぁっ!!」
「は、はいいいぃぃ!!!」

ごしごしごしごしごしごしごしごしごしごしっ!!!!!!

わたしは両方の足のうらと足の指を、げんかいいっぱいまで力を入れて、おにいさんのおちんちんをこすります!!

わたしのムレムレのくつ下の足から出るあせと、おにいさんのおちんちんから出てる「かうぱー」で、ぬめらすように……
足のうらが「まさつ」であつくなるくらい、「むがむちゅう」にめちゃくちゃにごしごしとこすりますっ!!

どきどきっ……どきどきっ……
(か、からだがあついよぉ……)

な、なぜかドキドキがとまりません。なんだか体もあついですっ!!
走ってるときみたいに、息もうまくできません……!
でも、なんなんだろう、このきもち…… うまく言えないけど…… 


ごしごしごしごしごしごしごしっ!!!

わたしは自分のもやもやしたかんじを、ごまかすみたいにおにいさんのおちんちんを、もっと早くこすってしまいます
なんか「パニック」になってるみたいです……!!

「ああああおおおおっ!!!」
おにいさんの声はもう言葉になっていません。まるでモンスターみたいです……
でも「止めて」と言っているいるわけではないのはわかっているので、わたしはゴシゴシこするのをとめないようにします。


ごしごし!!ごしごしごしごしっ!!
ぎゅうぎゅうっ!!ぎゅうぎゅうゅう!!

わたしはこするだけでなく、足の指でおちんちんをもっとつよく、ぎゅぎゅっとにぎります。
きっと、もうちょっとがんばれば、おにいさんのおちんちんから「せーえき」が出てくるはず……!!

ごしごしごしごしごしごしごしっ!!!
ぎゅううぎゅうぎゅうぎゅうぎゅう!!!
ぷにぷにぷにぷにぷにぷにっ!!
ぬるぬるぬるぬるぬるぬるぬるぬるっ!!

「ああああおおおおっ!!!うほぉぉぉぉぉおぉおあああ!!」
「が、がんばってください!!おにいさん!わたしもがんばってゴシゴシこすりますからぁ!!」
「ああ…… シオンちゃん…… でる… でるぅ……!!」
「がんばって、おにいさんっ!!」

ごしごしごしごしごしごしごしっ!!!
ぎゅううぎゅうぎゅうぎゅうぎゅう!!!
ぷにぷにぷにぷにぷにぷにっ!!
ぬるぬるぬるぬるぬるぬるぬるぬるっ!!

はやく、「のろい」をときたいきもちもそうだけど、こんなに苦しんでるおにいさんを楽にしてあげたい……
わたしもラストスパートで、めちゃくちゃにこすりまくります!!

どくどくっ!!どくどくっ!!!
ぷしゅる……ぷしゅる……

おちんちんの「どくどく」した音はもっと大きくなってるし、「かうぱー」もたくさん出てきはじめた……!!
いよいよです!いよいよでてきそうです……!!

くつ下の足でにぎったり、はさんだり、こすったり……「せーえき」出て!「せーえき」出てっ!……と、きもちをこめながら……
わたしはむちゃくちゃにくつ下の足を動かして、おにいさんのおちんちんをゴシゴシゴシゴシとこすります!

もう自分でもなにがなんだかわかりませんっ!!もうめちゃくちゃです!
わたしは、おもわずさけびます!!

「せーえき、でてきてーーーーーーーっ!!!!」
「うぉあぁうあおふぁうぉぁおおおおおっっっっ!!!!」





ドピュルルルルルルルルルルルルルっ!!!




びちゃびちゃびちゃびちゃっ!!!

「わ、わぁ!!」
「ぜぇぜぇ…… はぁはぁ……」


おにいさんの、おちんちんから白くてどろどろした、ミルクのようなものが「ふんすい」みたいにとびだしてきました!!
は、はじめて見たけど…… き、きっとこれが「せーえき」です…… 

「せーえき」はおちんちんをこすっていたわたしのくつ下の足にいきおいよく、びちゃびちゃとかかってしまいました。

べとべと……べとべと……
にちゃにちゃ……にちゃにちゃ……

「わぁ…… べとべとするぅ……」
おもわず、わたしは「せーえき」のかかった、くつ下の足をにちゃにちゃと、こすりあわせてしまいます。


カチャッ…… カチャッ……



「あっ……!!まさかっ……!!」

わたしのくつ下の足から、何かが外れるようなかんかくがつたわりました。
あせのヌルヌルやムレムレではありません。
いままでくつ下の足をおおってた、しょうたいふめいな「何か」が、きれいさっぱりなくなったような……

(まだ「じょうはんしん」はしばられたまままだったので)わたしはりょうほうの足を使って、くつ下のぬのをおさえてひっぱってみました。


すぽっ!!すぽっ!!!


……!!


……や、やりました!!




「く、くつ下がぬげたあぁあああああ!」
エピローグ



ジャアアアアア……
「うふふふ…… えへへへっ」

わたしは、おにいさんにシャワーをかりて、「はだし」の足に水をかけてキレイにします。
そう、「はだし」です。「はだし」なんです!!
うれしくてうれしくて、わたしはわらうのをとめられません……


わたしを苦しめてきた、ぬぐことのできなかった「のろわれた白いニーソックス」…… 
「いっしゅうかん」もはきつづけて……あせでヌルヌルするし、ムレムレするし、おまけにすごくにおうくつ下をようやくぬぐことができたんですから!!


「えへへへっ♪」
「嬉しそうだね。シオンちゃん。シャワーの外から鼻歌も聞こえてきたよ」

シャワーがおわって、わたしがタオルで足をふきながら、ドアをあけるとおにいさんがいすにすわってまっていました。

「だって、うれしくてうれしくて……」
「そうかそうか。そんなに嬉しそうにしてくれるなら僕もとっても嬉しいよ」

このおにいさんは、わたしのくつ下の「のろい」をといてくれた「おんじん」です。


「ありがとうございます!!ホントに、おにいさんにはかんしゃでいっぱいです!!」
ふかぶかとおにいさんにおじぎするわたしのあたまを、おにいさんは手でなでてくれます。

「最初も言ったじゃないか。僕は呪いで困ってる人を放っておけないから助けただけなんだから。」
「で、でもぉ…… あ、ありがとうございますっ!!」

おにいさんはそう言ってくれますが……
くつ下をなめたり、くつ下の足でおちんちんをふまれたり……
そこまでやってくれてわたしのくつ下の「のろい」をといてくれてのです。
お金もはらってないですし…… わたしは口でありがとうと言うだけじゃきもちがおさまりません。

あ、そうだ!!

「おにいさん、ちょっとめをつぶってもらっていいですか?」
「……ん?こうかい?」

ちゅっ

「し、シオンちゃん……」
「え、えへへへ……」

わたしはおにいさんのほっぺたに「チュウ」をしました。
ありがとう、のことばだけじゃない、わたしの「かんしゃ」のきもちです♪

おにいさんのほっぺがすこしあかくなってるのがわかります
えへへ、わ、わたしも顔がまっかっかです……

「……ありがとう、シオンちゃん。」
なでなで……

おにいさんはわたしのあたまをぽんぽんとやさしくなでてくれます。
おにいさんのかおはマスクをかぶっているので、ひょうじょうはよくわからないけど、よろこんでくれているのはわかります。

「あ、そうだ。シオンちゃん。これをわたすね」
「こ、これは「のろいのくつ下」じゃ……」

おにいさんにはわたしの手にぽんと、おりたたんだ白いニーソックスをわたしてきます。
そうです、これはわたしをながいあいだくるしめた「のろいのくつ下」です

「シオンちゃんがシャワーをしている間に、僕が「まじない」をかけてみたんだ。
呪いもそうだけど、汚くなったところもすっかりキレイにしたし、汗もきれいにとったよ。
あ、ちなみに靴も汗でビショビショしてたからそれもキレイにしておいたから、それを履いて帰ると良い。」
「あ、ありがとうございますっ、なにからなにまで……!」

わたしはうきうきとと白いニーソックスをはきます。
見た目もかわいいし、やわらかくて、さらさらとしてて、すごくのびるくつ下……
「のろい」さえなければ、こんなにはきごこちのいいくつ下なんだ……


「その靴下は「呪い」さえなければ本来はかなり履きやすくて、装備としてもかなり上等のものだよ。
生地も貴重で高価な素材で、吸水性もいいしちっとやそっとのことじゃ破れない。冒険にもすごく役立つと思うから。」
「そうなんだぁ…… えへへっ」

わたしはくつ下の足のゆびをぐーぱーぐーぱー、くねくねとうごかします。
くつ下のきじがわたしのゆびのうごきにあわせて、うねうねとのびて、ぜんぜんきゅうくつにかんじません。
もちろん、ムレムレもあせのヌルヌルもありません。

……ほんとうはちょっとくつ下をはくのが「トラウマ」になっていたので、しばらくくつ下をはくのはやめようかな、とおもってたけど
このくつ下のやわらかさに、そんなきもちはなくなってしまいました。


「ほんとうにありがとうございましたっ!!」
「また困ったことがあったら、遠慮なく相談しに来てね」

わたしはクツをはいて、おにいさんにもういっかいおじぎをします。

そしておにいさんにさよならを言って、外にでます。

「うふふふ…… えへへへっ」



家までの帰り道…… 
ひさびさにあじわう、すーすーとしたさわやかな風をかんじて、わたしはついついスキップしてしまいます。

「あなたにはイヤなおもいもしたけど…… これからはよろしくね♪」


わたしは、あしたから、また「ぼうけん」のたびにでかけます
そして、これからの「ぼうけん」の「あいぼう」の白いニーソックスをさすさすとなでました。



……

これはナイショなんだけどね……

きょう、わたしが「のろい」をとくためにやったことを思い出して、わたしはまだドキドキしています

おにいさんにくつ下の足を手でもみもみとさわられたり、ペロペロとなめられたり……
さ、さらにおにいさんのお、おちんちんをぎゅぎゅっとふんだり、ゴシゴシこすったり……

「のろい」をとくためには、しかたなかったけど…… すっごくすっごくはずかしかった……

なのに……なんだか…… ドキドキして……


き、きもちよか…った… かも……///


とくにさいごの、おにいさんのおちんちんをゴシゴシこすったのは……
おにいさんは「のろい」をとくため、と言ってたけど……

わたし、ほんとは知っています。
男のひとがおちんちんをかたくおおきくするのは……「コーフン」しているときだっていうの……///

あんなに大きな声もだしてたし… さいご、すっごく「せーえき」も出てたし……
お、おにいさんも、わたしのくつ下の足におちんちんをふまれたり、ゴシゴシこすられて……き、きもちよかったのかなぁ……?

も、もしかしてわたしのくつ下の足をもみもみさわったのも、ペロペロなめたのも……
わたしのくつ下の足にコーフンしてたのかな……?
あんなにきたなくて、くさくて、ムレムレなくつ下だったのにぃ……

おにいさんはもしかして「へんたいさん」だったのでしょうか……?

……

うぅ……

でもおにいさんがほんとうに「へんたいさん」だったとしても、おにいさんはわたしの「おんじん」なのは変わりません。
わたしの「のろいのくつ下」をといてくれたおにいさんが、もしもきもちよくなってくれるというのなら……

ま、また…… やってみたいかも……


~~~~~~っ!///


ち、ちがうよぉ!!
わ、わたしは「へんたいさん」なんかじゃないんだからぁ!!
あ、あくまで、おにいさんにかんしゃするためにやってあげるんだからぁ……///








……



「……へへへ、今回もうまくいったぜ!!」

「確かに俺は呪いの専門家だし、解呪方法に精通してるが……、「呪いをかけることだって」できるんだぜ……!」

「街中に【足汗増加】【常時蒸気】【足臭凝縮】の「呪い」をかけた靴下を無作為にばらまいて……頃合いを見計らって、「解呪」のチラシを配る。」

「そうすれば、俺の所に、汚くて臭くて汗でムレムレな靴下足をもった女の子がやってくるという寸法だ!」

「俺は、「解呪」と称して、そんな女の子の靴下を見放題!嗅ぎ放題!触りたい放題!舐めたい放題!」

「ついでに女の子を「触手」でぐるぐる巻きに縛り上げて、くすぐり攻撃……!!」

「最後は足コキでフィニッシュ!!」

「俺は女の子の靴下足をたっぷり堪能できるし、女の子は呪いが解けて俺に感謝してくれると、まさに一石二鳥!!」

「ぐへへへ……まったく、我ながら頭が良いマッチポンプだぜ!!」

「それにしても今日のシオンちゃんはすっごく可愛いかったなぁ。足もちっちゃくてやわらかくて… なのに靴下は汚くて臭くてムレムレとか最高だよなぁ!!」

「この前の清純派「シスター」のエロい黒ストッキング!奔放な「遊び人」のすっごく臭い網タイツ!生意気な「魔法使い」のムレムレハイソックス!!
あの娘らの足も最高だったが……、やっぱりシオンちゃんぐらいのロリっ娘の白いニーソックスの足は格別だぜ!」

「恥ずかしがるシオンちゃん…… 触手に縛られるシオンちゃん… そして「がんばれ」足コキまでしてくれたシオンちゃん…… どれも最高だったなぁ!!」

「おまけに、最後にキスまでしてくれちゃって…… これだから、やめられねぇ!!」



「次はどんな靴下に、「呪い」をかけてやろうかな……」

「…そうだ!!今度はもっと子供用の白タイツに「呪い」をかけてやろう……!そうすればもっとロリロリな女の子のぷにぷに足を楽しめるな……!!」

「ううぅ…… 想像しただけで興奮してきた…… !あんだけブチまけたのに、また勃ってきやがる……!」

「とりあえず今日は、シオンちゃんとの靴下プレイをオカズにしてやろう……!」

「ふふふ……、今日の出来事は全部、この「魔法の仮面」に映像で記録済み……!
これでいつでも、シオンちゃんの白いニーソックスを楽しめるというわけだ!」


「ぐへへっ…… ぐへへへへへへっ!!!」
言峰绮礼
Re: 对气味控来说简直是……
简直是……
简直是不能理解你发的一堆什么破玩意
Su
superhlyb
Re: 对气味控来说简直是……
看不懂日语orz但是似乎是我喜欢的类型
qiqinzi
Re: 对气味控来说简直是……
"言峰绮礼":简直是……
简直是不能理解你发的一堆什么破玩意
看不懂说明你学习的还不够,加油深造吧少年。
IN
INDDUCK
Re: 对气味控来说简直是……
码一下
看起来不错
Yh
yhxyhx
Re: 对气味控来说简直是……
机翻无力啊
Fu
fubofzy
Re: 对气味控来说简直是……
求翻
Pl
planeswalkeryanwei
Re: 对气味控来说简直是……
NICE
Mh
Mhip
Re: 对气味控来说简直是……
日文無力
叶天邪凌尘
Re: 对气味控来说简直是……
qiqinzi
"言峰绮礼":简直是……
简直是不能理解你发的一堆什么破玩意
看不懂说明你学习的还不够,加油深造吧少年。

智力低
瞎搞
Re: 对气味控来说简直是……
紫苑和“诅咒袜子”
“呜呜呜呜……咕嘟、咕嘟……”
粘糊糊的……。温水……
出口……出口……
受话者……受话者……
哇啊啊啊……
“已经……讨厌啊……!”
我叫紫苑。年12岁。
虽然个子很小,但是属于熊权行会的“剑”。
因为等级还只有3,所以是只能打到弱怪物的“雏鸟”……
总有一天我会变得坚强,成为大人后,我会以成为世界第一的冒险者为目标努力的。
……但是,现在房间里只有一个人在发呆……
曲里拐弯!
出口!
被呛到了!!
“为什么不脱呢……已经不能忍耐了……!”
原印在我脚上的这个过膝长袜。
看起来很可爱,虽然只有几岁……
*这个袜子被诅咒了!!*
*脱不了袜子!*
“急得软绵绵的,无缝的……非常痛苦……真恶心!”
我穿上这双袜子后,竟然一个星期……
这个“被诅咒了”的袜子一直穿着……
……话要追溯到一周前。
哇,放了很多“そうび”!我要那个!”
在城镇尽头的一个杂货铺里,我在找「そうび」。
我还是“雏鸟”,所以没什么钱。
但是,这里有很多“刺物”的话是传闻中的杂交,而且比中间的商店便宜。
“哇,这是什么!超级可爱!”
在“100金金金金几时”的金属桶里,有它的袜子。
刺眼的白色和边缘处有小水珠和线条的过膝短袜。
质地柔软,非常容易穿。
“鞋下”几乎没有“物理防御力”,有没有都可以……
在成为“冒险者”之前,我是“女人”。果然还是想打扮一下。
“小天,请给我这个!”
我付了100黄金买了那个袜子,带回家了。
“马上开始收拾吧♪”
我决定脱掉以前穿过的袜子,穿新买的袜子。
磨磨蹭蹭地……
“哇,这鞋底好长啊!”
买的时候是不是有点小?我想,这鞋底的杵伸长得惊人,紧紧地贴在我的脚上。
质地非常柔软,容易穿,穿起来也很舒服。
“嘿嘿,果然很可爱啊,买了也不错♪”
穿完袜子的我,在镜子前摆好姿势。
那时候……
必罗必罗必罗必罗必罗!
*这个袜子被诅咒了!!*
“诶!?什么!?”
在不知道是从哪里传来的奇怪音乐的同时,脑中浮现出这样的文字。
“这、这个袜子被诅咒了,是怎么回事!?”
不明所以的我,会很僵硬。
呃……嘘……!
“啊……!!袜子……”
突然,袜子发出了“魔法”般的光芒,突然把我的脚给夹住了!
“没有,必须是你!!”
虽然不想戴发箍……我感觉到了你的气息,急忙想要脱掉袜子
但是…… 
“不,不会掉的!”
袜子紧紧地贴在我的脚上,怎么也动不动了!
尽管如此,我还是拼命地想把袜子放在手里……
*脱不了袜子!*
脑子里又出现了文字。
……
“啊——————!”
没想到,我大声地喊了起来。
是的,这个可爱的白色过膝袜,
只要有一次,就无法擦拭的“诅咒的袜子”……
……
只有最后一次,我也还有余裕。
虽然我觉得“怎么也不脱袜子”……
我马上就这么办。
温水……被呛到了……
(放着脚上的汗,脖子里啪嗒啪嗒的……而且总觉得闷热啊……)
穿着鞋在街上走的时候,我马上发现了奇怪的事情。
脚的汗比平时多。
确实我是个“爱出汗”的人,但也不至于磨磨蹭蹭的。
而且,袜子的脚总觉得叽叽喳喳的,很不舒服。
(哇……袜子和裤子里都被汗湿透了……袜子不会脱的……换上凉鞋吧)
我讨厌每次走路都会被弄湿的感觉,所以决定换成凉鞋……
我不知道……
(啊,总觉得有种奇怪的味道……)
穿凉鞋的话,空气接触到脚很凉快,稍微有点闷热……
但是这次,感觉到了什么奇怪的味道。
总觉得很酸,像是聚集了汗一样的奇怪的味道。
我想是不是附近有什么垃圾,但是马上就知道了气味的原因。
啊啊啊啊啊啊啊啊……
(……这难道是我脚的味道吗!?)
是的,这种气味是从我袜子下的脚散发出来的!
虽然穿鞋子的时候不知道,但是穿着凉鞋,脚和鞋底都露在外面,所以味道也漏出来了。
我不喜欢别人知道我的脚很臭,所以我急忙换成了垃圾……
发牢骚……
九泉之下……
(呃,果然是垃圾啊,好恶心啊……)
在没有空气的垃圾堆里,我的鞋下的脚不会被冻伤,会越来越痱子和无缝……
但是,因为擦了垃圾的话,脚的味道就会暴露,所以只能继续穿垃圾。
哇啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊啊…
“呜,好臭!好臭啊……!”
我讨厌努尔努尔和无缝,反而一个人呆着的时候,马上脱了鞋,
气味比刚才更强烈了。
一定是因为垃圾中的气味一直在堆积……
(对了,用水冲一下吧!)
我立刻就穿着鞋子,把淋浴放在脚上,把汗洗干净。
但是,不知怎么的因为软绵绵的力量水被弹开了,完全不能洗。
是的,这个袜子不仅不能擦。
看看鞋子下面的“排列状态”,正因为是“被诅咒的袜子”,所以才会放上可怕的“特殊攻击”!
【脚汗增加(无法睡眠)】
本来我是个容易出汗的人,但是穿了这双鞋之后,汗的量增加了……
裤子里像水珠一样,鞋底不干净的汗,像水滴一样滴答滴答地洒落在水面上……
多亏了这个,特别是出汗的脚趾和手指之间,经常会因为出汗而黏糊糊的。
【经常蒸汽(无法唤醒)】
这双袜子,总觉得暖烘烘的。
痱子的艾草和暖烘烘的温度混合在一起,简直就像袜子里的桑拿一样……
那个无缝钢丝,让我感到很不舒服。
【脚臭冷凝】
而且,气味也比平时更加强烈了!
像是酸酸的,像是有什么“发酵”了一样的异味,即使不特意靠近脸也会散发出一股气味。
一想到这种气味是从我脚上散发出来的……非常不好意思,因为家里不在,所以不能擦床单
我终于知道了这个“被诅咒的袜子”的可怕……
这么小的袜子还擦不掉!
好久不见!
“不,不喜欢!”
好几次都想脱掉这双袜子。
但是,即使把糠抓得乱七八糟,拉得乱七八糟,鞋底的一条皱纹也做不到
作为“最后的关键”,用手中的小刀把它撕破吧!我想,
这又是一种不可思议的力量在作祟,就像是在冲水一样,像是在冲开空气一样……
简直像是在偷工减料……
正所谓“没有抑郁症”。
“怎么办……我不会脱的!”
最后,我会在一周内
努尔努尔的,温暖的
瞎搞
Re: 对气味控来说简直是……
锡安和“诅咒的袜子”

“呜呜呜……呜、呜……”

滑溜溜的…滑溜溜的……
我的名字…口主……
我是……我是……

哇~ ~ ~嗯……

“已经……讨厌啦……!”

我叫锡安。一年有12个。
虽然是“小矮子”,但是是附在“小矮子”上的“小矮子”。
因为等级还是3,所以是只能打败脏怪物的“小鸡鸡”……
总有一天会好起来的,长大成人后,我要以“老大的冒险精神”为目标努力。




……但是,现在房间里只有我一个人在发呆……


弯弯曲曲弯弯曲曲! !
我喊你! !
被呛到! !

“为什么不涂呢……已经不能再忍耐了……!”

阮主是被我的脚“踩”起来的这双短袜。
外观是非常可爱的袜子……

这个袜子被人拖了! !*
*不能脱袜子! !*

“用痱子擦干净,用棉布擦干净……太麻烦了! !”

我穿上袜子后,足足一个星期……
我一直穿着这个“被拖慢了”的袜子……



……故事要追溯到一周前。


“哇,这里有很多‘小玩意’呢!还有!”

在城市的尽头,我坦率地说,我在寻找着“大运”。
我还是个“小鸡”,没多少钱。
但是这里,如果有很多“挖出来的东西”的话,就会很容易弄清楚,所以价格也比店里卖的便宜。


“哇,这是什么!太可爱了! !”
在“100黄金黄金”的金属包里,有那个袜子。

白得耀眼,边缘有小水珠和线的短袜。
纹理也很柔软,看起来很容易打理。

因为“袜子”里几乎没有“防御力”,所以可有可无……
在被称为“小偷”之前,我是“女人”。我还是想打扮一下。

“天六先生,给我这个! !”
我买了100黄金的袜子回家。

“马上就来吧!”
我脱下了一直穿着的短袜,穿上了新买的袜子。

贼眉鼠眼……

“哇,这个袜子太长了!”
买的时候,会不会有点小呢?我想,这个袜子的形状会惊人地伸长,紧紧地贴在我的脚上。
鸡肉非常柔软,很容易穿,穿起来也很舒服。

“诶嘿嘿,果然很可爱啊,买了还好吗♪”
穿完袜子的我,在镜子前摆造型。


就是那时……

皮洛皮洛皮洛皮洛! !
这个袜子被人拖了! !*


“什么?什么?”

在不知道从哪里传来的奇怪的音乐的同时,脑海中浮现出这样的文字。

“这个袜子怎么回事?”
不明白的我,要收拾了。

心动……心动……! !
“啊……! !袜子……”
突然间,袜子发出了像“mao”一样的光芒,一下子把我的脚给勒住了!

“不,不涂不行! !”
虽然我并不想管束他……感觉不到你的心情的我,慌忙想脱下袜子。
然而……

“不,不会掉的! !”

袜子紧紧地贴在我的腿上,一声不吭,也不能再动了! !
尽管如此,我还是想和他一起使劲,用手使劲把他推翻……

*不能脱袜子!*

脑海中又浮现出了文字。


……


“啊~ ~ ~ ~ ~ ! !”



不由得,我大声地摸了摸。

没错,这个可爱的白色短袜袜子,
如果有一次,那就是无法摆脱的“诅咒的袜子”……




……


只有第一次,我也有了。
我一直在想“我从来没有拒绝过袜子”……
我马上就要这么做了。

涂涂涂……呜呜呜……

(腿上长痱子,肚子里咕嘟咕嘟的……而且总觉得很烦啊……)
穿着袜子在街上走的时候,我马上就觉得奇怪了。

脚上的痱子比平时多。

的确,我是个很“着急的人”,但还不至于胡涂。
而且,袜子下的脚给人一种随意的感觉,让人觉得很舒服。

(哇……袜子和袜子里的痱子都湿透了……袜子是不会脱的……换上凉鞋吧。

我不喜欢每走一步就被淋上的湿漉漉的感觉,所以决定换上凉鞋……

哇哇哇啊……

(啊,总觉得有一股奇怪的气味……)

穿凉鞋的话,空气会对脚造成凉意,稍微有点不舒服和不舒服……
但是这次,我闻到了一种奇怪的气味。

总觉得有点酸,是一种像痱子一样的奇怪的味道。

我原以为附近会有什么垃圾,但很快就发现了气味的来源。

啊,啊,啊,啊……
(……难道这是我脚的气味??)

是的,这个气味是从我的袜子下的脚发出的!
穿鞋的时候虽然不知道,但是因为穿了凉鞋,脚和袜子向外翘,所以气味也泄露了。

脚不喜欢被周围的人知道,我慌慌张张地跑进了厕所……

一推再推……
慢慢地,慢慢地……

(嗯,还是太差劲了,不好意思啊……)
在这个没有隔阂的地方,我那双袜子的脚不会被晒伤,反而越来越长痱子和痒痒……
但是,如果穿钉鞋的话,脚的气味就会被发现,所以只能继续穿钉鞋。

哇~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
“呜~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ !”

我很讨厌努尔空和穆雷,当我一个人回到房间时,我立刻脱了鞋。
气味比刚才更浓烈了。
一定是因为库兹的气味一直堆积的缘故……

(对了,用水冲吧!)

我立刻穿着袜子,把淋浴贴在脚上,想把痱子洗干净。
可是,不知怎么的,水被胡涂的水泼了,完全没办法继续下去。


是的,这个袜子不仅不能脱。
试着看一下袜子的“地位”,正因为是“被拖慢的袜子”,所以才会有“特殊任务”!

【脚汗增加(不舒服)】
本来我是个很着急的人,自从穿了这个袜子,我的痱子就变大了……
龟壳里又像污垢一样,袜子没穿完的痱子,像水滴一样滴落在表面上……
托您的福,尤其是长痱子的脚趾和脚趾之间,总是用痱子摩擦。

【常时蒸汽(不熟)】
这个袜子,总觉得暖暖的。
痱子粉和暖水壶的温音混合在一起,简直就像袜子里面洗桑拿一样……
那个不伦不伦,让我很不舒服。

【脚臭凝聚】
而且,连气味也比平时更浓烈!
酸酸的,好像有什么“散发”出来的奇怪气味,即使不特意靠近脸,也会发出刺鼻的气味。
这样的气味,如果是从我的脚发出来的话……我很高兴,不能在家里用手擦鞋。



我终于知道了这个“被拖延的袜子”的可怕……
明明是这样的袜子,竟然不能脱! !

干煸! !

“嗯,讨厌啊! !”

无论如何,我都想把这个袜子脱掉。
可是,把狗狗的狗狗抓得乱七八糟,一拉一拉的,没有袜子的狗狗连一条皱纹都不会
作为“最后的主人”,用手中的小刀将其打碎吧!我想说:
这又是一股不可思议的力量在起作用,好像在沥水,又好像在沥空气……
简直就像逍遥法外一样难以对付……

这就是所谓的“无药可救”。

“怎么办……怎么做啊! !”

结果,我在一个星期内
用痱子把努尔努尔的,又暖又硬的袜子穿了一遍。




……


我的意思是……
我受够了,受够了,受够了……
乱糟糟的……

“脚尖又开始不舒服了……”

袜子就像一下子收紧整只脚一样合身。
托您的福,即使是袜子,我的脚的形状也能看得很清楚。
特别是脚尖,虽然也有袜子被痱子濡湿的原因,但是脚趾和指甲看起来很明显。
好像穿着薄薄的“长筒袜”……

因为贴得太紧,痱子和姆莱都不舒服。

弯弯曲曲的……
你、你、你、你……

“脚趾是痱子啊……”

我把袜子里的脚踩得软绵绵的,弯弯曲曲的,磨磨蹭蹭的。
这样一来,空少就会变得少一点。
但是,手指和手指之间的痱子会发出滑溜溜的声音,发出一股刺鼻的气味。
我很生气,虽然我很生气,但是如果不这样做的话,就会很生气,很生气……

“我的脚……哇,真黑啊!好脏啊……”

是痱子的原因吗?还是因为一直穿不下去了?
袜子下的脚,就像我的脚的形状一样“漆黑”地皱着。
袜子是白色的,所以更脏。
也许正是因为这个原因,我穿着袜子,走在家里的地板上,就会有一个僵硬的脚背。
是的,这都是我的痱子……


“嗯……呜……呜……谁啊……救救我啊……! !”
我自己也知道,没有这样的东西,作为“小偷”是很可怜的。
但是,一定会想要失去这种东西的! !

“我为什么会遇到这种事呢?”
“为什么会穿这种袜子呢?”
“为什么?为什么?”脑子里充满了这样的想法,更没有我了。

滑溜溜的…滑溜溜的……
我的名字…口主……
自家人